あまり待ちに待っていないTKK初戦ノリーズカップ(笑) なぜってどうしてこんな

 タフな時期に開催するのか? それは田辺さんがプリの状態での釣りでやりたがるからだ。

 前週開催されたチャプターでは優勝者のみリミット3尾で、2位以下は1本の重さ勝負…。

 全ての持ち込まれた魚でも13匹くらい? というウルトラタフ戦であった。



  月曜の雨で水温が落ちて濁りが入ったところから回復途中の段階での水曜のプラ。あの

 日はまだ厳しかったが、木曜~金曜あたりは結構釣れそうかな?と思っていたが、その頃

 に釣行した人でワカサギパターン系の釣りをした方は案の定いい釣りをした様子である。


  
  とはいえ土曜日に冷たい雨が入り、またもや水温低下が懸念されるこの週末。どうにか

 こうにか休みを確保できて参加できるには至ったが、いかんせん状況が悪すぎるのだ。












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  前日21時30分に就寝、6時間寝て3時30分に起床して高滝へ。 5時ちょっとに

 到着すると、カズさんがセットアップをしはじめており、岩ちゃんもちょうど着いた頃の

 ようだ。 魚探を入れるとスロープ前で10℃…。 上流は8℃台まで落ちているだろう。

 デコらない男継続中の自分もさすがに腹をくくる。デコってもいい、上流パターンで心中

 するつもりだ。 










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  新利根で別途人気トーナメントのタックルアイランド戦が開催されているが、それでも

 100名近い参加者を誇るTKK。今日も90名は超えている、との情報である。浦安の

 貴公子経由で知り合ったみやぱぱさんともお会いして話すと、貴公子はどうやら新利根に

 向かったらしい。 とりあえず、仲間内全員ノーフィッシュだけはどうにか避けようぜ?

 ということで準備を進めていく。 










  …とここでトラブル。 










  自分の隣のボートがドレンコック締め忘れで浸水。かなり大変なことになっていたので

 自分のライブウェルポンプで排水をお手伝いする。人助けをしたので何かいいことあると

 いいなあと思い、7時に3番フライトで出船。 
















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  自分、激遅54ポンドエレキなのでゆっくり上流へ。早い者勝ち!的な勝負はできない

 けれど、他の人の入り方を見て自分のフィールディングを後から決めていくような展開で

 やるのがえのちん流である。 とはいえ、この時期の高滝はどうにもピンでしか釣れない

 傾向にあるのも事実であり、やはりエレキが早い人が有利なのは言うまでもないが…。 











  境橋スロープを超えると水温が一桁に落ちる。 前回プラでキャッチしたエリアは予想

 通りの船団であり、裏側を通って上流へ抜けていき、プラでニゴイをキャッチしたエリア

 へと上っていった。 





  水質的には悪くなく、プラの時よりは少々濁りが回復している感じである。しかし水温

 は7.7℃と、冬かい? みたいな水温であった。ところがブレイクの中腹、4mレンジ

 にはワカサギの大群が映ったり、バスのスクールらしい反応が魚探に映ったり消えたりを

 するのである。 これはここでタコ粘れば、かろうじてフィッシュが出るかも? と思い

 タコ粘り作戦を展開するのであった。 9時頃カズさんから電話があるが何もないと言う。 





  自分もノーバイトのまま時間だけが過ぎるがひたすらシャッドとジグヘッド。しばらく

 たつと水温が8℃まで上がってきた。その時だ! 










  少し離れた護岸で釣りをしていたオカッパリアングラーがファイトをしている! 













  ロングタモでキャッチした魚はナイスクオリティのバス! 












