※DAY-Ⅰの記事からお読みください。
AM5:00 車の窓ガラスをノックする音で起きる。 4:30に携帯の目覚まし
をセットしていたが止めてまた寝たようだ(笑) ピーさんが朝食をセットアップして
起こしてくれたのである。

朝からガッツリ食べてピーさんは朝風呂へ。 自分は恒例の足湯だけして準備する。

5:45、ダムに向けて出発! …といってもここからダムサイトまでは20分位
という場所である。 ホント、7月~8月の間はここでずっと生活したいくらい快適だ。
ちなみに今日で合計5回目のトライアルとなり、入漁券の年券の元はこれでとれた形だ。

セットアップ完了してDAY-Ⅱスタート。 水温は21℃。 この時、今日は
使わないだろう、と思ってベイトタックル2本を車に残してスピニングだけ積んだ。
ピーさんはN沢で見つけていたネストを狙いに行くという。自分は昨日午後に最上流
で見つけたネストを狙いに最上流へ一気に向かった。現実へと戻りたくはないが今日は
さすがに最終エンドまではやらず、早めに撤収する。帰ったら帰ったで色々片付けねば
ならないことも溜まっているからだ。
昨日の夕方結構放水したみたいで貯水率が0.5%くらい、水位にして5cmくらい
減水していた。 これがどう影響するのか。 上流エリアの水質は昨日よりは少し綺麗
になっていたが、それでもまだかなり濁りは残っているレベルであった。
最上流エリアに到着してみると昨日、広く巡回してなかなか戻ってこないヤツがピン
にロックしていた。 小さい魚達を追っ払ってはすぐ元の場所にスッと戻る動きである。
このパターンになっていれば比較的簡単に食うはずだ。 45cmはあるかな。
最初にマイラーミノーを投入するがこれは、見るには見るがジリジリ後ずさりする。
後ずさりする場合は食わない。 次にスワンプミニのダウンショット。 これは見たら
ジリジリ近寄ってきた。 この場合は食うね!
エラがフワッとなった瞬間を見逃さずにフッキング!!
グネグネっと動き始めてファイトスタート!!
するとコイツがまたとんでもないパワーファイター!! タックルはソリッドエア
リアルの1号機でリールはダイワのイージス2004!!イージスのドラグがギンギン
に出されて全然浮いてこない。
一度左手でランディングネットを持って差出しかけたが、あまりにドラグを出して
再び深く深く潜り始めたのでネットを置いて両手で応戦する。 4~5分はかかった
だろうか? ようやく観念してスパイラルに浮いてきたところをネットですくう!!

8:07 DAY-Ⅱの1本目キャッチ!!

ウエイトは1670g。
上から見てたら45くらいかと思ったが全然そんなことなかった。

49.5cmってところだ。 まあ49でいいか。

49cm・1670g。 しかしながらこの体高! これを釣りたかったのだ。
こういうヤツは野尻湖や桧原湖では滅多に釣れない、神秘のダムならではの個体だ。
で、すぐ近くに昨日は居なかった場所なのだがピンにロックしているヤツが居た。
非常に獰猛に鯉を追っ払ったりしているので、これはビッグベイト系も面白いかな?
と思ったら、今日は車にベイトロッド2本を置いてきて船には積まなかったことを思い
出した(笑) うーん、どうしようか? と思ったらパワーフィネス用のPEラインの
タックルがあるじゃない!! …ということでスピンコブラにPE20ポンドのセット
にギル系ビッグベイトを結ぶ。
自分、実は恥ずかしながらビッグベイトというジャンルではバラした事はあっても
バスを釣り上げた経験は無い。 サーチベイトとしての能力が高いことも知っている
ので一応5個くらいは持っているのだが、ストークまではあってもバイトにまで至る
ことは無いのである。チャンスがあるとすればこういうパターンの釣りの時だろうか。
で、使ったのはドラゴンルアーのギルダというギル型ビッグベイト。 背針と横針
仕様なのでボトムに置いておいても根がかりしない優れモノである。
その5投目。
一番のピンに置いて放置。
一度外から来た鯉を追っ払って戻ってきたと思ったら一気にギルダに突進!!
スピンコブラを持つ右手にガシンッと衝撃があった瞬間にロッドをあおる!!
そこから強烈なファイトが始まるが、MHのスピンコブラの敵ではなかった。
一気に浮かせてネットでキャッチ!!

えのちん初ビッグベイトフィッシュキャッチの瞬間である(笑)

撮影時に左いっぱいに寄ってしまったため、49.5くらいに見えるがコレは
ジャスト50cmであった。ウエイトは1尾目と比べると体高があまりないので
1600gちょうど。

8:26 50cm・1600gキャッチ!!
これを釣った直後、ピーさんが下流から上がってきた。昨日N沢で見つけたネスト
を無事キャッチし、同じく2本だというがこれまたサイズに苦戦で最大42~3cm
だという。ちなみにピーさんは先週も2日連続で入っており、ネストはその時が最盛
であり、7~8本キャッチしたという。 今週に関して言えば、もうかなり終了間際
といった感じだろう。 それでもある程度ネストがあってこの釣りが成立してくれた
からこそ、2人とも2日間なんとかキャッチできているのである。

新たにネストやペアリングがないかを探すピーさん。
その後、上流の伝説のワンドでピーさんが1尾追加した。 入り口にドス黒いヤツ
がピンロックしていたが、ピーさんが前日から見つけていたヤツだったので、自分は
パスしてピーさんに任せる。
その後は下りながらバンク撃ち。
するが、ワンストークあったのみで小ワンドへ。
するとここでも昨日にはなかったペアリングがグルグルやっている。しかも3尾で。
3尾でグルグルやっているのだがサイズは全て小さい。
グルグルやってるど真ん中にスワンプミニを落とすと、その中の1尾が簡単に口を
使ってくれた。
これまた狭い水路みたいな場所でドラグガン出しファイト!!
キャッチ!!

11:35 3本目、38cmの800gキャッチ!!
なんとか3尾目をキャッチすることができた。 その後はまたピーさんと合流して
ダべりながら釣りをするが、今日は昨日よりも暑くなってきた。水温も25℃を超え
夏っぽくなってきたのだが、まだ夏パターンでは豆が追ってくるのみである。
結局そこからは何もなく、13:30に撤収を決めた。 ピーさんはまだ残ってもう
少しやっていく、というが、結局その後夕方に連絡が来たが追加はできなかった模様だ。

14時にスロープへ到着して片付け開始。 DAY-Ⅱは短時間勝負となったが
なんとか3バイト3フィッシュを絞り出しての終了となった。さて、現実へ帰ろう。
夢のような2DAYSは初日2本・2日目3本の合計5本という結果になったが、
両日50UPキャッチというナイスゲームとなった。 これだから神秘のダム…
やめられない(笑) さすがに今シーズン、宿泊での2連続釣行はもう組めないと
思うが、日帰りであってもあと2~3回は来ようと思っている。

スピリチュアルホーム・神秘のダム。やはり最高のステージだ。 それではまた!