このところヤバいくらいに仕事が忙しく、今日の参戦も直前ギリギリまで危うい感じ
であった。前日、なんとか調整をつけ、というかこれはリフレッシュしないとダメだな
というくらい煮詰まってきていたこともあって、強引に休んでテンカップへと参戦。

昨年の覇者としてディフェンディング・チャンピオンとなる訳で、参戦しない事その
ものが失礼にもあたる。なにしろ主催のテンさんの仕込みの気合いの入れ様が半端ない
からである。構想1年・準備実行半年レベルで準備されていたかと思う。本当に感謝と
ともに頭が下がる思いだ。
さて、集合場所は牛堀近くのG公園駐車場。


5:20の集合であったが、霧が凄くて低速走行を余儀なくされたため2分前到着
となってしまった。最後におっさんさんがやってきて全員集合。G・YZW君だけが
仕事のため不参加となり、12名での闘いとなる。今回初めましてはかぶちんさんと
SKさん。長らくかぶちんさんとはコメントのやりとりとかでお付き合いはあるが、
対面は初めてであった。
今年はルール変更で、3尾の長さの全長合計。リミットが2から3に変更された。
帰着は13:20に再びG公園。テンさんからのルール説明後、一斉にスタート。
自分の本命は昨年同様、横利根川。 確実にバスが着いているピンを狙うため、
真っ直ぐポイントへと車を走らせる。
今日使用したタックルはエアリアルハイパフォーマンスにイグニスタイプR2505
の5ポンドラインのタックル。全ての魚はこのセッティングでキャッチした。他にもう
1本、テムジンコブラをベイトタックルとして積んでいたが、今日は出番はなかった。
ポイントに着くと少し離れた場所に先行者アリ。というか今の水郷水系では有望な
ポイントに先行者がゼロ、なんていうことはほぼあり得ない。特に週末ならなおさらだ。
自分が降りた護岸の場所は水深30cm程度の激浅となっていたが、それでも足元の際
にスワンプミニのダウンショットを入れていく。 落としてはシェイク、ピックアップ
して1mくらい先に落としてはシェイク。これを繰り返すだけの単調な釣りだ(笑)
3落とし目くらいでラインが沖に動いた。

瞬殺で抜き上げたが、ファーストキーパーは30cmジャスト!

テンカップカードを置いた規定の撮影も済ます。エントリー用写真はスマートフォン
での撮影なので、これ以降は携帯のみで撮影したのでデジカメ写真は撮っていない。
これは横利根だけであっさりリミットが揃うか? と思ったがさすがに次のバイト
はそう簡単に出ない。本命が横利根な事には変わりはなく、ちょっと広くエリア全体
を見て回ろうと考え、まずは八筋川へと向かう。与田セブンでブレイクしてから八筋
をチェックするが、ギルバイトのみで移動。
北利根川の岸沿いの道から見た北利根川は濁流と化していた。濁りもかなり強そう
であり、北利根の水系のポイントは諦めることにした。そんな訳でまずはリミットを
集めるため、チビバス水路へと急ぐ。
水路に到着すると先行者は居なかった。ただ、減水しており少々濁りも入っている
が、目視でもギルだかバスだかが大量に居るのが見える。そこにスワンプミニを投入
すると、1キャスト1バイトの入れ食い状態(笑)


もはや途中で写真撮影は止めたが、1時間もしないうちにバス7匹、ギル5枚(笑)
で、バスは釣れども釣れども14cm。 時々ちょっとだけ頭が出て15cmのと
19cmのが混ざってとりあえず、30+15+19で合計64cmという状態まで
はもっていった。ただ、これじゃーお話しにならない。最低でも90cmにはしない
とならない…。
ちょうどこの頃、テンカップグループラインでは心理攻撃作戦が展開されていた。
その後、加藤洲の水路を経て再び横利根へ戻る。 これが9時過ぎくらいだったが、
太陽が出てきて暑いくらいになってきた。ところがこうなるとバイトが減ってくる。
最初にイーストワン前でシャッドを巻きまくるが無反応。横利根も北利根川寄りの
エリアは水が濁っている。反対の利根川寄りのエリアのほうが水がクリアであった。
イーストワン前は1時間くらいチェックした後、10時に利根川寄りのシネマックス
裏へと移動する。着いてみると沈んでるテトラとか丸見えなくらい水がきれいである。
ここに水深3mくらいある深いストレッチがあり、昨年はそこのボトムで1本獲った
のだが、今日は無反応であった。というかまだバスが深いところにまでは落ちてない
様子。結局スワンプミニでギルを数枚追加しただけだったので、下流の導水管エリア
まで歩いていきシャッドを巻きまくる。

