中1日で迎えたTKK第2戦。 今回の目標として自分の設定重量は3本2800g。当然

 

 そのスコアならお立ち台にはならないが、年間成績を考えた時には、1戦・2戦の合計で

 

 5kgとなり、初戦のアドバンテージを生かしつつ、余裕をもって最終戦を迎えられる数字

 

 になるからだ。 もちろんチャンスがあればお立ち台入りも狙っていくが、そうはいっても

 

 2800g釣るっていうのもそんなに簡単な事ではない。 実際、プラでは3本でキロにすら

 

 満たないレベルのスコアリングであった。唯一チャンスがあるとすれば、昨年同時期に

 

 開催されたシンザンカイの高滝戦で炸裂したあのポイントの釣りが、今日機能すれば、

 

 間違いなく上位にはいける。

 

 

 

 

  朝5時15分頃に到着し、カズさん・YNさんが準備を終えた後に自分も準備を始める。

 

 次週の日曜日はシンザンカイの高滝ペア大会。 そのため、シンザンのアングラーの姿

 

 もちらほら。 来週、自分のペアとしての相方となるYさんも、プラも兼ねての緊急参戦。

 

 開会式もあっさりと終了して、ちょっと早めの6:35に競技開始。13:00帰着の3尾リミット

 

 の総重量がレギュレーションである。 D桟橋1番フライトで、一気に例のポイントへと急ぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  朝は霧雨が降る中でのスタートとなったが、ほんの一瞬だけで止み、その後はただ蒸し

 

 暑いだけのローライトな一日となった。 すでに先行して出ている大会以外のアングラー

 

 が数艇付近に居たが、自分のポイントは空いていたのですんなりエントリー。さらに上流

 

 へと向かうボートがパスしていった程度のプレッシャーであった。 これならば、居れば

 

 確実に釣れる…。 桟橋周辺の水温は25℃で、その後本湖は終日ほぼ25℃だったが、

 

 自分のポイントは22.6℃。 気持ちちょっとだけまだ低い感じ…。 

 

 

 

 

 

 

 

 

  が、定番のENO’Sスモラバ+ファットシャッドのグリパンでしつこく攻めてみるものの

 

 バイトが無い。 良く見ると水もかなり濁りがきつめであり、おまけに微妙に逆流している

 

 のが分かった。これ、おそらく放水が止まっている、と思われる。このポイントは少しでも

 

 いいから下流に向かっての流れが出来ている時のほうが圧倒的に釣れるデータがある。

 

 

 

 

 

  濁りが強いのでスモラバを止めて、マイティストレートの黒のダウンショットへチェンジ。

 

 これ、最近使い始めたがかなり良い。本当ならばスワンプミニで黒があれば最高なんだが

 

 メーカーHPには黒のラインナップの記載はあるものの、おそらくすでに絶版と思われる。

 

 それについてカズさんと話していたところ、「いいのがあるよ」 と教えてくれたのがマイティ

 

 ストレートである。シルエットといい、カラーといい最高なんだが、スワンプミニよりはやや

 

 ボリューム感があって少しだけ長い。それがハマるのであればベストだし、それだと違う

 

 のであればやはりスワンプミニをセレクトすべし、となる。 

 

 

 

 

 

 

  ボトムでシェイクを続けていると、ガツッ! と何かに捕まったかのようなバイト! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  思いっきりフッキング! 

 

 

 

 

  ファーストフィッシュ、いいファイトをしてくれたが、なんとかネットイン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

  いい食い方だ。 ナイスマイティ! 

