メディアでは最近、三島ダムの取材が多いようだ。YOUTUBEの動画も早くも

 多数アップロードされているし、スーパーメジャーフィールド化しているのが伺える。

 そこへきて工事による大減水。本湖ちょいちょいくらいしかやる場所がない状況下に

 なっているにも関わらず、ボート出船数も特に制限したりしていないので、亀山以上

 のカオスと化しているのが想像できる。 減水によっておのずとバス達も水深がある

 エリアまで落ちてきている訳で、デカいバスを絞り込むのも容易になってきている事

 も想像できる。 メディア取材等もそうだが、ある程度経験と腕のあるアングラーは

 あえて三島釣行をセーブする等を考えていかないと、あっという間に潰れる可能性も

 あるだろう。別に釣り場は三島ダムだけじゃないはずだ。もちろん解禁されてバサー

 が増えてプレッシャーがかかって、フィールドの難易度が多少上がる、という方向性

 になることは、これまでの三島の難易度から考えれば面白くなっていくから良いこと

 だとは思う。ということについては以前も書かせていただいた。だがこの異例の減水

 状況下になってしまった事についてはまったくのイレギュラーであるため、それなり

 に考えていかないと、フィールドの衰退を早めてしまいかねないだろう。メディアも

 もうちょっとこういう考え方も紹介していっていただければ良いのだが…。









  さて、10日後に迫ったTKK第2戦。 実は参戦も危うい感じだったのが何とか

 参戦だけは可能な状況にはできた。が、自身ベストコンディションでの参戦には調整

 しきれなかった事もあって、モチベーション的にはかなり低い状態…。 














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  とはいえ、一応事前に一度くらいは湖の様子を見に行かないと…ということで高滝

 ダムへ行ってきた。今や房総6湖の中でも最難関といってもいいくらい難しくなって

 しまった高滝ダムである。 











  6:15に出船し、魚探を入れると水温は23℃。 ローライトの終日曇りであり

 風は微風だがちょっと寒い感じ。ちなみに風向は一日の中でコロコロと変わった。











  昨年キーパーをポツポツと集めることができた豆の村へと行ってみるが、何事もなく

 移動する。魚探にベイトすら映らないのである。6月の定番でもある縦ストや護岸撃ち

 をENO’Sスモラバ+ファットシャッドでやっていくが、まったくバイトが無い。


















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 一応川の様子を見てみることとし、8時頃から養老川を登っていく。 









  赤鉄板あたりまで上がると水温が19℃台まで落ちてきた。水質は本湖も川もちょっと

 だけ濁っている感じ。おそらく月曜の雨の影響だろう。通常、釣り公園前あたりからバス

 が見え始まるのだが、今日はさっぱり見えバスがおらず、一番最初にバスが見えたのが

 里見橋あたり、というくらいのデスっぷりであった。




  その後、倒木まで行って折り返すが、結局戻りも含めて見えたバスは合計で3尾のみ…。

 平日でこれじゃあかなり厳しい。週末のチャプターは川系の人達が上位だったので川は

 好調だったのかもしれないが、先日の雨の影響なのかさっぱり姿を消してしまっていた。













  11時に本湖に戻り、再び縦ストやスクール回遊場所で丁寧にチェックを重ねるものの

 何事も起きないため、カバー撃ちにも手を出す。 
















  ところがカバーも皆無…。 とにかく本湖もバスの気配が恐ろしいくらいしないのだ。



















  昼にカズさんからの定時電話。 話ながらボートを古敷谷へと進めていく。


















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  古敷谷では水温18℃台。 養老で3尾しか見えなかったんだから、こりゃー古敷は

 いないだろうな…。と思いながらも電話を切った直後の事であった。 














  岸沿を上流に向かってゆっくり泳ぐ2尾を下流側から発見。















  すぐさまスモラバを進行方向の先へと投げて軽くシェイク…。 










  


  2尾がスピードを上げてスモラバのほうへ泳いでいき、すぐにラインがツーッと右へ

 走り始めた! 


















  フッキング!! 


















  ジイイイーーーーーーーーー 













  

  ドラグを出しながら鋭いファイトをするソイツは紛れもなくキロアップ!!
























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  獲った!! 坊主回避の起死回生の1尾!!














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  12:40  43cm・1100g!! 
















  あっぶねー!今日はマジでデコを覚悟していただけにこれはホッとする1尾。

 もう1尾いたヤツは釣り上げた後にどこかへ消えてしまった。さらに次を探して

 上流方面へ進むが、その後に見えたバスは1尾のみ…。800g程度でお話しに

 ならないサイズだったが…。 
















  古敷谷チェックは14時で切り上げ、再び本湖の縦ストや護岸、回遊ポイント

 をチェックする。 














  ある実績護岸でスモラバを投げると‥‥





























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  ちーん… 





















  結局1尾のみで15:45に終了とした。いやーウルトラタフ…。 ギルバイトは

 数回あり、20cmくらいの豆バスがスモラバにストークしてきたのが1回あった位

 で、他には明確なバイトも何もなく、完敗なプラとなってしまった。デコらなかった

 だけマシだが、とにかくバスが薄くなったなあ、としか言いようがない。






  TKKはまだ10日先であり、実はまだ1回だけ釣行可能な日程はあるが、そこは

 別のプログラムを予定してしまっているため、事実上今日が最終プラである。マジで

 厳しい今年の第2戦。これはこれで心してかからないとあっさりデコる可能性もある。

 ただ、もう1度練習に入ったところで何か変わるか?と言われればおそらく何も得る

 ものはなさそうな感じもするので、これは当日のインスピレーションで動き方を考え

 たほうが良さそうだ。意外とそっちのほうが良いスコアになったりすることも多いの

 がTKKなので…。 




  さて、次のその釣行プログラムはちょっと意外な内容を予定している。ではままた!