週末にTKK第2戦を控えているが、今日はプラクティスではなく別プログラム。
 
 水曜に休み、と言えば魚けんさんとの釣行である。今日の釣行は前回ご一緒した際に

 御近所リバーの河川上ですでに決定していたのだ。









イメージ 1

 
  スマートフォンのカーナビアプリって実際どうなのよ?っていうテストをしながら

 向かったのは、完全初場所となる相模湖である。魚けんさんは2回目だというが仲間

 の方が結構通っているそうだ。




イメージ 2

  
  古くから歴史があるリザーバーであり、難攻不落のイメージが強いため、自宅から

 62kmという近距離にも関わらず、今まで訪れたことがなかったのである。今回は

 日相園さんから出船することにし、AM5時15分に現地へと到着した。実際問題、

 初めて来てみたが、自宅からほぼ1時間ちょうどくらいで着いてしまう近さである。









  トロッコに荷物を積み始めていると、魚けんさんの仲間達と魚けんさんが到着。










イメージ 3


  全員が準備を終えたのが6時くらいだったかな。この時点ではまだ雨はほとんど

 降っていなかったが、釣りをはじめてすぐに本降りとなった。



















イメージ 4

  そう、魚けんさんとの釣行といえば基本雨(笑) 晴天だった経験のほうが少ない

 かもしれない(笑) 魚探の電源を入れると水温は21.5℃。










  さて、相模湖に結構通い込んでいるN氏の情報によれば、とりあえず浮いている船

 とかブイとかにノーシンカー投げてりゃ釣れる、という情報。もちろんサイズを選ぶ

 ことはできないが、デコることはまずないだろう、という話であった。


















  とりあえず出船して最初は秋山川の上流を目指して釣り進んでいく。次第に雨が

 強くなりはじめレインウェアのフードをかぶりながらの釣りとなる。













  発砲スチロールのブロックが浮いていたのでそこにセンコーのノーシンカー。























  クンッ!























イメージ 5


  よっしゃ、小さいけど相模湖初フィッシュだ! 

  