  「でかいですね~、ナイスフィッシュ!」 なんて話しかけると、45cmだったが

 1600gというファインバスだそうだ。 ストレートワームのダウンショットで釣った

 そうである。 自分的にはそろそろ場所移動して違う展開をやってみてもいいかなあ、と

 思い始めていただけに、これを見たら尚更動けなくなってしまったのだ。 







  帰着は13時だが、戻りの時間を考慮してアラームを12時にセットしておいた。その

 アラームが鳴ったらスロープ方面に下りながら釣りをしよう、と決めていた。結局、無情

 にもノーバイトのまま12時のアラームが鳴ったため、戻りを開始する。 










  船団場所ではローカルの猛者の皆様がまだ粘っていた。 ライブウェルが回っている音

 がしたのでどうやら魚は持っているのであろう。 空いていればやりたかったがパスして

 境橋スロープへ。 










  深い位置にも3艇浮いていたので、沖側のシャローをハイカットDRで流していく。 












  何投かして、ボトムノックがいい感じになるトレースラインを見つけたのでその角度で

 何度も投げていると、プルンッとかブルンッとか何かしらの魚に当たる感じがあった。









  その次のキャストである。


















  ドンッ!  ジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ! 














  何かが乗った。とにかく重たいが、ボートべりまではあっさり寄ってきた。バスか?











  ボート際でも濁りで姿を確認できないまま、強烈にドラグを出して潜っていき、ロッド

 の先端がボートの下まで吸い込まれるようにベンドする。バスだったらデカいからここは

 丁寧に行こう、ということでどうにかこうにかゆったり浮いてくるまで弱らせて、水面に

 顔を出した瞬間ネットイン!! 































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  12:33 魂の1本、キャッチ!! あっぶね~~、マジデコるところだった!










  残り時間も少ないので重さも測らずライブウェルにブチ込んですぐにハイカットDR

 を連打!! うまく続いて2尾目をキャッチできたらかなり上位にイケるはず!!だが

 自分の遅いエレキでの帰着を考えると12:40までしかここには居られない。その後

 何回かスレ系のアタリはあったが、結局追加は無くタイムアップ。













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  桟橋へと向かい、12:57に帰着。 













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  デコらない男伝説、これは本当に伝説になっちゃう? このタフなTKK初戦で1本

 持ち込むっていうだけでも、かなり奇跡的なことなのである。 岩ちゃんはカバーから

 自分だけの魚をしっかり1本キャッチ! ところがこれが弱ってしまったらしく早めに

 帰着して検量してもらったそうだ。カズさんは今回は春のTKKに潜む魔を見た模様…。




  夢中だったのでキロはあるかな? くらいにしか思っていなかったのだが、検量して

 みるとなんと1490g!! おお~、まあシングルくらいには入ったんじゃない?と

 盛り上がりながら片付け。 岩ちゃんは1160g?くらいだったそうだが見事である。

 そしてみやぱぱさんもクオリティフィッシュを1本持ち込んだそうだ。そうそう、浸水

 したお隣さんも無事、12時を過ぎてから1本キャッチしたそうだ。よかったよかった。











  で、表彰式。 












  なんとビックリ、5位で自分のウエイトがコールされた。




















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  なんと滑り込みで5位入賞!! 久しぶりのお立ち台である。 ちなみに隣のみやぱぱ

 さんは1580gで3位であった。今週も先週同様、優勝者だけがリミットメイクで2位

 以下は1本での重さ勝負。全体のウェイインは18名、という例年以上に厳しいタフ試合

 となった。 最後、事故フィッシュでいいから食ってくれ!という想いで巻いたシャッド。

 でも、「事故は起きるんじゃない!起こすんだ!」という一言を今日の名言としておこう。














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  今回の戦利品はリールをゲット!! 








  とりあえず、なんとか1本のウエイインが出来てホッとしている。順位は正直、運。

 でも普段、考察だとかなんだとかブログで偉そうに語ってるので、運でも他力本願でも

 なんでもいいから、たまには結果出しておかないとね(笑) ようやく6位寸止め脱出。















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  魂の1本・1490gで5位!次は心のホーム、謎の川へ戻る予定だ。それではまた!