 

 

 

 

 

 

 

  これが1尾目、1050g。 デコすら覚悟したくらいの厳しいプラだったからこそ、この魚

 

 のキャッチは朝からシビれた。 このポイントは魚の出入りがあるので、タイミングをとって

 

 入り直せば別のバスが入ってきて食う可能性がある場所だ。 昨年は2尾リミット戦だった

 

 が、大会中に何回も入り直して合計6本、すべてキロ以上でキャッチできた場所であった。

 

 ひとまず水の状況が良くない中、本当に良く食ってくれた。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  入り直しのためにわざと場所を空けるため、一度近くの豆の村へと行って時間つぶし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  さすがにここではスワンプミニを使った。 

 

 

 

 

 

 

  チビを2本キャッチしてとりあえずリミットは揃う。 ただ、このポイントではこれ以上サイズ

 

 アップはのぞめないので、再び自分の本命ポイントに移動する。 ところが何にも起きない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ちょっと古敷谷の上流でも見に行ってみるか? と川を登ってみると、金曜には居なかった

 

 場所に3尾ほどのバスが見えた。スモラバを投げると、キロくらいのヤツがスモラバを追って

 

 沈んでいくが、結局食わないまま…。 さすがにここの見えバスはちょっと難しい…。

 

 

 

 

 

 

 

  で、本命ポイントに戻る。 朝釣ったのはマイティストレートだったが、この時はスモラバ

 

 を使った。 するとさんざん撃って何にもなかったゾーンで、スモラバのフォーリングだけ

 

 でバイト!! 

 

 

  

  これが4尾目、そんなにデカくはないが、間違いなく入れ替わる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  で、写真を撮影するのを忘れてライブウェルへとブチ込んだが、この魚が450gほど

 

 あったので、豆2匹のうちの小さいほうがこれで入れ替わり確定となった。 これはこの

 

 ポイントに出たり入ったりをやり切るしかない。あともう1本キロ超えが獲れれば展開は

 

 だいぶ楽になるはずだ。 

 

 

 

 

 

  そうこうしていると、11時過ぎに相方Yさんから1本釣ったよ! とのメールが来た。

 

 良かった良かった! それもキロ以上あるらしい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  その後、12:25までノーバイト…。 さすがに帰着のことを考え、桟橋周辺をチェック

 

 しに行く。 途中、カズさんと会って話したが、かなり苦戦している模様…。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  鳥居沖でニゴイのバイトは沢山あるもののノラーズで、結局13:00に帰着して帰着

 

 報告を行った。すでに検量が始まっていたが、3kg超えのコールが数回聞こえたような

 

 気がする…。

 

 

 

 

 

  結局、超最低限の守りとなってしまった。 気持ち的には攻めてはいたのだが…。

 

 さすがにもっと暑かった昨年とは、状況が少々違う、ということなのだろう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  絶対3kg以上釣ってくるだろう? と思っていたカズさんがまさかのやらかし…汗

 

 

  バラしまくりで1本のみだったそうだ。

 

 

 

 

 

 

  Yさんも追加ならずであったが、ナイスキロ超え!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  自分、3本1740g・22位で第2戦を終えた。 ひとまずダメダメだったプラよりはマシな

 

 状況まで持っていけたのは最低限のディフェンスであった。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  今回の戦利品は…

 

 

 

 

  久しぶりに米! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  …を乗せたまんま

 

 

 

  大会後の残業スタート(笑)  自分、長年TKKに出場しているが、大会アフターで釣りを

 

 したのは実はこれが完全に初めて!笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  コンッ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  あら、あっさり釣れちゃった(汗)  850gであった。 大会中に欲しかった魚だなあ。

 

 

 

 

 

  スワンプミニを使い切ってしまい、ここでもまた温存していたマイティストレートを投入。

 

 かなり浅い位置でボイルがあったので、そこに向かってキャスト!!

 

 

 

  測ってないけど、おそらく400gくらい。 やっぱりマイティストレートも良く釣れるね! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  優勝は3700gちょい。お立ちはTさんからで3240gくらいだったかな?自分は2戦計

 

 でなんとか4kgまでにはなっている。が今回上位だった人達が最終戦で普通に3kgとか

 

 釣ってこられちゃうと、年間もあっさりひっくり返されてしまうため、9月に入ってからは

 

 自分も練習量を増やしていくつもりだ。 それではまた!!