今日は月間予定には記載していなかったが、なんとか休めたため釣行することにした。
実に中10日、11日ぶりのゲームである。行先は究極のプライベートゲームステージ、
神秘のダムだ。 実はこの2週間くらいの間、ここへ来るチャンスは3回あったのだが、
いずれも風邪による発熱や台風直撃といったことが重なり、すべて先延ばしになっていた
のである。 そして、今日行っておかなければ、年内はもういけないかもしれない。その
想いだけが遠くの山奥にある神秘のダムへと車を走らせている。

途中の道路ではサルの軍団に遭遇。 カメラを向けると逃げていってしまうが普通に
そこら中にサルが歩いていて全部で30頭くらい居たのではないだろうか。 どうやら
道路に落ちている栗を拾いにきているようであった。

貯水率55%まで回復した神秘のダム。 つい先日、取水制限も解除され、ようやく
通常営業に戻った、といった感じだ。受付をしていると後からピーさんとEHONさん
が上がってきた。 自分は昨日「たとえ僕一人であっても明日は神秘のダムに行きます」
とだけ伝えておいたのだ。

アスファルトまではあとちょっと。 このくらいならカートップも疲れはあまりない。
出船すると水温は24.4℃。 その後27℃まで上がった。 スロープ前にいきなり
のワカサギの超大群。 ただ大きさは4~5cmと小さい。 でもこれ、カラアゲとか
天ぷらにしたらおいしいサイズ。10cmくらいとかデカくなると案外苦かったりする。
で、スロープのすぐ左側にあるインレット。といっても枯れ気味であるが、ピーさん
達のランチング待ちの間ダウンショットを投げていると・・・


あっさりと今日の1本目をゲット(笑) 二人には反則フィッシュだのなんだのと
さんざん言われてしまう(笑)ちなみにこの魚、水中でファイト中、ベイトフィッシュ
を5~6匹吐き出した。 おそらくワカサギだと思う。
で、本格的にゲームスタート。 エンジンに火を入れ、自分は本流上流を目指す。
ピーさん達はN沢方面をやるという。 途中、実績ワンドに立ち寄りジグヘッドをやる
が、40くらいのが追ってきたのが1回あった程度。
実は1尾目を釣った状況で気が付いたのだが、まだまだ夏パターン的な釣りでイケる
感じであった。 8月に来た時とほとんどおんなじようなポジション・レンジで食って
きているのである。

最上流エリアに到着し、あっさりと2尾目。 1本目と同じく、30cmくらい。
最近お気に入りのレインズスワンプミニ・スカッパノンのダウンショットである。
すぐさま同じリグでフォーリング中にバイト!! たるんでいたラインが一気に
ピンッと張ったのを見逃さずにフッキング!! 最初からかなりの重量感!!
で、全然浮いてこないファイト。 手応え的には45クラスである。 3~4分は
ドラグを出してやりとりしただろうか。ようやく鈍くなって浮いてきたところでネット
でキャッチ!! 50はいってないと思うが、まあまあデカいぞ!?

いいサイズだ!

ウエイトは1650g!

48だと思ってたけど、家帰ってきて写真良くみたら上の尾びれで49あるのね。

惜しくも50cmには届かないが、まあそれでも満足!! 49cm・1650g!

その後、現時点で行ける最上流まで上がってみるが、水温19℃で何も居ないのが
丸わかり(笑) 最後はチャラ瀬みたいな段差になり終了となる。 満水なら水深6m
くらいある場所なんだけどね。
で、まだ10時と早いけど下り始める。

時々水中爆発でもあったかのような泡の輪っかがあるのだが、これ、魚探をかけると
分かるが、突如ボトムから湧き水みたいのが噴き出し始める現象。 それまでなかった
ところに突如これが出現するので結構ビックリである。 他にも数か所見た。

途中の水が生きているインレットで32cmくらいのをキャッチして4本目。
大きな筋が合流する合流点の近くの昼飯ワンドにてピーさんとEHONさんと合流。
ピーさんはバラしまくりで苦戦中とのこと。 EHONさんは朝イチに1本獲ったそう。

午後は自分はゴジラワンドを中心にじっくりやる予定にした。その手前で対岸ワンド
に入るが、ここで釣りをしていたらエンジン船が後から入ってきてワンドの中央で船を
止めた。 どうやらワカサギ釣りの老夫婦。 うーん、全然違う種類の釣りとは言えど、
これだけ広大な湖なのだから小さいワンドに先行して船が入っていたら、普通は入らず
別のワンドに行くのがマナーっていうか通常の釣り人の感覚なんだとは思うが…。
で、このワカサギ船に気を取られ、2バイトあったがフッキングしきれず…。
ワカサギ船が出ていったのだが、自分もワンドを出て対岸に渡り、ゴジラワンドへ。
ここで定番の赤土バンク撃ちを伝説の紫のジグヘッドで。 斜めバンクではバイトは
なかったものの、岬の沖のフラットでジグヘッドがひったくられた。

すんげーいいファイトをしたが36cm。 ウエイトは650gくらいだったかな。
で、本命であるゴジラの最奥へと入っていく。 8月に来た時よりも全然奥まで入る
ことができるが、浮きゴミが大量にある。 白くボトムが見えているところは水深1m
程度だが、薄暗く黒っぽいところは水深2mくらいある。 その深めのところにダウン
ショットを落としてシェイクしていると、プンッ とラインに出るバイト!!
浅いのですぐに水面に出てきたが、ナイスサイズのスモール!!
流木だらけの場所なのでドラグはやや締め込みロッドパワーで水面直下だけで
やりとりし、エレキで寄っていって強引にネットに叩き込んだ!!


これもいいサイズだ!

45.5cmといったところだが、まあ45cmでOKだろう。ウエイトは1400g。

14:30 6本目、45cm・1400gキャッチ!!
で、最奥から戻り、ジグヘッドでちょっとした岬を撃っていくと、枝を引っ掛けた
かと思ったらグングンいっててバス!笑

7本目、40cm・900g! これを釣った後、EHONさんとピーさんが順々
にゴジラワンドへと戻ってきた。

8本目、これもジグヘッドでダメ押し! 34cmしかないが750gもあるという
超ブリブリな将来有望君をキャッチ。 この魚、実は水面直下までジグヘッドを追って
きたので、慌ててベールを返してラインを出してジグヘッドを落とし、それに着いて
潜っていったスモールが追い食いした、というなかなかないパターンで食わせた1尾だ。
その後は何もなく、時刻が16:30になったので全員でスロープへ帰還した。
今年3回目の神秘のダム、10バイト8フィッシュ!! 50UPこそ出なかった
ものの、自分でも驚くべき集中力で臨むことができ、いいゲームを展開できたと言える。
釣行回数は減ってしまうが、それでも適宜休養を挟んでいく事で、こうやって1回1回
のゲームの質を高めていくことも可能なのかもしれない。

さて、ここからはトーナメントシリーズ。 というかまた台風来てるみたいだけど
大丈夫なのか?笑 はたして高滝のプラには行けるのだろうか? それではまた!!