6月6日に神秘のダムを訪れて以降、毎日異常な量とも言える放水が続き、満水状態

 から一気に貯水率が60%台まで落ちてしまっている状況である。今年の5月や梅雨の

 雨が少ない、ということもあるが、早くしないとアスファルトゾーンがなくなりそうだ。





















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  そんな訳でベストタイミングからは数日早いのだが、ここで神秘のダムツアー2回目

 を決行することにしたのである。 あの男と…。

























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  そう、リバースモールハンターことピンチーニョ氏。 エレキオンリーだがフロート

 ボートで参戦である。 貯水率は64.0%からスタート。帰る頃には62%まで低下

 しており、水位にして40cmくらいは落ちているようなそんな状況である。 






  スロープ前の水温は16℃。 当然ながら前回よりは高い。










  ハンターとともにゴジラワンドへと船を進め、過去有望場所をチェックしていくが朝は

 気配無し。 ハンターに有望スポットを教え、自分はエンジンで最上流の様子を見に行く。































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  スポーニングワンドはすでに干上がっており、その手前の川筋の水温は4.9℃。

 この写真の水、すべて5℃未満である。 











  こりゃー厳しい。 過去同様の貯水率の時にスポーニングが確認できたフラットは

 鯉しかいない。 ちょっと下って水温が14℃のストレッチでとりあえずジグヘッド

 のバンク撃ち。 

















  クンクンッ となんか食ったので合わせるとグングンいう。






























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  坊主を回避する貴重な1本目である。 これが30cmくらい。 意外と浅いレンジ

 で食ってきた。 キャッチしたあと魚探をかけたら水深は1.5mもないレンジだった。

 











  で、前回と違うのは、今日はかなりの数のスモールが目視できたことである。明らか

 50UP!という個体までは見ていないが、40~45クラスは10匹以上見ることが

 できた。




















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  たまにこういう立ち木についていたりするが、この立ち木では35cmくらいのヤツが

 見えた。試しにブルフラットを投げてみたが居なくなってしまった。










  途中のワンド巡りをして魚を発見するも完全ニュートラルでまったく口を使わず。コレ

 ブラインド釣法でも釣れない状態。というのも全域でスポーニングはまだ始まっていない。

 これからペアリング? という直前の状態の魚が多いのだ。 シャローでウロウロしている

 ヤツは相手探し中。 この状態のヤツは釣れないし、ここからペアリングが始まったばかり

 の状態のヤツも釣れない。 相手探しに浅いレンジに浮上してくるかこないかの寸前のヤツ

 か、逆にペアリングが終わりかけ、くらいの魚しか経験上ルアーを食ってこないのである。












  12時頃、ゴジラワンドに居るハンターと合流。 なんと、今日のターゲットである

 クオリティフィッシュを仕留めている、というのだ! そしてオマケに目の前でお手本

 フィッシュをキャッチ!!
















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  これがハンターの2尾目。 1400g。 1尾目の詳細はハンターの記事にて。 











  いやはやお見事というしかない、参りました状態である。 その後ハンターは容赦

 なく33cmくらいのアベレージサイズを追加した模様…。 



















  自分もエンジンで再び中流のワンドへ行ってみたり、戻ってきて有望ポイントに入り

 直したりするが、ハンターが発見したパターンは10時くらいから13時くらいまでの

 間の超限定的なパターンであり、昼過ぎからはスモール達の動き方もまたどんどん変化

 していたのでそのパターンも通用しなくなっていったのである。  












  時刻は二人でタイムリミットと決めていた午後16時。 














  とあるワンドの最奥の超浅いところに打ち込んだスモラバにバイト!!

























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  ようやくの2尾目!! これまた32cmくらいだけどお腹デップリのヤンママ!








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  まあ嬉しいっちゃ嬉しいけど、40UPかキロ超えは欲しいところだよねえ…。 




















  ハンターはさらにアベレージを追加して計4本とのこと。 今日は完全にハンター

 デーである。いつかの謎の川の仕返しをされてしまったようで、ボコボコである(笑)

 とはいえ、ハンターの戦略は見事であった。機動力が弱い分、一ヶ所一ヶ所をじっくり

 攻めており、また水中の観察から魚の動きを読んでバイトへ持ち込むパターンの発見。

 オカッパリ的なアプローチも交えつつ、結果を導き出したのである。 そういえば最近

 自分はあまりスモールの釣りも真面目にやっていないし、オカッパリも微々たる程度。

 はっきり言って釣りが雑になっている感は否めない。 










  16時ちょい過ぎにスロープに帰着。 ハンター4本・自分2本にて終了。神秘の

 ダムまで来て32~3cmくらいのを2本で終了ってちょっとマズいね。先日の高滝と

 いい、ちょっと最近スランプ気味である。 ここ1ヶ月間くらいで40UPもわずかに

 1本のみ、という貧果である。 まあただ単に40UPが沢山欲しいだけならそれなり

 のポテンシャルの場所に行けばいいだけなのだが、ひねくれ者の自分は、自分の決めた

 フィールドで自分の釣りで釣らないと気が済まないタチなのだ。 仲間の多くが好調に

 釣っている中、貧果続きなのは心苦しいが、一応ネタであの男のマネをしてみた(笑)






















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  やっぱコレ、自分には似合わんわ(笑) 









  よくよく考えてみるとこのところ、一人で釣りをすることが多かった。久しぶりに

 仲間と一緒に釣行した訳だが、やはり誰かしら仲間も一緒に浮いているといい刺激に

 なる。今回はハンターが強烈な刺激を与えてくれて久しぶりに高いモチベーションを

 維持してゲームをやり続けることができたのだ。これはハンターに感謝! 





  さて、神秘のダムも来週くらいからはエントリーと片付けが極悪なレベルで大変に

 なるので、しばらくはお休みの予定だ。でも必ずリベンジはしなくてはならないので

 ある日突然行くかもしれないが…。 ま、その前にまずは40UPからだな!ラージ

 でもスモールでもどっちでもいい。 ちゃんと40UPが釣れるサイクルへともどす

 作業が重要である。 近いうち大会もあるからね。 それではまた!!