今年の初釣行は亀山ダム。五十嵐カップに出場するためである。本命は翌週に開催
されるシンザンカイの亀山初戦であり、そのプラクティスも兼ねての大会出場となった。
前年もまったく同じ1月7日(土)に亀山ダムで開幕戦を迎えているが、その時は
ディープメインで3本キャッチであった。さて、今年はどうだろうか。

トキタボートに行って大会受付を済ませてからAM5:45に松下ボートに到着して
セッティング開始。周囲には昨日だか一昨日だかに降った雪がまだ残っているようだ。

当然桟橋も凍っており、ボートもシャリシャリであった。恐る恐るセッティングを
完了させ、6:30の出船とともにトキタボート桟橋へと向かう。

トキタ桟橋でナラッペさんと再会。近況を談笑しつつ、開会ミーティングを聞く。
ナラッペさんは昨日に前日プラからの亀山入りだが、前日はかなり厳しかった様子だ。
ペアエントリー多数のため、56名くらいの参加だが、ペアは1組換算のため、総勢
で48組がエントリーとなった。
6:50にスタート。帰着は14時で、キーパーサイズ無しのリミット3尾の総重量
が今回のルール。水温は7.4℃からスタートでほぼ全域この水温であった。昼過ぎ
にようやく8.0℃まで上昇した感じであるが、やはり例年よりは水温は低いようだ。
戦略は基本的にディープオンリー。というか先に言っておくと、14時の帰着まで
ほとんどレッグワームの黒のダウンショットしか投げなかった。 途中数回メタルを
入れた程度。
押切入り口~月毛入り口~川面台~サッタ下~よりとも島~笹川中流とディープの
実績場所を次々にランガンしていく。

写真のようにちょっとしたブレイクにベイト(多分ワカサギ)がいて、そこにバス
が絡むような画像がちょいちょい映る。今日狙ったレンジは8m~11mの間。一応
5mくらいの浅い場所も少しチェックはしてみたが、ほぼ10m前後を中心に回って
みた。ところがどこで何をやってもバイトが得られない。映っていても食わないのだ。
これこそが亀山ダムの難しいところである。片倉、三島、であれば上記の写真画像が
出た直後にダウンショットを通せば、まず間違いなく食ってくるからだ。
8時過ぎくらいから、一時爆風となってしまった。やむを得ず風裏を探してしのぐ
釣りになってしまったが、これも後々に失敗だと分かってしまった。

反則のペア、なんと五十嵐プロと小森プロが同船(笑) これでお立ち入ったら
ブーイングだろう(笑)
昼前に風が弱くなったため、トキタ沖の大フラットからダムサイト、トキタ岬沖
を中心にタコ粘りをかますが、ここでもまったく反応を得ることができなかった。
もう一度月毛入り口に入り直し、ここでも1時間くらい粘ってみたが、12月の時
のようには釣れてくれなかった。 まるで無である。

なんと、2018年初戦、痛恨のノーバイトノーフィッシュでの0申告帰着。
坊主そのものもかなり久しぶりに喰らった気がするが、ここまで何もないと逆に
すがすがしいくらいの完敗である。
ナラッペさんはしっかり2尾を絞り出し、黒福氏はシャローからも1本抜いて
2尾持ち込んでシングルに入っていた。さすがの実力者達である。48組中魚を
持ち込んだのは26組であった。ウェイイン率は約55%といったところだろう。
優勝は3尾・1040gとローウェイト戦となった。前年は1600g以上で
優勝だったので、今年の難しさが良く分かるスコアだろう。2位で935gくらい
3位で920g位だった。個人的にめっちゃ凄腕だと思っている方達でさえ、豆
1本のみだったりと、今日の亀山はかなり渋かった様子。とはいっても回った場所
や場所に入るタイミング次第では釣れていたので、自分の戦略が噛み合わなかった
だけに過ぎない。狙いのレンジ的には、お立ち台に入った方達とはさほど大差無い
感じであった。エリア選択とポイントに入るタイミングを完璧にミスったことが
先週のカズカップに引き続き、敗因となってしまった。
2018年初戦はなんと痛恨の坊主からのスタートである。今日の五十嵐カップ
はワンメイクゲームなので外してもなんてことはないが、次週のシンザンはそうは
いかない。年間トレイルでもあるため、ギリギリキーパー1尾でもいいから釣って
持ち込まなければならないのだ。真冬の亀山シリーズ、このままでは終われない。
今日の坊主は更なる強さを手に入れるための大きな試練となった。それではまた!