4月最初の釣行は猫枕氏とともに戸面原ダムへ。今週末が高滝でTKK初戦であり、
今週は火曜と金曜に休みを設定し、一応両方ともプラに行ってもよい予定にしてあった。
だが、先週のプラの感触と週間予報を見て、これはしばらく季節を進ませた後で直前に
チェックしたほうが良さそう、という考えに至り、今日の釣行を戸面原にしたのである。

猫枕氏は初めての戸面原。すごい昔にオカッパリに来たことがあるそうだがボートは
もちろん初めてである。ヘラ師さんゼロ名だがバサーは10名程度。有名プロが今日は
取材とのことで、編集者の方と一緒に準備をしている。
以前お会いした方も2名ほどいらっしゃっていた。
ここ最近の状況としては、とにかく数は釣れている様子。ところがサイズを出すのが
難しい、という状況のようだ。たまーに50UPは出ているが、本当にたまたまみたい
な感じであり、とにかくヤングバスが真っ先にルアーに噛みついてくる感じである。
で、結論から言うと数は爆釣。 なので写真はだいぶ割愛する。

まず左の川を上がりながらドライブビーバー黒で5本キャッチ。全て30cm前後。
上流の魚が濃いエリアへ到着し、試しに岩盤にスモラバを投げているとこれが爆釣。


あっさりスモラバだけで10本追加して計15本。
今日で48cm減水とのことで最上流エリアへ行くにはエレキを持ち上げなければ
ならなかった。クリアウォーターエリアでは35cmくらいのペアリングを見ることが
できた。見えたのに関わらずアベレージサイズであった。

猫さんもクランク・テキサスと使い分けて数を伸ばしているが、サイズに苦しむ。
うーん、もはや小さいのはどうでもいいんだよな…。せめてワームだけでも大きい
のを使って小さいヤツが食ってこないようにしよう。とビッグエスケープツインを投入。


ボート屋さん方面に戻りながらビッグエスケープで6本キャッチするが、ビッグでも
アベレージサイズしか釣れてこない。あげく貴重なビッグエスケープを2個もちぎられ
てしまったため、再び温存するため違うワームを探す。
バッグをごそごそやっていると昔買ったドライブクロー5インチのグリパンが2個
だけ出てきたのでこれをセット。

これで左の川の入り口にある1回も釣ったことないゴミ下で22本目をキャッチする。
その後ボート屋さんの裏手に溜まっている浮きゴミで2本キャッチ。 大きく移動して
岩盤へ入り、奥のワンドへ行くが何もない。出てきてバンク撃ちをしているとフォール
でギューンと引き込んだので、これはようやくいいサイズ!?


25本目にしてようやくの40UP!!

41cm・850gであった。オスっぽいけど(笑)
うーむ、狙いのメスはやはりポジションは違うのだろうか。良く、「一段下」とか
この時期になると言われるので、少し沖目まで落としていったり、水深4~2m位に
駆け上がるブレイクを攻めたり、と色々アレンジしているのだがそれで食ってきても
35cm前後なのである。デカいのはいったいどこに行ったのだろう…。そしてどう
やって釣るのだろう…。数は釣れていてもこれでは負け戦である。
ドライブクローも2本とも使いきったので、そこからノーマルのエスケープツイン。
以前猫枕さんにいただいたオレンジ色のカラーであるが、昼過ぎから帰着まではそれ
で押し通した。もちろんちょいちょい巻きモノとかもいれてるのだが、結局撃ちモノ
で釣ってしまう感じである。






途中、31本目だったと思うが本日最大の42cm・900gを右の上流手前ゾーン
で追加した。今日のサイズアップはコレで目一杯であった。うーん、ムズかしいなあ…。
ちなみにオレンジはかなり炸裂であった。最後はこれで15本連続キャッチだった。
16時30分くらいには桟橋前に戻ってきていたが、今月から17時に帰着が伸びた
ので桟橋周辺で撃っていると数が伸びる。猫枕さんもなんだかんだで30本を超えた。

自分はコレがジャスト40本目の上がりフィッシュ。16:54にこれを釣って桟橋
へと戻った。やはり皆さん数は釣れていたみたいで、一番少ない方でも10本キャッチ。
最大は48cmが出ていたみたいである。ちなみに数は46本キャッチされた方が居た
そうだ。もちろん自分も数狙いに特化してやったら50本は超えただろう。ただここで
それをやってもあまり意味をなさない。デカいルアーを使っていればデカいのが釣れる
のか?といってもそうではなく、かえって小さいバスに対しても強くアピールしちゃう
ので、結局はデカいバスのポジションをしっかりと読み切って投げなければこれもまた
無意味になってしまうことも勉強になった。ちなみに今日はバシャバシャ言ってからの
バラしは5回以上、木化け3回、水中フックオフ10回以上、バイトだけで乗らないが
20回以上あった。ほぼ全域・全時間帯、どこでもバイトは得ることができた。
とりあえず、サイズ問わずただ釣りたい!とかテキサスの練習がしたい!というなら
この戸面原ダムは今がもっとも最適な状況だろう。今日取材に来ていたプロ氏も、関東
で今一番釣れるダム、だと言っていたが、まさにその通りだ。
まったく真冬の間はこのバス達はどこで何してるんだか分からないが、相当な数居る
ことは間違いない。ただ、この釣れっぷりでしばらくいってしまうと、フィールド全体
が渋くなっていくのも早いかもしれない。小さいバスだって貴重な資源となるのである。
大事にしたい場所だからこそ、自分はちょっと間隔を置いてからまた来よう、と思う。
猫さんと恒例のうどんを食って反省会。DAYⅡに備えて風呂に行くという猫枕氏
と別れて自分は海を渡る。今日は高速の渋滞皆無で、ストレスなく帰宅できた。

さて次は金曜。TKK最終プラだ。それではまた!!