毎年このくらいの時期に、その年のワームカラーランキングの記事を書いていたが
今年は省略(笑) っていうかあえていうなら今年は「黒」一択だからである。濁り
の入った状況ばかりで釣りをしている事が多かったこともあるが、すべての状況下で
黒に助けられているからである。もっともベストなのはソリッドブラックが最高だが、
ブラック&ブルーフレークもイケる。黒のレッドフレークは個人的に嫌いなので×だが
ブラック&ブルーフレークは、ソリッドブラックと同じくらい最強カラーである。

そんな訳で今年の新作(笑) ついにALL BLACKのスモラバを作ってしまった。
で、今日の釣行先はトンビダムである。

すでに公になっているがこのトンビダム、今月中旬からバサーにレンタルボート解禁
となることが確定となっている。2年前のトロッコダム、そして先月のヅラダムに続き
房総リザーバー第6のレンタルボートフィールドがスタートすることになるのである。
もっとも古くからこのダムに持ち込みで通っている人達からしたら、レンタル解禁は
反対の声が多いし、決定事項として受け入れはするものの残念に思っているアングラー
は少なくはない。 が、自分の考えとしては、このレンタル解禁は大いに賛成である。
都内からアクアラインを渡ってくる自分にとって、そしてレンタル・アルミ問わず
様々なスタイルでバスフィッシングをする自分からすれば、ここは数ある選択肢のうち
の一つに過ぎない。しかし、亀山に一極集中してしまっている現状を見ていると、ある
程度アングラーは分散すべき、と考える。 また、まったく同じ日に釣りをしていても
かたや片倉ダムでは豆数本で終わりだったりするにも関わらず、こっちのダムでは40
アップボコボコ、なんていう極端なゲーム難易度の差が結果に現れたりすることも常で
あった。この格差は、ここから数年かけて均衡化されていくのが望ましいと考えている。
もちろんそれぞれのフィールドの癖や特性は良い意味で違いがあるのが残りながら、が
ベストだと思う。亀山や片倉はプレッシャーの低減へ。そしてニューレンタルステージ
は適度なプレッシャー増加でやや難易度が高まっていって、よりゲーム性が高くなる。
それが、房総リザーバー全体のバランスがとれていくための方向性ではないだろうか。
バスアングラー人口は確実に増えている。だが、現状フィールドキャパシティはそれを
受け止めきれていないのが現実だ。 これは関東の色んな場所に釣りに行っている自分
だから言えることだ。 バサーは減って欲しいというのが本音だが、さすがにそれだと
自分勝手過ぎる論理なので言い直させてもらえるならば、「これ以上増えてほしくない」
というのが正直なとこだと思う。でもすでに現時点で存在しているアングラーに対して
フィールドは不足しているのだ。だからこのトンビダムの解禁は、自分にとっては実は
願ってもないことなのである。 駐車場代が1000円だろうが、2000円だろうが
そんなことにイチイチ文句言っているケツの穴の小さいヤツは来なければいいだけだ。
また、解禁後も金を払わないで湖上に浮くような輩は最低だ、とだけ言っておこう。
もうひとつ言えることは、どんなに人が増えようが、自分の魚を釣ってくるだけだ。
アングラーが増えようともその中でも釣り勝てるだけのスキルを身につけるしかない。
自分がトーナメントで揉まれながらやっているのも、そのためである。 悔しかったら
うまくなるしかないのだ。大丈夫、バスフィッシングはオジサンになってから始めても
いくらでもうまくなれて進化できるゲームだから。バイオリンとかサッカーとか野球は
ガキの頃からやらないと一流にはなれないが、バスフィッシングはオジサンになっても
いくらでもエキスパートを目指せるのだ。
…と前置きが長くなったが、今日のゲーム。

6:30頃に出船。水温は16℃。 …で、物凄い数のアングラーである。おそらく
30艇は居たんじゃないだろうか。レンタル解禁前に遊んじゃおう!ということで皆さん
考えることは同じなのか、この後も続々カートップがやってくる。フローターやフロート
ゴムボートまで全て数えると40以上は居たかと思う。もはや立派なメジャーフィールド
である。 これからレンタル解禁で来られる方々に言いたいとすれば、実際問題このダム、
そこまで言うほど簡単ではない。見つけられないとあっさりデコったり外したりするのだ。
さて、スタートして自分は左の上流を目指す。 KINGさんと今日初めてお会いした
Sさんは本湖周辺、岩ちゃんとカズさんは右の上流方面へ。ちなみに超久しぶりにトム氏
にも会った。何年ぶり?笑
B岬で魚探がけしているとあまさん登場。
あーでもないこーでもないと話しているといきなりあまさんにHIT!

