火曜日と水曜日は連休であった。月末からの仕事続きのことを考えると、火曜日に釣行

 して水曜日はゆっくりするのがベターであったが、火曜日の朝4時に起きた時点では爆風。

 現地エリアの予報を見ても終日爆風であり、翌日が平穏という予報になっていたため火曜

 の釣行は敬遠して9時くらいまで寝ることにした。




  で、結局今日の水曜日に釣行となる。




















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  選んだステージは豊英ダム。理由は特にない。ただなんとなく豊英に行ってみたくなった

 というだけのことだ。というか房総6湖の中でも、実はもっとも経験値が少なく、情報量も

 少ないのがこの豊英ダム。過去5回程度しか釣行したことがないが、一応今のところすべて

 バスはキャッチできているので、今日もなんとかなるだろう、という目算で現地へと向かう。















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  セッティングを済ませて魚探の電源を入れると水温は6.6℃。まあだいたいこの時期の

 平均的な水温だろう。一昨年の戸面原、三島のレンタル解禁よりも先だって解禁されている

 この豊英ダムは、唯一解禁後にワカサギの放流を行っている、という。それが何回やったか

 やどのくらいの量を放流したのか?とかの詳しい話はまったく分からないがその影響なのか

 ディープでも40UPで太ったバスが釣れることがあるという。








  そんな訳で今日はディープ半分・シャロー半分の比率で攻めることにした。ひとまずは

 秋に魚けんさん達と来た時に反応が良かった左の上流へと行ってみる。今日はヘラ師5艇

 バサーも5艇という出船状況で、ヘラ師さんのほとんどが川の合流点付近に陣取っていた。

 この時期はどうやらこのエリアが鉄板らしい。で、自分以外のバサーはどうやらそこそこ

 通っているような感じの人達であったが、皆さん下流へ。誰も川を登ろうとはしない。












  川筋でもディープフラットで良さそうなところはレッグワームのダウンショットで流す

 も無な感じ…。さらに上流に進み、水没ブッシュが連続するエリアではパワーフィネスで

 じっくりと攻める。























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  …が水温5.5℃…。 








  今日は風がないので体感的には寒くないのだが、なぜだか足のつま先と手の指先が

 ジンジンするなあ、と思っていたらそれもそのはず。ガイド凍りまくりで9時くらい

 までは氷点下であった。10時くらいからようやく太陽の恩恵がはじまってきてやや

 過ごしやすい感じに暖かくなってくる。












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  写真のようなプチオダを見つけてはダウンショット投下。引っ掛けてロングシェイク

 したりもやってみたが、まったく食ってくる感じがしない。 



















  11時くらいに一度本湖へと下ってみた。 





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  本湖は場所により水温が8℃近くある場所もあった。といっても表面だけの水温だと

 は思うが…。 ダムサイト付近の広大なフラットのエッジの11m部分にベイトっぽい

 映りがあったのでそこでじっくりと粘る。メタルとダウンショットでチェックしていく

 が、ここでも何も得られない。過去、1月に豊英に来た時は8mくらいが一番釣れたが

 ワカサギが入ったとなるとワカサギのレンジにバスも合わせてくるため、10~12m

 くらいがメインレンジになってくるのでは?と考える。が、そのレンジを中心に攻めて

 みてもバイトすら得ることができなかった。





  奥のフラットでもダメで、仕方ないので岩盤側のカバー撃ち。30cmくらい減水

 しているが、浮きゴミがあるところはビーバー黒のテキサスで撃っていく。が、これを

 やっている途中であの鐘を聞いてしまう。














  再びボート屋方面に戻り、途中の竹カバーをパワーフィネスでチェックしてから桟橋

 の対岸にある小さなワンドへ。ここ、構造上越冬場所になりそうな場所なのでじっくり

 ダウンショットで8mから11mくらいのゾーンをチェックするが、これまた無反応…。



  


  水温がある程度上がってきたと考え、再び左の上流のブッシュを撃ちに移動する。

















  ところが水温は6.0℃と、朝から0.5℃しか上がっていない。ただ、ワンチャン

 あるとしたらこの場所、このタイミングしかない… と賭けて、ここでは時間をかなり

 かけて丁寧にパワーフィネスで撃っていく。









  自分のリズム的には本当はテキサスのほうが性に合っているのだが、いかんせんこの

 時期はひとつのカバーをじっくり時間をかけて攻め、口を使わせるしかないためパワー

 フィネスのほうが有効になることが多いと考える。





  午後の15時くらいまでこのエリアで撃ちまくるも無…。













  その後、川を下って合流点まで来ると、ヘラ師の方々が続々帰着していった。周辺の

 シャローをテキサスでチェックしてみたが、バスもどうやら着いていない様子…。ヘラ

 は結構釣れてたんだけどね。さすがにギルもヘラの仕掛けには食ってこない季節だろう。




















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  結局、完全にノーバイトノーフィッシュにて16時に帰着。他の4艇も全員坊主との

 ことで、今日は誰一人としてバスに触ることができなかったようだ。もしかしたら爆風

 の昨日のほうが釣れたのかもしれない。といっても昨日浮いてたとしても、メンタルは

 もたなかったとは思うが(笑)







  そんな訳で、2019年1月の5回の釣行を終えた訳だが、3回坊主でキャッチ2回

 の2本のみという結果に…。仲間達も今年は昨年みたいにはいかず比較的苦戦している。

 今年はどこも難しいようだ。だが、デコってばかりではあるが今やっているこの釣りは

 非常に面白い。釣れない難しさを別の意味で楽しめている自分が居る。こういった想い

 をしっかりとストーリーに残したいから、自分はブログ、というスタイルを貫いている。

 インスタでは伝わりきらない、と思うし、自分の中にも残らない、と思っているからだ。

 おっと、インスタ主軸でSNSをやられている方を否定している訳ではないので誤解なき

 よう。あくまでも自分自身が何を捨てて何を選択しているか?というだけのことである。





  さて、次回の釣行はいよいよ2月のゲームとなる。まだしばらくはデコが続きそうな

 感じがするが、この時期は釣れなくても釣りしているだけで十分楽しいので、1回1回

 のゲームを目一杯楽しみながら魚を追っていきたいと思う。それではまた!