2019年の自分的バスフィッシングの方向性が定まりつつあったさなかに伝わったのが
 
 シンザンカイ個人戦の終了告知。自身の来年のテーマや方向性が、再び路頭に迷いつつ

 あるのが現在の心境である。そんなん深く考えないで楽しけりゃいいじゃん!と言う意見も

 あるが、そうはいかない。釣りを目一杯楽しみたいからこそ、少しでも上達したいからこそ

 毎年何かしらのテーマや目標を設定してここまでやってきたし、それはこれからも同じだ。

 もちろんシンザンカイ以外にもタックルアイランドやH1GPX、のむら平日やトキタ平日、

 NAB、マニアックス、といったシリーズ戦もあるし、NBCチャプターという選択もある。

 ただ、今の仕事を続けている限りはこれらいずれかのフル参戦は物理的に難しい。シンザン

 は変な間隔で間は空くが、逆にそれが自分的にはエントリーしやすかったことが大きかった。

 やはり自身のレベルアップをしていくためには何かしらのシリーズトーナメントに身を置く

 ことが一番望ましいのだが、現状来年はそれがTKKだけになってしまいそうなのだ。




  もちろん仲間とワイワイフィッシングでテキトーに楽しい一日を過ごす…という日も当然

 あってよいとは思う。でも毎回それではダメだし、心を鬼にして鍛錬する日…、把握のため

 に魚探と睨めっこする日…、新しい釣り方を試す日…、武器にさらに磨きをかける日…。

 そういう釣行も積み重ねていってこそバスフィッシングをさらに楽しんでいけるアングラー

 になれる、と思っている。もう十分じゃないか?って?そういう声もいただくこともあるが

 まだまだだ。この求道に終わりはない。



  
  仕事も忙しい日々なのでなかなかゆっくりと考えたりする暇もないのだが、来年の方向性

 についてはもうちょっと時間をかけて考えていきたい。しばらくは路頭に迷ったままでいい。











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  そんな脳内のまま訪れたのは亀山ダム。1月のシンザンカイ初戦以来である。できれば

 戸面原ダムに行きたかったところなのだがあいにく今日木曜日は定休日。亀山ダムは紅葉の

 クルーズ船が出船するオータムフェスティバル期間であり、この間は木曜日も営業するので

 松下ボートへと向かったのである。
 



  公園で準備しているとニャーニャーと鳴き声。 







  ここの住人と化しているブサ子である。ここへ来る度に毎回このブサ子に絡まれながら

 1日がスタートするのが最近の亀山ダムの常である。ちなみにブサカワイイからブサ子と

 勝手に名付けた。松下ボートの飼い猫であるクマと一見似ているが、実は顔も性格も全然

 違う猫なのである。







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  セッティングして魚探をつけると、なんと水温が15℃もある。13℃くらいと予想を

 していたのだが、思いのほか高い感じだ。 












  6:30定刻にスタートしまずは月毛沢入り口のカケアガリをレッグワームでチェック。

 しかし新しく入った沈み枝に引っかかったのみで何事も起きず。柳島方面を見に行ってみる

 つもりで松下桟橋前の6.5mのフラットをドラッギングしながら移動していると、















  ツンツンッ!
















  と竿先にバイトを感じたためフッキング! 小さいけどバスの重量感が感じられ嬉しい

 ファーストフィッシュが上がってきた。






















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  250gくらいか?ネットも要らないサイズであり、3ポンドラインだが抜き上げた。

 でもとりあえず久しぶりの亀山での1本目は嬉しいね! 













  その後柳島周辺でメタルやダウンショット、浅い場所ではハイカットDRを投げるが

 何も起きない。ちなみに気温的にはまあまあ高いのだが、北風が朝から強く吹いており

 これが地味に体を冷やしてくれた。













  これだけ水温あれば朝からカバーでもイケるんじゃないか? と思いパワーフィネス。

 今回もカメラバ4g+ドライブクローだが、カラーは変えてみた。これで松下前のカバー

 を撃つも無反応。




  上流方面へ移動し、普段はあまりやらないのだが、柿の木の手前の左側のストレッチ

 を丁寧に撃ってみることにした。ちょっとした窪みの中にアオヤロウが浮いている所は

 チャンスあり。水深2.4mくらいの上にアオヤロウが浮いているところがあり、その

 アオヤロウをスルッと抜けてジグが落ちていく。










  宙ブラリンの状態でシェイクしているとコンッ! とバイトがあったので合わせる!
















  ッとカメラバだけ戻ってきてしまった。スッポ抜けた…。 









  同じ場所へ再びカメラバを送り込み、念入りにシェイクしていると、またコンッ!! 



















  今度は逃さないぜ! とフッキング! 




















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  8:55、400gくらいだがシャローカバーでのパワーフィネスフィッシュ!!










  これは嬉しい2尾目である。亀山でのパワーフィネスフィッシュはサイズじゃない。

 これで狙って釣った!という達成感があるのが最も重要な事だ。











  その後、笹川の筋を上がってみることにした。

















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  一人オータムフェスティバル(笑) なかなかきれいな紅葉であった。













  


  笹川に入り、沈み物系の場所で4ポンドのダウンショットを入れる。ワームはHP

 シャッドテールのBBF。ここは根がかりしたらヤバいのとバスが釣れても巻かれる

 可能性があるため、深くても4ポンドを使うようにしている。









  水深8mくらいのレンジでシェイクしていると、プンッと引っ張られるバイト!























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 これが9:50の3尾目。これもまた250~300g程度だろう。でも嬉しい。













  最上流まで行っても良かったが、クルーズ船が入ってきたため折り返してカバー

 中心に松下前まで戻ってくる。やはりこれだけ水温があればパワーフィネスでの

 クオリティフィッシュキャッチが期待されるだろう。北風は昼頃に弱くなった。





  川晴ワンドや水産島周辺のカバーを徹底的にカメラバで撃ちまくるが、その後の

 バイトはまったく何もない。押切の入り口あたりにある浮ゴミも狙いに行ったけど

 こちらでも異常無し!さらには鳥居の岬もメタルとダウンショットでやってみたが

 この釣りでもバイトすらない。













  結局、3バイト3フィッシュのみで15時に桟橋へと帰着した。10時前までは

 順調に釣れたのだが、その後がサッパリになってしまった点は今後の課題だろう。

 そそくさと片付けを済ませると、またミャーミャー鳴き声が聞こえてブサ子が車に

 寄ってきた。



















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  帰りはブサ子が見送ってくれた。 軽く渋滞に巻き込まれながら18時に帰宅。 



















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  さて、まだ予定は発表されていないが、毎年恒例1月の五十嵐カップが参戦可能

 ならば今年も出場してみたい、と思う。来年も、何かしらシリーズ戦へのスポット

 参戦か、ワンメイクマッチへの出場等は可能な限りチャレンジしたい、と思う。

 それも含めて、来年の方向性についてはもうしばらく考えていきたい。ではまた!