通算カウント65回目(ワカサギ含めると66回)の2019年の最後は三島ダム。
年末恒例カズカップに参戦するためである。今年は3月と6月に2回来ただけで
3回目となる三島ダム。ここ最近の情報ではとにかく釣れていないらしい。
YZW君と2人、気合いの階段降ろし。やってやれないことはないが、あと1m
減水したらもう無理だろう(笑) セッティングして沖に出ると水温9.3℃。集合
はロッジ桟橋、ということだったが、ロッジ側の人がみんな石井ボート前まで
来ちゃったので結局そこでスタート挨拶。
7時ちょい過ぎに一斉スタート。 今回は14艇15名となる過去最大規模の
年末カズカップ。ルールはキーパーサイズ30cmのリミット1本での長さ勝負。
現状ライブウェル使用ができないため、スケールに乗せてカズカップカードと
一緒に撮影して申告するデジタルウェイイン方式である。 帰着は14時KS沖。
今回初めましてはサブイズムさんことサブさん(厳密には初めましてではない)
とおっさんさんの同船の方。他のメンバーは久しぶりに会うメンバーも含めて
全員顔見知りというかお友達。この仲間達が最高にイイところは、ホントに半年
ぶりとか場合によっては1年ぶりに会ったりしても、まるで先週も会ってたかの
ような居心地感でトークが弾んでしまう居心地の良さがあるところである。これ、
自分個人的には仕事上の同僚とか同期とかではあり得ない事なのである。
しかしそこは一応大会形式なので、競技時間中は腹の探り合いだったり、
ガチで獲りに行ったりと真剣モードである。
ルール上、一発勝負な訳で、もしシャローからデカいのを1発獲れたらそれ
だけで勝てる、というそんな状況であった。とはいえディープでしっかりキーパー
を獲っておいてからそれに切り替える、というのも重要なプランのウチである。
自分の狙いはともえ周辺から最下流までのエリアでまずはディープ戦略。
Tチャー氏、KINGさん、YZW君が最初にともえ周辺に進み、Tチャー氏は更に
進んでいった。ともえの近くにあるワンド入り口周辺が狙い目ということで、
KINGさんとYZW君がダウンショットでやり始めた。自分も周辺でやっていると
いきなりKINGさんにFISH!!
しかしこれが28.9cm(笑) キーパー30cmルールというルールに泣く魚。
自分は水深9.5mの掘れている場所の上空にボートを浮かせていたが、
ボトム付近にチラホラバスが映ったり消えたりを繰り返すような映りが出ていた。
そこでレッグワームを真下に落とし、上下に軽くバーチカルシェイクを入れている
と、ヌーーーーッと重たくような感触があったのでフッキング!!
とりあえず今年ラスト釣行のバスがキターーーーーッ!(織田裕〇のマネする
芸人風)
デカいか小さいか良く分からないけどとりあえずネットIN!
オーケー、キーパーはあるだろう!!
規定にのっとりメジャートレーに乗せて携帯で撮影。 別にまだ送らなくても
いいんだけど一応カズさんとの個人LINEには送っておいた。 35.0cm!!
ナイスキーパーである。 ここ最近通っているメンバーによると、35cmでも
かなり良いほうだ、とのこと。 そのくらい難しいようなのだ。
でもって目の前で35cmを釣ったもんだから木更津の男がうるさくなった(笑)
この時の話、半年くらいは繰り返し言われそうだ(笑) G・YZW君はその後少し
離れた場所で自分とタイの35.0cmをキャッチした模様。
本命で見積もっていた最下流エリアへ行くと、ピンチーニョ氏も来ていた。
ここでは二人話しながらやるもノーバイト。 6mくらいに映るんだけどな…。
その後リトマフラット近くの7mテーブルで1バイトあり、フッキングすると水中
でグングングン…と3秒くらいいったけどスッポ抜けてしまった。さらには4m
くらいの浅目のレンジを攻めていたハンターがバスを掛けるも沈み枝に化け
てキャッチできず…。 パッと見デカそうではあったのでもったいない…。
よもやディープをやっても35cmを入れ替える魚を獲る自信はないため
ここからはシャローカバーメインに切り替える。 島裏の川筋にあるレイダウン
を撃ちに行きたかったので島裏へ入ると、途中の越冬場所のフラットでTチャー
氏がタコ粘りをかましていた。が、なんとこの場所でキーパーを2本キャッチ
した、とのこと。事前にプラもしていて場所を絞り込み、今日に繋げている。
