1週間ぶりの釣行となったが、さすがにこの1週間の間で本格的に季節が初冬へと移行

 した印象。12月上旬は季節外れの暖かさで水温も高かったのだが、ここへきてようやく

 帳尻があってきて例年通り、といったところだろうか。















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  当初別のフィールドを検討していたが、今週も戸面原ダムへやってきた。と、言うのも

 前回の釣行の後半でパワーフィネスで3バイト得ておきながら全て獲り逃すというミスを

 やらかしており、今日はその復習とさらにバイトを得ていくための練習を重ねるため再度

 戸面原ダムを選択したのである。 前回の冬場はテキサス1本でやり切れて結果も出たが、

 今回の冬はそうはいかない、と思っている。正直、テキサスのみでは戦い切れないだろう。
 
 シャローカバー攻略のためのもうひとつの武器、パワーフィネスに磨きをかけておきたい。


















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  6:45、朝もやの中出船。 桟橋前の水温は11.7℃であった。 とりあえず桟橋

 の対岸のワンドの入り口の岬に、ウォーミングアップがてらビーバーのテキサスを投げる。

 しかもフルキャストで。 







  そのままズルズル沖へ引いてくると、なんか食ったような感じ! 
















  フルフッキング! 























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  で、あっさり1本目。 カバーでもなんでもないただの岬のバンクに投げただけだ。










  これ、パターン的にアリか? と思い左側の筋へ向かう途中にある岬でもおんなじように

 投げてみた。これもまたややフルキャスト気味のロングキャストで。 





















  コンッ と伝わってラインの軌道が変わったのでフッキング!
























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  あっさり2本目。まだ開始して15分も経っていない。 










  こりゃ今日は楽勝ムードか? と思ったが、さすがに12℃前後しかない初冬の釣行。

 たまたま朝のフィーディング的な動きをしていたバスを岬のシャローで捉えられただけで

 あって、その後は岬を撃とうが立ち木を撃とうがさっぱりバイトが出なくなってしまった。












  左の川筋を進んでいき、大Uターンを折り返して有望エリアに入っていくが、ここから

 青野郎地獄。当然突っ込んでいくが進めば進むほど水温が下がっていき、とうとう9.2℃

 まで低下したため、こりゃないな、と思って折り返すことにした。もちろん生命感は無い。 













  戻ってきて宇藤木橋周辺の竹カバーで丹念にパワーフィネスのスモラバ。ところが風が

 強く吹いてきてしまった。これがやっかいな北風であり、今日はこの冬最初の完全防寒で

 挑んでいるが、それでも体を冷やすような冷たさである。もはや日影に居るのがしんどい。
















  桟橋前を通過する時、魚探にいい感じの映りが出たのでダウンショット。




















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  3本目をキャッチ。 この釣り、やり続けていれば数は伸びることは分かっている。

 でも釣れるってことが分かっただけで十分なので今日のダウンショットはこの1投のみ。

 太陽も上がってきたのでここからはパワーフィネス練習へと徹する。




















  …のだが、風が強くうまくいかない。 パワーフィネスでもっとも重要なことは、ジグ

 の重みが竿先に伝わっていることだ。すなわちラインがピンッと張ってなくてはならない

 訳だが、そのラインが風で浮かされてしまうのだ。当然ながらボートコントロールも風で

 困難を極める。 





  テキサスを放っていくほうがいかに楽か。 実際、今日はこのあとパワーフィネスしか

 やらなかったのだが、テキサスで撃ってれば釣れたかも? という状況はいくらかあった。

 テキサス向きなところでも今日は無理矢理パワーフィネスで押し通した。ジグが落ちない

 厚さの浮きゴミであれば本来ならばテキサスに持ち変えて撃つのが正だが、あえてそれも

 やらずにひたすらスピンコブラを握り続ける。 





  もちろん、なるべく北風が当たらない風裏かつ直射日光が当たっている場所をメインに

 回り続ける。この条件が整っていればこれまであまりやらなかったストレッチでも時間を

 かけて撃ち続けてみた。














  午後の14時頃、過去に何回かキャッチしている実績のあるレイダウンへと2回目に

 入り直した時であった。 











  真下へとグンッと引き込むようなバイト!! 













  フルフッキングをかますと、ガキッ! と木にジグがロック。 よもや魚は着いて

 おらず木化けで終わってしまった…。 
















  結局、パワーフィネスで得たバイトはこの1回のみとなってしまったのである。ただ、

 北風爆風の中でパワーフィネスを操るという練習としては、ある程度成果は感じられる

 ことはできた。ボートのポジションであったり、カバーまでのディスタンスであったり。

 実はこういう事って、ひたすらやりこまないことには上達しないのである。テキサスの

 撃ち流しとはまたちょっと違うパワーフィネスでのリズム。これはこれで釣れなくても

 アプローチを繰り返していくだけだって十分トレーニングにはなる。当面のところ課題

 はフッキングかな。これもまた何回もバイトを得ていくことによってフッキングを繰り

 返して上達していくものだろう。 














  4バイト3フィッシュにて16時に帰着。










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  次もパワーフィネス練習かな?笑  新利根プラは・・・多分行かない(笑)ではまた!