新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。
さて2020年のテーマであるが、今年のコンセプトは 「BACK TO BASICS」
直訳では「基本に立ち戻る」であるとか「原点に回帰する」といった意味で使われる
ことが多いのだが、まさに自分のフィッシングスタイルを原点に回帰させていきたい。
どの地点まで遡るか?と言えば、自分のヒストリーとしては2013年のシーズンの
マインドへと戻っていく方向性である。
自分の中でこの2013年というシーズンは、アルミボートを入手した最初の年で、
御近所リバーをベースに様々なフィールドへとトレイルをスタートさせていった年だ。
昨年、再構築してきた自分のトレイルでは、御近所リバーの釣行比率が再び上昇
してきており、本年もその流れを踏襲していく方向になるだろう。 …という内容は
すでに昨年の11月末くらいにはこの 「BACK TO BASICS」 のコンセプトは
自分の中では固まりつつあった。
ハイプレッシャーなメジャーフィールドでのゲーム。そしてトーナメントでのゲーム。
それらを中心にスキルを磨くための釣行に比重を置いてきたのだが、今年は一旦
そのコンセプトはお休みする予定だ。本来、バスフィッシングというジャンルの釣り
は、広義的な 「釣り」 というレジャーの中でも最もアンダーグラウンドなジャンル
なのである。今日も 「池の水全部抜く」 で、バスやギルは外来魚として駆除対象
となって放送されていた訳だが、世の中では我々が喜んで釣っているブラックバス
という魚はやはり悪者として認識されているのである。ただ、我々愛好家の間では
ある種の競技であったり、それなりの規模のビジネスとして成立していたりする所
があるのも事実としてある訳で、自身の主観だけでなく、世の中からブラックバス
という魚に対する一般的な認識がどう見られているのか?ということも頭の片隅に
入れておきながら、自分のやっている釣りを客観視することも大切なことだ。
自分の 「原点」 は、やはりバスフィッシングはアンダーグラウンドなゲームを
楽しんでいる、という事。 例えばスモールだって、今ではどこでも釣れてしまう訳
だが、業界関係者はいまだにそこには触れないようにしてたりする訳だ。 正直、
自分はそれはバカバカしいとすら思っている。 時に、ラージを好んでスモールを
嫌がるような表現をすることが正しい!かのようなブログ記事とかを目にする事
もあるが、自分はそうは思わない。スモールの釣りも大好きだし、別に関東近郊
の河川に居るスモールを狙って釣るゲームだって大いに楽しめばいい、と思う派
である。でも、もっと大きく言っちまえば、世間から見たらラージでもスモールでも
外来種なんですよ、っていう事。 つまりはどっちもどっちでアンダーグラウンドな
フィッシングをやっている訳で、その世界の中では何が正しいか?という議論すら
たいした意味をなさない、と思っている。
そんな自分の 「原点」 すなわちアンダーグラウンドな釣りを楽しむ、という事。
今年は、アルミボートを手にした最初の年のマインドに戻って、ラージもスモール
も狙える限り狙っていく、そんなシーズンにしていきたい、と思う。
おっといきなり元旦の記事から辛口コラム的な感じになってしまったが、まあ
実際にはあんまり気張らずにやりたいように楽しんでいければ、と思っている。
年始の始動予定は8日を予定しているが、週間予報ではなんと雪…汗 無事
に初釣りに行ければよいのだが…。 それではまた!!