ようやく8月最初の釣行。 実は昨日も休みだったのだが、会社のバーベキュー大会と

 いう拷問な1日を過ごす。 昨年はバックレられたのだが今年は不可避。おまけにチーム

 の監督という役割まで預かり、早朝から買い出し、オマケにキノコを切ってたら左手の指

 まで切ってしまいケガしてしまうという始末…。ケガはたいしたことないが、さて明日は

 どこへ行こうか…。




  梅雨明けしてからのこの暑さは今年も例に漏れず尋常ではない。もはや平地での釣り

 は無駄に体力を消耗するだけなので、これはやはりハイランドレイクに飛ぶしかない。

 となれば精進湖か神秘のダムの2択である。 精進湖は安定して釣れるとは思うのだが

 いかんせんロケーションもゲーム内容も単調な部分があり、一人で行くにはちょっと…。

 そうであれば異例の大減水からようやく39%まで貯水率が回復した神秘のダムにでも

 行ってみるとしようか。ま、どうにか1本くらい釣れるでしょう、とまったく期待ゼロ。













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  6時に到着すると湖面利用者は自分一人(笑) 






  後にカヤック漕ぎの方たちが数名来たが、他魚種も含めても釣り人は自分だけだ。

 この独占感がまた最高である。朝の気温は19℃で、涼しいというかちょいヒンヤリ。
















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  これが貯水率39.4%でのセットアップ。 過去、37%台でも出したことがある

 のでまあなんとかなるだろう?と思ってきたが、しんどかったけどなんとかなった。

 トレーラーはオフロードタイヤ等のちゃんとした装備の4駆ならばいけるけど、通常の

 ノーマルタイヤだとまだ厳しいかもしれない。 やはりアスファルトのエンドまで水没

 するくらいまで回復しないと厳しいだろう。 でも、今年は完全にダメか? と思って

 いたが良くここまで回復したものだ。 毎日現地データは見ていたが、実は梅雨明け後

 に毎日のようにゲリラ豪雨が降っていて、直撃した日なんかは1日に2%くらい回復を

 するという奇跡が結構起きていたのを、自分は見逃さないでいたのだ。 









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 6:45に出船して、インレットがあるワンド巡り。 水温は26~28℃と夏の水

 である。 この貯水率なので湖が狭く感じるくらいなのだが、とりあえず両方の川筋は

 最上流まで上がってみることにした。

















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  まず本流側の最上流。 浮きゴミや流木が物凄い。 で、鯉しかいない(笑)



















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  下りながら再びインレット巡り。 この時期はまず水通しなのだが、現在は貯水する

 ために放水は行われていない。 ボディウォーターには動きがないため、インレットだけ

 が有効に水が動いているのである。 ところが結構な比率で干からびているインレットが

 多かった。 どんなに渇水状態であっても、ほぼ必ず水が流れ込んでいるという万年流水

 なインレットは全域でもかなり数が限られてくるので、そうなってくると絞り込みは簡単

 でもあった。 















  ふととあるインレットの沖で、水深が1mくらいに浅くなっている場所があり、そこに

 豆スモールらしき魚が3尾くらい居るのが見えた。 最初はサクラマスかと思ったのだが

 どうやらスモールっぽい。 









  ソリッドエアリアルにつけていたスモラバを投げるとコンッ と食ってくるのだがサイズ

 が小さすぎるせいかフックアップしない。 すぐにリグを変更し、レインズスワンプミニの

 スカッパノンのダウンショット。 フックはデコイのマス針の4番という超絶フィネスリグ。

 ちなみにスワンプミニは、猫枕氏から提供いただいたブツである。 














  そうこうしていると豆が深くてボトムが見えないほうへと泳いでいってしまったので、

 あの辺か? とスワンプミニを落とし込む。 






  するとコンッと言って食ったのだが、またしてもスッポ抜け。 















  同じところにもう一度落とすと、ボトム着底と同時にどうやら食った様子。 












  ラインがツーッとこちらへ不自然に向かってくるのに対して思いっきり合わせる!
























  ジジジイ~~~!! 












  あれ? 豆かと思いきやだいぶ重たいぞ!? 
















