先日ある方から、「えのちんさんってどこのフィールドが一番好きなんですか?」と

 聞かれ、すぐに答えることができなかった。と言うのもどこが一番好きかとかそういう

 ふうに考えたことが無かったからである。自らの意思で選んで釣行するフィールドなら

 全て「好き」であり、その好き度合いに差は無い、ということなのだと後からゆっくり

 考えてみてそう思ったのであった。



  もちろん相性の良し悪しや季節にもよったりするが、得意・不得意があるフィールド

 等々あるし、すっかり飽きちゃって行かなくなってしまったけど嫌いではない場所など

 もある。難しいし相性が悪いけど時々行きたくなってしまう場所もあるし要はその時の

 気分なのだ。最近は非常に少なくなったが、オカッパリのフィールドももちろん好きだ。

 マイブーム的に同じフィールドに頻度良く通うこともあるし、初場所チャレンジだって

 時々やってみたりもする。 



  これは、確か昨年くらいだったと思うが、「ホーム」という定義を自分のマインドの

 中から外したことが大きいのかと思う。最も近い御近所リバーでさえ、ホームであると

 いう概念を持たないようにして取り組むことに変えたのだ。一時、謎の川を心のホーム、

 神秘のダムを魂のホーム、みたいに書いていた時期があった。もちろん書いていた当時

 は本当にそう思って書いていたのだが、フィールドに対して特定の凝り固まった概念を

 もたないようにして、よりフラットにゲームを展開したいという想いから、全ての場所

 において、ホームあるいはアウェイという概念を捨て去ることにしたのである。





  



  だが、明らかに「嫌いなフィールド」はある(笑) 


  




  今日の釣行はまさにそんなフィールド。 苦手であり、相性も悪く、かつ嫌い(笑)


























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  言わずと知れた難攻不落のデスリバーである。 次週、毎年ゴールデンウィーク恒例

 となっているKINGカップ IN デスリバーが開催されるのだがそのプラクティス

 である。スロープに到着したのは2番手であり、先行はカズさんであった。すでに例の

 ストレッチを撃ち流している。 



  
  今日は本来なら釣行予定ではなかったが、カズさんがデスリバーでやる、というので

 仕方なく半日くらいやるか! ということで4時に起床。なにしろ25日には元の部屋

 の電気・ガス・水道が止まってしまう訳で、引っ越しをそこまでに間に合わせなければ

 ならない状況である。おおよそ8割方は終わってはいるのだが、元の部屋の清掃はやや

 大変…。もちろんクリーニング業者も入れるしリフォームも入るのだが、そう言っても

 ホコリまみれのまま出ていくのもどうかと思うからだ。














  …で、準備をしているとカズさんの知合いのTさんという方が来た。我々と同じく

 WP298を所有している都内の若いアングラーである。








  水温は17℃。午後には18.5℃まで上昇した。 












  ひとまず出船して対岸のテトラ帯でのテキサス撃ちから始める。 




















  ツツーッとラインスライドがあったが、スッポ抜けてしまった。













  フォローでその場所にスワンプミニのダウンショットを入れると、3投で食った。























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  けど、小さい。 1尾目、450gであった。 














  そうこうしていると木更津のオッサンが登場。なんでも昨日は三島で2kgUPを

 仕留めているそうだ。ちゅうじさんとかぶちんさんのタンデムにも遭遇したとか? 
























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  カズさんとTさんはトークに夢中(笑) 実際、釣りしているよりも浮いたまま

 トークしているほうが長かったのでは? というくらいであったが、ちょろっと竿を

 振っただけであっさりバカデカいのを釣ってしまうカズさんは相変わらずのド変態で

 あった。オマケに暴言炸裂、「なんだよオイ、この川簡単じゃねーか」を連呼… 




























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  2尾目、750g。 まあまあのレギュラーキーパーである。 ただ、これを3尾

 集めてもおそらく3位か4位だ。来週の本戦はKINGさんとカズさんは外さないで

 持ってくるだろう。 2kg近いクラスも誰かが1本は持ってくるはずだ。 












  ちょっとだけ上流の様子を見に行ってみることにした。 















  DBDのちょい先まで行ったが、自分的にノーな感じなのであっさり引き返し、戻り

 はハイカットDRでの護岸流し。高速下あたりでプルンッといったので何かと思ったら






















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  バスであった(笑) 3尾目、未計測。 

















  で、メインエリアに戻るとカズさんがデカいのを釣った、と言っている。KING

 さんもいいのを獲っているそう。二人とも共通しているのが「まず小さいオスが居て

 その下にメスが居る」とか言っているのだが、自分にはさっぱりバスは見えない。







  そうか…わかったぞ? 
















  おそらくこの川のバスはRGの人にしか見えないのだろう(笑)というのは冗談だが
























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  11:30に4尾目の500g、12:30に5尾目の700gをキャッチ。

 上3尾で2kg弱、といったところか。ブラインドでこのアベレージサイズを釣る

 ためのレンジやゾーニングはなんとなく把握はできた。昨年の同時期よりは理解が

 できているように思う。やはり何事もプラっていうのは大事なんだな…。 















  そうこうしていると、木更津のオサーンが極悪非道フィッシュ。
















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  ズドーンと1700g…!  やはり恐ろしい男である。 この時期にどこにバスが

 現れるかを全て把握しているだけある。主催者ながら優勝筆頭候補であることに間違い

 ないだろう。次点でカズさん、といったところか。 

















  13:30、バッテリーが虫の息になったため、自分だけ先に上がることにした。

 一応予備のバッテリーも車にはあったが、キリがいいので帰還。15:30には自宅に

 戻り着いた。ブログを書き上げたら、引っ越し作業の続きである。
















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  さて、毎回ドン尻なスコアで終わるキングカップ IN デスリバー。 今年は一応

 ちゃんと練習したんだから、せめてリミットメイクくらいはしたいよね。それではまた!