で、その後はあまさんと一緒に左の上流を進んで行く。
しかし、釣れるのはあまさんばかりであった(笑) 45cmと43cmを目の前で
抜かれ、心が折れそうになる。そう、いつか木更津の男が言っていた。あまさんという
男はさりげなく人の心を折ってくる、と…(笑)

紅葉がいい感じに始まっている。
途中のインレットでテキサスでバイトがあっただけで、何もなく最上流へ。途中魚探
にいい映りをするのでダウンショットを入れるがまったく食う気配がない。最上流では
水温が14℃まで下がるが水はきれいになった。ところが今日はバスがまったく見えず。
あまさんが1匹だけ見かけた、と言っていたが自分は見付けられないまま下ることに。
途中、下流から上がってきたボートの方に声を掛けられる。このブログをご覧頂いて
いるそうだ。 ちょっと情報交換してからあまさんと下り始める。 めったに投げない
チャターなんて巻きながら下っていくが、何事も起きない。
あまさんが本湖まで一気に下るね!と言って下っていったので、自分は滅多に入る
ことのないオージービーフへ入る。ここ、減水した時に途中行き止まるところまでは
行ったことがあるが、満水で最奥まで行ったことはないな…。
最奥まで行くと水深80cmくらいでその先が底が見えて行けない浅さになるとこ
まで到着。岸際にはいい感じで薄ゴミがあるのでテキサスを入れる。 ほぼ落ちパク
でズーンッと持っていくのでフッキング!!

ようやく1本目! 41cm・850g。
これを撮影し終えた直後、追憶の鐘が鳴った。 危ない危ない…。ノーフィッシュ
のままあの鐘を聞いてしまうと、メンタル崩壊する危険性が高いからだ(笑)ちなみに
今日のテキサスのワームは先日テンカップの賞品でもらったダイナゴン3インチ。色は
ブラック&ブルーフレーク。今日はシンカーは10gを使った。 そうでないとゴミを
撃ち抜けないからだ。
さらに薄ゴミを撃っていくと、今度はコンッ とバイト。 いや?離した?
少し聞いてラインがツーッと動くのを見計らってフッキング!!
続けざまにキャッチ!!

42cm・950g!!

惜しくもキロには届かないがいい魚であった。
オージービーフではこの2本で止まり、本湖方面を目指して下流へ。

インレット絡みがいいのは分かってたのでインレットにテキサスを入れると豆。
その後、さらに下ったところでインレットの横に竹のレイダウンがあるとこにPE
のパワーフィネスのネコリグを投入。
シェイクしていると根がかったみたいなバイト!
フッキングさせると水面モワンだけでバレてしまった。30cmくらいの小さい
ヤツだったが、もったいない!
さらに下っていくと、こちらも今日初めてお会いする「行ってきた。」が代名詞
のタケシさんとお会いした。 1本獲っているそう。
旅館(廃業)まで来るとKINGさんとSさん。 KINGさんはどうやら結構
釣っているっぽいがSさんは苦戦している模様。 ダウンショットでも釣りたいと
思い、7m前後のレンジのフラットを魚探がけするが、バスっぽい映りがあっても
ダウンショットに食ってこない。そう、以前は映ったら確実に食ったのだが、今は
もう映っても食わない難易度に変わってきてしまっているのだ。
ドラム缶ワンドでも浮きゴミを撃ったが、こちらは減水が-42cmと進行して
いるのでダメ。 ここは100%満水の時がベスト。減水した時にいい場所で思い
つくのが某釣船店横の薄暗いワンドの万年ゴミ。


ダイナゴンで小さいけど2連発!! なかなかいいね、ダイナゴン!!
16時頃、KINGさんとSさんがKSに戻って片付けをし始めた。カズさんと岩
ちゃん達はまだ戻ってこないので、自分はそれ待ちもかねて沖でシューティング。今日
5本全てテキサスで釣っているが、どうにかダウンショットでも1本欲しいと思い、
ぐるぐる魚探がけ。 6~7mでちょいちょい映るのでレッグワーム黒のDSで粘る。

16:15 小さいけどどうにかダウンショットでキャッチ!! 良かった!
で自分も片付けを始める。 片付けをほぼ終えたくらいでカズさんと岩ちゃんが戻ってきたが、二人とも右側
でボコボコに釣って帰ってきた。 やはりこのダムでこの2人には絶対に勝てない。
詳しくは二人のブログにて。

秋のトンビダム、10バイト位あって6フィッシュ。 ちょっと難しかったかな?
といっても今日は身内でゴンザが2発も出ている。さて、それは誰と誰でしょう?笑
もしかしたらトンビダムに来るのは年内はこれが最後になるかもしれない。冬は冬で
面白いので、ウィンターシーズン中に1回位は来ようとは思う。 それではまた!!