さすが春のKINGカップ覇者である。
奥のレイダウンは当然のごとく何もなく、リトマフラットへ戻ってくると、今度
はムラさんとSさん、あまさんと一緒になる。ここでもムラさんのライブスコープ
にはバスが映りまくっているし、自分の魚探でも6mのフラットには多数の魚が
映っていたのだが、何をやっても口を使う感じにはならない。
そうこうしていると11時。帰着まであと3時間だ。なんとカズさんからサイズ
は不明だが、シャローカバーから獲った、というLINEが送られてきていた。
これはディープをやってたらまず勝てないだろう。ちゅうじさんは「豆しか釣れ
ない」とグループラインに流していたが、おそらくこれはブラフだろう(笑)
意を決して左の川筋に入ってみる。
こちらはヘラオカッパリストレッチの近くに新しい大崩落が多数できていた。
いい感じにゴミも溜まっているのでテキサスでじっくりと撃っていくが無反応。
そういえばカズさんもSTMさんも見ないな…。どうやら右の上流エリア中心で
攻めたらしい。特にSTMさん、ディープでおんなじようにダウンショットの釣り
をやったらあっさり釣ってくるだけのスキルは持っている強者だが、それを
捨てて上流勝負に出たところが男らしい。最上流で50UPを2匹ほど見たと
いう。そう、上流の魚はデカいけど痩せてることで有名だが、今日のルール
は長さ勝負なのでガリクソンでもいいから長いのを釣った人が勝ちなのだ。
12時30分、左の川筋作戦が失敗に終わり、本湖に戻る途中、おっさん
さんペアに遭遇。2尾キャッチして1尾はキーパーだという。しかも岩盤撃ち
とのこと。スゲーなあ…。それが何cmか聞くのは怖かったので聞かず(笑)
結局帰着場所周辺でディープフラットでダウンショットをやり、タイミングを
見てワタナベ桟橋周辺の立木をパワーフィネスで撃ったりするがバイト無し。
再び帰着場所に戻りダウショットをやっているとカズさん、テンさんらが徐々
に戻ってきた。で、あともうちょいで帰着の14時、というところでカズさんが
「あ、食ったかも」 と言って合わせてスッポ抜けた瞬間、自分のレッグワーム
がグンッと引っ張られてダべリングフィッシュ(笑)
ノンキーだけど、釣り納めの2尾目。 このバスが自分の2019年ラストバス。
で14時に全員帰着。 ひとまず片付けてから駐車場で表彰式となった。
ちゃんとこんなお立ち台まであるのね。 KINGさんの手製らしい。 そんな
KINGさん、今日は数は誰よりも一番釣っての5本? だったけど全てノンキー
という結果(笑) でもKINGさんがシャロー勝負しない、っていうのは相当状況
は深刻なのだろう。そのくらい今の三島は難しい、ということを現している。
で、集まった豪華協賛品の数々。
1~3位は高価アイテム数点づつ。 他はじゃんけんで一人一個。自分は
ドライブスティックをゲット。
で、結果だが…
3位がYZW君。 35.5cmで、朝35cmでタイフィッシュを獲っていたことは
聞いていたが、その後0.5cm入替フィッシュを獲ったようだ。僅差マクリを
かまされてしまったが、まあ35cmクラスをもう1本獲っているのだから流石。
2位がテンさん。 37cm。 朝イチラッシュで3本固め撃ちした中の1本だ。
この男、本当に勝負強い。昨年の年末カズカップ新利根戦が優勝、そして
今年が2位。で、春のKINGカップでも50UP釣ったりしてるし、マジ恐ろしい。
で、優勝がなんと今年もKY主催者優勝(笑) 37.5cmで0.5cm差で天
さんを交わしての優勝である。 カズさんはこれ1尾のみだったそうだが、
シャローからしっかり釣ってきたところはさすがである。今年NBCでも2勝
をあげており、その勢いはとどまるところを知らない。
で、その後は8名で山小屋ラーメン。 KINGさん・あまさん・Sさんは泊まり
でさらに明日もやる、という。 本物の三島ジャンキー達だ(笑)
ラーメン中もその後のコンビニ買い物でも、釣り話は尽きない。みんな本当
に情熱的でアツいし面白い人達ばかりである。結果はともあれ、最高の仲間
達と一緒に最高の釣り納めが出来た事に感謝!!
さて2020年、気持ち新たにバスフィッシングを楽しんでいきたい。とりあえず
新年の初釣りは1月8日か10日どちらかを予定している。それではまた来年!!