バスアングラーとしてスキルアップしたいのであれば、何かしらのトーナメント
に出場し続ける事が望ましい。できれば単発のワンメイクマッチではなく、年間
数戦あるシリーズ戦のものが良いだろう。同じフィールドでのローカル戦或いは
関東近郊を転戦するツアートレイル式、でも構わない。また、カテゴリーはNBC
やJBでも構わないし、それ以外の団体、もしくはオープンシリーズトーナメントで
あってもなんでも良い。が、シリーズ戦として、単発の表彰とは別に年間成績が
しっかりスコアリングされるシリーズのものが良いのである。こういうシリーズ戦
で上位を目指す、という目標を持って取り組むようになると、実に様々色々な事
を考えるようになり、プラクティスの段階から本当に色々な事をシミュレーション
したり、考えたりするようになるからだ。もちろん大会当日も様々な事を考えて
集中して釣りをするようになる。この作業を繰り返すことこそが上達に繋がる。
…という考え方は、自分としては昔も今も変わらないし、この先も変わらない
と思っている。2018年までのシーズンは、この考え方をベースにトレイルして
きた訳だが、2020年の釣行コンセプトとしては、一度この考え方を休ませる
方向になってきた。どういうコンセプト・テーマで2020年をトレイルしていくか?
については、2019年シーズンを通して、改めて再構築してきた形の延長戦上
となる訳であるが、その詳細についてはまた毎年恒例の元旦挨拶で伝えたい。
振り返れば2019年は、個人的にはかなり激動な年であったが、2020年も
さらなる激動が待ち受けている、と予想している。それはそれで激動を楽しめる
ようにやっていければ、最高なシーズンとなるであろう。
さて、本日の釣行。
久しぶりにスモールが釣りてえな~、と思って某実績河川へ行ってみたが
久しぶりに行ったので現地手前で道に迷い(今回もか?)、予定よりも20分
くらい遅く到着。すでにかなり明るくなってしまった7時ちょい前からゲームを
開始した。プライムタイムは完全に外してしまっている… 出遅れた…。
写真で分かるだろうか? 霜柱バリバリである。 土なんてものがほとんど目で
見えるところに無い東京都心に住んでいる人間からすると、こんな霜柱でも珍しく
感じてしまうのだ。案の定、早朝のうちは今年初めてとなるガイド凍結となった。
過去に実績のあるゾーンで、少々立ち位置を変えながらメインはスモラバ
でドリフト釣法。立ち位置をほんのちょっと変えるだけで、トレースするライン
が変わるので、すこーしづずでも動きながらやったほうが良い。
ところが、なんと2時間経過して9時近くなった時点でもいまだノーバイト。
こりゃヤバいぞ!?なんとかしなきゃ…。
とはいえ、今日は完全に実績ポイントは外してしまっているのは事実だ。
思い切ってちょっとだけ場所を変えてみることにした。この川の中でも全く
初めて触るストレッチとなるが、水中の状態からなんとなくポテンシャルを
感じるエリアであった。
現地は結構晴れていて、ようやく暖かくなってきた感じであったが、まあ
こうなると冬は釣れないタイムになるんだよな…、と半分諦めかけていた
9:25!
ドリフトさせて下流に流れていたスモラバに
コンッ!
と明確にバイトが出たのでフッキング!!
と同時にグングンという重量感を伴うファイトが始まった! よっしゃ~!
まあまあサイズか?水かきれいなので沖で暴れ回っている姿が丸見えだ。
どうにか足元まで寄せて、ランディングネットでキャッチ!!
イエーィ! 使ったスモラバはENO'Sスモラバ0.4㎜モデルで、トレーラーは
ゲーリーファットシャッドの黒とピンクのツートン。なんでこんな変な組合わせ
なのか?というとはっきり言ってただの適当(笑) 単純にファットシャッドの
グリパンの消費をセーブしておきたかったから、というただそれだけの理由。
ちなみに喉奥からピンクのワームが見えてたのでペンチで取り出してみると
センコー2インチのバブルガムピンクであった。フックは残っていなかった。
いいネ! ジャスト40cm、960g。
その後、10時30分頃まで粘ってみたが、バイト無し。エントリー場所に近い
ポイントに戻ってきたところ、1回だけバイトっぽい感触があったがスッポ抜け。
腹も減ってきたので撤収することにした。
帰り道、国道で渋滞にハマり、トロトロ走っていると、歩道からこちらに手を
振っているスーツ姿の若者が居た。誰だ?と思ったら、魚けんさんつながりの
N君であった(笑) ま、ボート積んでりゃすぐバレるよね(笑)どうやら彼の職場
の前を通過していたらしい(笑)
そんなこんなで2バイト1フィッシュ。ちょっと物足りないけど久しぶりにスモール
をキャッチできたので良かった。次回は本年最終戦、カズカップ IN 三島ダム
である。おそらくデコるかとは思うが、仲間達に会うのが楽しみだ。 ではまた!