10日ぶりにようやく釣行。 今日も亀錬である。最近この亀山の釣行が面白くて

 仕方がない。ちょっと前までは、なんでこの難しいダムに好き好んで通い込む人達が

 居るんだろう?って不思議でしょうがなかった。他にもっと簡単に釣れるフィールド

 なんていくらでもあるし、高滝のほうがアベレージが良い。 



  しかし、それは本当に初心者ライクな考えであり、やはりこの難易度が高い亀山で

 しっかりとバスをキャッチできるようになることこそが、上級者への道なのである。

 40歳になってようやくそれに気が付くという…。 















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  月曜日だというのに結構混んでて、電動カートがなかったので一度桟橋まで取りに

 行ったりしたので出船は7時ちょうどになってしまった。 水温は10.3℃から。

 昨日、チーム神奈川の二人が来ていたが、かなり苦戦した様子。 まあ大会とかも

 やっていたのでプレッシャーも半端なかったであろう。 平日とはいえさすが亀山、

 今日ですら50艇以上は出ていたと思う。 



















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  前回釣行はほぼパワーフィネス(以下PF)縛りで終日カバー撃ちをやっていたが

 今日はディープとPFの比率は50:50くらいにした。 鐘が鳴るまではディープ、

 鐘が鳴ったらシャローカバー、というプラン。 






  さて、これはえのちん的考察の亀山ディープ理論だが、晩秋から冬の亀山のディープ

 を攻める際、目安にしているひとつの方程式がある。 はっきりいってオリジナル過ぎ

 なのであまり参考にはならないと言っておこう。 それは、








  水温 + 水深 = 20 






  という方程式である。 すなわち水温が13℃なら7m。 水温が9℃なら11m。

 もちろんこれはニュートラルな食い気の低いバスが良く居るレンジであり、実際釣れる

 レンジはフィーディング的な状態の個体であることを考えると、このレンジよりは1m

 ~2mくらいは浅いレンジが釣れるレンジとなることが多い。 

  

  もちろんあくまで自分のデータの積み重ねから導き出した適当な理論なのだが他の

 湖ではあまり当てはまらなかった。 というかこれは全てのレンジのフラットが多数

 存在する亀山だからこそ成立したものであり、今年からレンタル解禁された某ダムや

 その隣のダム、片倉ダム、などはディープフラットがあまりなかったり、あったとし

 ても中途半端な深さのフラットしかなかったりする関係でハマらなかったのだ。  



   


  …で、今日は10.3℃だったので、これは9m前後か? という読みで水深10m

 から魚探掛けを行う。  













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  いい感じに映るが食わない。 










  最初のバイトは8:30頃、水深8mくらいでも映ったのでじっくりズル引いている

 と、ヌーッと重たくなったのでフッキング!! 















  グングン・・・












  いい感じの重みだ。 …と思っていたら急に軽くなり、水面に向かって垂直浮上! 







  このパターンの時、スラックを巻き取るため超高速巻きするが、追いつかず・・・

  そのままスラックができた状態のまま水面バチャバチャでフックを外されてしまう。












  うーん、500gくらいはあったのにもったいない!






  と、ファーストバイトを水面バラしをやらかしていたところにカズさんから電話。

 電話しながらもあたりをウロウロ魚探がけしていると、まだまだバスは居る感じだ。







  電話を終えて数投したところ、今度は竿先にトンッ! と出るバイト! 8m! 




















よっしゃー、今度は逃がさないぜー 

















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  9:00  まずは坊主を防いでくれた420g。 












  さて今日のディープのお題は、まだ釣ったことのないディープのポイントで釣って

 みる、というお題だ。 場所の引き出しも増やさなくてはならない。1本目は得意の

 トキタ沖であった。 ここで2バイト1フィッシュ。 そこからのむらボート方面へ

 移動し、神社下の沖にある8mのフラットへ行ってみるがノーバイトであった。もう

 9時を過ぎてしまったのでディープは渋いか。 










  のむら横の竹カバーだけPFで撃ち、そこからつばきもとまでの間にあるフラット

 で魚探掛けすると9mくらいのフラットにポツポツバスらしき映像が映る。 ただし

 これはあまりやる気なさそうな映り(笑)ちなみにここのポイント名は知らない(笑)
















  だったが、食った。





















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  10:35  2本目、330gをキャッチ。 うむ、悪くないペース。初場所お題も達成。

 白鳥島沖の馬の背と言われるポイントがガラ空きだったので初めて入ってみた。なぜなら

 いつもボートが居て近寄れなかったからだ。 魚探をかけた印象だが、馬の背というより

 ジャンプ台!? 今日はもぬけの殻だったが、タイミングがあえば釣れそうな場所だった。











  島をぐるっと回り、つぼりとのブレイクでネチネチやっているとあの鐘が鳴った。 











  そのまま医院下の筋に入り、PFでカバー撃ちに切り替える。 






 橋を超えて医院方面を見ると、結構なボートの数。 しかもみんなカバー撃ちしている。

 ある程度まで撃って折り返すことにした。 再びのむら方面に戻りながら2本目が釣れた

 ディープでスロードラッギングをしているとカズさんから昼の定時連絡(笑) 話ながら

 ボトムをコツコツ引いてくると、トンッ! というバイトがあったが乗らなかった。








  その後、13時頃に再び松下方面へと戻ることにして移動。 
























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  あったかーい!!  というか暑いくらい。 ここからは完全PFオンリー。 今日は

 ちょい濁っているのでトレーラーはドライブクロー2インチのブラック&ブルーフレーク

 に変えておいた。 魚探を見ると水温は12℃まで上昇していた。 今日は幸い風もほぼ

 無風であり、水温が上がりやすい状況であった。 








  松下方面へダイレクトには行かず、ホテル下側から水産回りで水産島のカバーを撃つ。 












  今日のバイトの出方は、シェイクしているジグが急にふわっと軽くなる系であった。 

 軽くなった? と思った瞬間にフッキング!! 












  するとあっさりぶっとんで来てボートに抜き上げてしまった。 























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  13:51  3本目の450gをキャッチ。 これでどうにか3本1200g…。




 その後も16時きっかりまでPFで周囲のカバーをひたすらなまでに撃ちまくるのだが

 追加のバイトを得ることはできなかった。 PFでは1バイト1フィッシュ。だが今回

 もどうにかこうにかシャローカバーから1本獲ることができたので、素直にうれしい。

 なんとなくだがこの釣り、分かってきた気がする。 メンタル的にはもはややり切れる

 自分が居るのだ。だが、この練習はもっとやりこみたいところだが、時間が足りない。 


























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  5バイト3フィッシュ。 冬の亀山、難しいけど面白い!! さーて年内の釣行は

 あと2回くらいになりそうかな?  それではまた。