KINGカップ以来の久しぶりの釣行。 ステージは戸面原ダムをセレクトした。

 夏に向かって減水していく、という過程を見ておきたくて、定期訪問も兼ねて選択

 したのだが、前日の雨で一気に1m以上増水して、マイナス230cmから満水に

 近いマイナス50cmくらいまで戻ってしまったのである。これでは4月に猫枕氏

 と一緒に来た時とほとんど変わらない状況である。












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  5:45、定刻より5分遅れて出船。 今日は一緒に釣りをするのは何年ぶりに

 なるのか?の中学生時代からの付き合いのワム吉氏と同行である。なおワム吉氏は

 船舶免許は持っているが、エレキを持っていないため手漕ぎという珍しいパターン。

 バサー、ヘラ師ともに10艇ちょっとづつは出ていて、湖上はなかなかの賑わいだ。








  急な増水、そして水温も雨の前よりも4℃低下しての16℃台という厳しい状況

 となってしまった。とはいえここの魚影の濃さならなんとか釣れてはくれるだろう。
















最初にワム吉さんと二人で左の川筋を見に行ってみることにした。で、結果から

 言うと今日は内容的には惨敗なのだが、数はまあまあ釣れた。 写真は抜粋しての

 ダイジェストとなる。











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  岩盤に3インチセンコーの黒のノーシンカーワッキーを落としていればポコポコ

 釣れてくれる。まあこの釣り方が一番メインパターンなのではないだろうか。




















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  こんなのも混ざるが…。 















  で、増水しておりカバーや浮きゴミもいい感じなのだが、ヘラが産卵でダバダバ

 やっており、浮きゴミ下はどこもかしこも大量にヘラが入っていて暴れまくっている。

 そのためこれを嫌ってか、4月にあれだけ浮きゴミのテキサス撃ちで釣れたのだが、

 今日はさっぱりバイトが無いのである。ヘラがいないオープンな岩盤にノーシンカー

 をフォールさせると食う、というのがメインパターンであった。














  左の川筋は最上流まで行ってみたが、なんと水温が12.3℃まで低下してしまう。

 クリアで丸見えだがヘラしかいない。結局川の入り口あたりの岩盤でもっとも反応が

 良かったため、河口周辺の岩盤撃ちで数を伸ばして7本とした。朝のうちは魚は深い

 印象で、ノーシンカーも20秒以上落としてからやっとバイトが出る、みたいな感じ

 であった。まだ夏場みたいな着水してすぐライン走る、みたいなレンジではない。 











  ここからワム吉さんと別行動で自分は最下流のダムサイト方面へ行ってみた。ここで

 ニューウェポンのスモラバ+ブルフラット2インチを試してみると、これでもポツポツ

 と釣れてくれた。














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  これで4本キャッチして11本。 


















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  昼ごろ、なんとなく不穏な雲が出始める。 まずい、レインは車に置いてきて

 しまった…。13時過ぎから急に冷たい風が強く吹き始めたので、これは来るな

 と思ってたらやはり来た。雷まで鳴っているようだ。







  土砂降りってほどでもないが、一瞬まあまあ強く降ったのでオーバーハング下

 に潜って避難すると、15分ほどで再び晴れ間が出てきて止んでくれた。今回は

 右の上流サイドはヘラ師さんの船がたくさん浮いていたため敬遠した。


















  午後はもう一度左の川筋へ行ってみることにした。 ワム吉さんと会うと彼も

 サイズは出ないものの二桁オーバーで釣れているようだ。手漕ぎであっさり二桁

 釣るのだから、やはりこの男もタダモノではない。


















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  再びノーシンカーで釣っていくと、水温12℃台だったエリアで最大の38cmを

 キャッチした。最大だけど、痩せているから小さく見えてしまう。
















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  さすがに朝よりは水温は上がったがそれでもこの最上流エリアは13℃しかない。



















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  そんなこんなで再びギルも混ぜながら17本まで数を伸ばした。ワム吉さんは

 最後の午後マズメのチャンスタイムは光成園下の浮きゴミ撃ちをやりに行くという。









  自分は宇藤木ワンドに入り、奥にある浮きゴミ撃ち。 

























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  18本目にしてやっとこさテキサスでキャッチ。いつもの黒ビーバーである。 













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  さらにもう1本。 ようやく午後になってヘラ達が少し落ち着き、バスがゴミ

 下へと入り込んでくるようになった感じである。少し時間帯的に遅すぎではあるが。











  残り1時間を切った16時過ぎ、光成園下に向かったワム吉さんを追ってそちら

 方面へ行ってみる。ワム吉さんを発見し、近くの岩盤にノーシンカーを撃ってみる

 と16:30に本日の20本目をキャッチ。 ワム吉さんもポツポツキャッチする。


















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  結局この魚を最後に17時にボート屋さんへ帰着した。バラシ多数でキャッチ

 は20本である。サイズはまったくもって出すことができず、完全に敗退であるが

 こんな状況下でも52cmが上がっていて、やはり釣ってくる人は釣ってくるのだ。


  
  詳しい状況やルアーの詳細等までは分からないが、やっているエリアもほとんど

 同じような場所でやっているし、何が違ってそうなるのか?までは理解できてない。

 しかしながらやはりデカいサイズを釣るには、何かしらの工夫が必要なのだろう。



  結果としては厳しい内容になってしまったが、久しぶりにワム吉さんと一緒に

 ゆっくり釣りができたのは素晴らしい1日だった、と思っている。






  さて、次回釣行は火曜日。 どこに行くかはまだ未定だ。 それではまた!!