…が、シャッドでもギル…。
ここはかつて関〇学プロが動画で50UPを釣った場所だが、今日はサッパリ
気配が感じられなかった。こっち側はバサーはいなかったが、対岸側はグループで
入っているアングラー達が何名か立っていた。相変わらず水郷のオカッパリは盛り
上がっているようだ。
11時を過ぎ、少し焦り始める。 いい加減15cmと19cmを入替えないと…。
歩いてシネマックス裏に戻ると、昔良く釣れたストレッチに誰もいない。最初に車から
降りた時はデカ台船付近に2名くらいのアングラーが居たので反対方向のまいど裏方面へ
向かったのだが、まいど裏は水深が深いストレッチ。対してデカ台船エリアは水深70cm
くらいでのフラットエリアである。昨年の状況とは違い、今日は比較的浅いストレッチに
バスが居る印象があったので、ここでスワンプミニからスモラバへと切り替える。
護岸際にスモラバを落としてフワフワシェイク…
グンっと真下に引っ張られるバイト!
フッキングを入れるとナイスな走り! 35cm前後だろうか? いいファイトだ。
さすがに大事に行きたいので腰に差していたネットでランディング!!

この魚が36cmのナイスキーパー!ようやく15cmを入れ替えることに成功!
これで30+19+36で85cmになった。この時携帯を見ると11:40
であった。まだあと1時間ちょっとあるので19cmを入替えなくてはならない。
36cmが釣れた場所の付近は当然その後しらみつぶしにチェックしたが、追加
のバイトは得られなかった。
最後に朝イチのポイントへと行ってみよう。
12:30から最後のポイントに入り、朝釣れたパターンを試すもさすがに明るい
時間だとダメであった。というのは水深30~50cm程度でボトム丸見えだったから
である。朝イチ釣れたのはそれでも薄暗い中だったから釣れたのだ。
そうこうしていると目の前に35cmくらいのバスが2尾、フワーッと浮いている!
スモラバではガン無視。スワンプミニにチェンジしてみたが、これもまた無視…。
しばらくやっていると完全に姿が見えなくなってしまった。超ニュートラルな2匹だ。
結局追加バイト得られず13:05のアラームが。 帰着は13:20なのでまた
朝のG公園へと向かうことにした。19cmを入替えられなかったことが悔やまれる。

テンさんの仕込みの最終仕上げと、帰着ウェイイン。テンさんの車の助手席に入り
写真を見せながら申告していくシステム。

で、集計結果が出て、下位から発表…
今回唯一の40UPはなんとテンさんが… BF賞もセルフゲット!笑
テンさんお手製の楯が頂ける入賞圏内の3位にコールされたのはトータルで79.5cm のOGW氏!!それなりに難しかった状況でしっかりリミットメイクは素晴らしい!

で、まだ呼ばれていないのは、かぶちんさんとえのちんの2名の「ちんちん対決!!」
ここは同時めくり発表方式で一気に発表!
なんと!!
かぶちんさんトータル84cmを僅差の1cmかわして自分が優勝!!
テンカップの2連覇が決定した。


いやー、正直19cmを入れ替えられなかったことが確定した時、今年は無理だな…
と思ってはいたが、他の凄腕達が自滅気味だったこともあり、他力本願優勝(笑)
なにしろキングさん、カズさん、岩ちゃんとかも居るし、他も皆凄腕。このメンツに
勝つのは本当に難しいからだ。そんな訳で、景品をどっちゃり頂いて終了。 今年は
なぜだかお酒が多かった(笑) 大量の協賛をいただいたみつさん・ジャパメタさん
そして今日はお名前を書いてはいけないスペシャルゲスト様もありがとうございます。
なによりもこの大会の準備・実行のため本当に時間と労力を割いてくれたテンさんに
感謝申し上げたい。参加者全員が楽しんで帰れるように、というその心意気、本当に
素晴らしくて素敵であり、心から尊敬を申し上げたいと思う。
その後は純輝で辛味噌を食べて解散。残業組はこのあとまたオカッパリしに行くと
いう。本当タフだなあ…(笑) なお、他にも写真は多数あるようであるが、他の皆様
の記事にて参照いただきたい。

なにはともあれ、久しぶりの水郷オカッパリ、これはこれで楽しかった!!ではまた!