  サイズはともかく、初場所での最初の1尾っていうのは嬉しい限りだ。










  その後もノーシンカー中心に浮きモノを撃っていくが、ちょっとバスのレンジがまだ

 深いっぽい。雨とはいえやや冷たい雨で、バスが沈み気味な印象を受けたからだ。活性

 が高ければ着水と同時に食ってくるとかあるのだが、その後スモラバをメインに使うが

 スモラバでもまあまあ深めまで落とさなければ食わない感じとなってしまったからだ。

















  ここでお試し企画。














イメージ 6


  スピナーベイトビルダーのジャパメタさん作のハンドメイドスピナーベイトである。

 ジャパメタさんと親交のあるちゅうじさんに「いいなあ~」って言ったら、「ダブル

 コロラドなら送りますよ」といって分けていただいたのだ。これが昨晩届き、さっそく

 今日実戦投入。



  結論から言えば残念ながらこのスピナーベイトではストークすら得ることはなかった

 のだが、その完成度の高さにほれぼれとしてしまった。ディティールの仕上げも凄いし

 何よりも驚いたのがその泳ぐ姿勢である。非常に安定してロールせずに真っすぐ泳いで

 くるのだ。ダブルコロラド特有のブルブル感はシャローロールと比較すると多少弱いが

 その変わりにレンジコントロールの幅が広い。ダブルコロラドながらスローロール的に

 深いレンジを通してくることも可能である。とてもハンドメイドとは思えない完成度に

 心底感心してしまった。実はREDMANさんミノーも今日ではないがテストしている

 のだが、こちらもいかんせん釣果を得られていないのでレポートはしていないのだが、

 このミノーもまたジャークからのストップ姿勢が非常に素晴らしい。クランクはロスト

 にビビっていまだ投げられてはいないのだが、クランクも近いうち使ってみたい。














  で、秋山川最上流セクションに到着するが、橋を越えたあたりから急に水質が変化

 し、水温が18℃台まで低下した。ほとんどのエリアでは亀山がちょっと濁った程度

 くらいなステインウォーターだったものの、バックウォーターエリアは水深3m近く

 までボトムが見通せるくらいにハイパークリア。それでいて流れが強く激流である。















イメージ 7


  これ以上上がれないところまで来たが、なんとこの上流域、40~45くらいの

 見えバスが10匹近く見えた。ところが難易度超A級の難しさ。つか根本的に何も

 食わなくてもいいんじゃね?というくらい太い。結局ルックすらなく退散。




















  再び日相園前まで戻ってきたところ、近くの岩盤フォールのスモラバで2尾目

 がヒット。




















イメージ 8



で、ここからは本流筋の上流エリアを目指して進んでいくが、この辺から雨が凄い。

 9時から10時くらいの間は本当に嫌になるくらいの土砂降りであった。














イメージ 9

  しかしこういう時ほどいいヤツが食う。 写真の3尾目が35cmくらいで今の

 季節ならばこれが釣れれば合格!というクラスである(笑)








  で、雨のピーク時間帯は本流筋の上流の広くなる場所の手前の橋のエリアで連発。

 次第にインレットがドバドバ言い始めるのだが、白っぽい濁り水が入ってきて

 おり、撃ってもまったくもって反応が無かった。水温的にもインレットがパターン

 になるにはもうちょっとの期間が必要だろう。






















イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12


  こんな感じで結局昼までに7バイト6フィッシュ。 マメを1バラシ。












  魚けんさん達は正午に一度日相園前に集合するとのことなので、自分も戻って

 みるが、魚けんさん以外だれも戻ってきていないようだ。皆さんの到着を待って

 いる時に、桟橋横のカバーにファットヤマセンコーのネイル入りを投げている

 と、沈んだボートの影からラインが動き始めた。















  フッキング!





















イメージ 13



  ということで午前は8バイト7フィッシュとなった。 

















  午後は自分は下流方面を攻めてみる予定である。






















イメージ 14

イメージ 15



  ポツポツと拾うが、やはり上流よりもバイトは少ない。もっとも本降りの雨は

 12時ちょっと前には上がってしまったからだ。













  そのまま1バラし程度で下流の大きな橋のところまで行って今度はUターン。

 やはり日相園の周辺が一番魚影も多い気がした。



















  下流エリアで1ヵ所、大規模なワンドがあったので入っていってみる。 
















  最奥ではインレットがドバドバ言っているが、その周辺で急に3尾くらいの

 バスの群れがコンクリ岩盤に向かってボイルしはじめた。 そこでスモラバを

 さっと投げるとあっさり食ってきた!!

























イメージ 16


  コンディションの良いいい魚! これも36cmくらいで40UPならず。

















イメージ 17


  その後、ワンド入り口付近で11本目をキャッチ。








  そしてここから無の時間帯が始まる。雨も上がってしまい、バスが少しだけレンジ

 をあげたように感じたが、逆に難しくなってしまった印象である。






  結局秋山川へと入っていき、17時ちょっと前に12本目を追加した。



















イメージ 18


 結局これを最終フィッシュとして17:30に帰着した。初相模湖釣行は

 15バイト12フィッシュで、3尾はバラしてしまった。まあサイズは小さいの

 で、それもまたどうでもよいことなのだが…(笑)




  初めてやってみたが、印象としては房総のリザーバーと全然構造が異なる点が

 印象深かった。何よりも地形変化である。亀山や片倉だと、切り立った岩盤の下

 とかは水深10mとかあるのだが、そのイメージで岩盤に近寄っていくと実際は

 水深2mしかないフラットだったり、という構造である。これはチャネルライン

 はしっかり深さを保っているが、そうじゃない場所はシャローフラットが広くて

 場所によってはクランクやシャッドも使える地形構造になっている点である。

 単純に岸からドン深っていう構造ではないのが印象的であった。水位的には減水

 20cmくらいでほぼ満水だったと思うが、意外とカバーも少ない。ブッシュが

 あってもブッシュの中の水深は10cmもなかったりして、テキサスがハマる

 ような場所がほとんどないのである。浮きゴミもほとんどないのが房総と異なる

 点であった。タックルラインナップもこの辺を加味して整えないとダメそうだ。













イメージ 19


  しょっちゅう来てたら飽きてしまうのも早いかもしれないが、なにより自宅から

 のアクセスの時間が格段に近い。 どうしていままでやらなかったのだろう…?と

 ちょっとだけ後悔してしまったくらいである。さて、次はTKK。それではまた!