まず全然関係ない話題から。 



 最近フィールドで良く見かけるのが、全身ファッション青木大介完全コピー野郎(笑) 

 特にレンタルボートのアングラーに多い。何年か前は全身金森コピー野郎も多かった。

 別に釣行時の恰好なんて人それぞれ好き好きで構わないのだが、いくらなんでもそりゃ

 やり過ぎだろう?っていう完コピマンが多いのだ。正直これは見ていてイタ過ぎる。

 そりゃ同じ商品を買って着れば同じにはなってしまうが、どこかしらオリジナリティと

 いうかアイデンティティっていうか、を持たせてみてもいいんじゃないか?と思う。



  

  久しぶりに軽く毒づいてから本題。 




  今日はかねてから魚けんさんと約束をしていたのだが、フィールドは後から確定した。















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  自身、完全に初訪問となる、群馬県・多々良沼である。 その歴史は古く、我々がガキ

 の頃からバスが釣れているという老舗フィールドなのだ。とはいえ昨今は個体数の減少が

 目立ち、牛久沼並みに密度が低い、という。特徴は中央が深くなっているすり鉢状であり

 春から夏は満水、秋から冬が減水という農業用水池でもあり、その水位の差は1.5mにも

 なるのだが、毎年秋の減水直後はデカいラージが良く釣れるタイミングがある、という。



  なお、レンタルボート店もあり、入漁料もある、れっきとしたメジャーフィールドだ。








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  珍しい魚けんさんのレンタル出撃。 




  今日の目標はただひとつ。完全初訪の場所で1本獲ることである。サイズは問わない。














  まず桟橋近くの杭を打っていくが何にもない。 水温は22℃くらいで沖の深い位置で

 魚探をかけるとこんな感じに画像が…。


















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  これ、すべてヘラである。 シャッドやクランクを通すとプルンプルンアタリまくり。

 ちなみに4.5mあるゾーンはかなり広く、このレンジにバスが落ちるようになったら

 結構やっかいである。 11月後半くらいからはこういったレンジになるのだろうか。

 朝は風が冷たくて用心で積んでおいた防寒を着て釣りをせざるを得なかった。寒い。















  事前に魚けんさんに説明はしてもらっていたが、特徴的な地形をしているエリアで

 じっくりとやってみることにした。スピナーベイトとテキサスで流したが何事もなく

 スモラバとダウンショットでじっくり攻めてみることにしたが、なんとダウンショット

 で小さなバイト! 











  15cmくらいの豆バスだが水面でバレてしまう。 






  もしかしたら群れて他にもいるかも? と思いスワンプミニ。 













  すぐにラインがスーッとスライドしたので思いっきりフッキング!










  まあまあの重量感のミドルサイズのバスをキャッチすることができた!

















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  初場所でのファーストフィッシュ!! これは嬉しい! この1尾の価値は大きい。

 いつだったか猫枕さんが言っていた。「初場所での釣りって人生に1回しかないんですよ」

 …と。 いや、そりゃよく考えてみればそうなんだけど… でも確かにそれはそうであり

 ウマいことを言ったもんである。32~3cmくらいで600g程度だけどコンディション

 のよいプリプリなバスであった。












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  なんとなくエリアやレンジ等が分かってきたのでこのサイズがポツポツ。 










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  魚けんさんも要領を得てノーシンカーで連発しはじめた。 






  そういえば多々良沼なのに、「のむら」って書いてあるボートが2艇居た(笑)

 しかもロードランナーって貼ってある。そういえば巧君と城さんが前なんかやってたな。








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  写真は割愛していくが、まずスワンプミニで4本キャッチし、バスが固まっている

 エリア、すなわち多々良沼版豆の村を発見したのでミノーを試してみることに。












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  水深40cmくらいの激浅ストレッチで、スーパーハードジャーク。 水面直下で

 ダートさせるのだが、止まった瞬間バイト丸見えで食ってくるのだ。 これもバラし

 まくりながら6~7バイトあって3本キャッチ。 



  
  この頃、魚けんさん~Wさんつながりのウッチャンさんという方が登場した。なんと

 地元館林住人なのだが、今度仕事の都合で池袋方面に引っ越してくるという。




  調子に乗ってアイウェーバーとかも出してみたが、ある程度釣りきったのか村人達

 はエリアから抜けてしまったようだ。 バイトが出なくなったため、再びスワンプミニ。


















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  なんだかんだ村エリア中心に14本まで数を伸ばす。ちなみにバラしは10本以上。

 激タフフィールドとは聞いていたが、村が発見できればなんとかはなる。このエリア・

 この釣りを外して、全然別の場所でデカいの狙いな釣りに徹するとあっさりデコる危険

 も高いのである。 







  14時を過ぎた頃、急に風向きが変わり、大爆風となった。 一気に水面に波が出る。

 高滝の南風ほどではないが、結構どんぶらこな波でフロントからバシャバシャ波が入る

 くらいの航行になってしまった。 比較的風と波が弱い桟橋前まで戻り、ブレイクを叩く

 ようにクランクを巻いていると…























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  魚探に映っていた大量のヘラがかかってきた。 これ、シャッドなんかやったら

 もっと釣れるんだろうな(笑) 






  
  大爆風のため残念ながら15時にテクニカルノックアウト。 撤収を開始する。 




















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  群馬県・多々良沼。 これはこれで面白いフィールドである。 それではまた!!