  こいつはラッキー、どうやら別のデカいヤツが食ったっぽい!笑 








  しかもかなりなサイズなのでエレキで沖へ誘導し、水深9mくらいのエリアまで出して

 そこでドラグを緩めてどうにか応戦をする。 というか重たい。巻きあげても巻きあげても

 どんどん下へと潜っていくファイト…。









  5~6分はかかっただろうか、あきらめて浮上系の動きに変わったところを見逃さずに

 一気に巻き取り、そのままネットイン!!

























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  ぜ…ぜんぜん豆じゃねーし!(笑)





















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  ウエイトは1760gもある…。





















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  今期3尾目の50UP確定、51cm!!

























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  8:47  51cm・1760gゲット!!


















  誰も居ない湖上に雄叫びがこだました。






















で、スカッパノンがふっとんでなくなったのでスワンプミニのグリパンに。

























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  あ、そうそう君を釣ろうと思ってたんだよ(笑)



















  そんな訳で本流筋では2本をキャッチ。 まあ豆狙いでデカいのが釣れてしまった

 ので、釣れちゃった感はあるが、このダムではそんなことはどうでもいい。 獲った

 ものだけが勝者。 ここ神秘のダムではそれだけのことである。 なにしろボートを

 浮かべて出撃するだけで目的の8割は達成、といっても良いくらいの場所だからだ。

























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  もう1つの川筋の最上流部まで上がってみた。 ここまで来たらかなり風が強くなり

 はじめてきたが、水中はなんとか見える。 なんと減水中に草が生えてそれが水没して

 ウィードみたくなってしまっていた。その中にデカい鯉ならたくさん居るのだがバスは

 居ない。 まあこちらの筋はもともとバスは薄いのでしょうがないのだが…。
















  一気にゴジラワンドへと戻ってきた。 ここは午後に放水があると釣れる場所。

 しかし今年は放水効果は期待できない。とはいえ、アングラーが全然訪れていないからか

 プレッシャーは低く、バスの目の前にルアーがいけば割とあっさりと食う印象ではあった。










  ゴジラワンドの中央にある赤土バンク。 ここは水位に関係なく必ずデカいスモール

 が張り付いている場所。 エアリアルハイフォーマンスには伝説の紫のジグヘッド。

 これを赤土に打ち込んで、岸際をフォールさせる。 3mくらい落としたらミドスト。















  …とフォール中にコンッ と手応えがありラインが沖に走ったのでフッキング!!





















  食った! これまたかなりのサイズのスモール!! 















  これまたまるで浮いてこないロングファイトに突入!! 








  途中で右腕が疲れてしまい、左手に持ち替えて右腕を休ませたりもしたくらいだ。 










  5~6分のファイトの末、弱ったところを浮かせてネットですくう。
























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  これもデケー!!











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  ジグヘッドをガップリ!! 














  ちなみに51を釣ったタックルのラインも、このジグヘッドのラインも先日の

 シンザンカイでもらった東レのエクスレッドとかいうラインの4ポンド。さすがは

 東レ、しかもまあまあ値段するだけあってかなり頑丈なライン。トラブルも少ない

 印象なので、今後4ポンドのメインラインはコレにしてもいいかもしれない。




















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   長さは48cm。 ウエイトは1500gであった。










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  11:20  3尾目にまたナイスフィッシュ!! も…もうお腹いっぱい…。

























  その後はワンド内でじっくりやる。 ワンドといってもこのゴジラワンドは亀山本湖

 くらいの規模があり、はじからはじまで丁寧にさぐると2時間くらいは余裕でかかって

 しまう規模である。途中で本流筋にいき、バンク撃ちをやってみたが爆風になってきた

 ため、ふたたび14時ちょい前にワンドへ避難。 











  ここで、1尾目と2尾目をキャッチした場所に似ている条件の場所を見つけることが

 できた。 もしや? と思ってスワンプミニをキャストすると、これまたグンッと食い

 かなりの重量感のファイトが始まった。 詳しくは書けないが、これは完全パターンだ。



















  で、もっともタチが悪いファイトをするのがスモールの43cmくらい、とは良く

 言われているが、本当にそんなサイズであった。























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  14:05  4本目をキャッチ。










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  42cm・1100gであった。 めんどくさいからさらっと書いたけどこれまた

 全然上がってこないロングファイトであった。 ほんと、腕が疲れますわ…。 



















  で、この魚をちょうどいいタイミングの締めとして、14:30にはスロープへ戻り

 片づけを開始した。 午後にはゲリラ豪雨の予報があり、雷の危険性もあったからだ。

 結論からいえば現地はギリギリ天気はもったので、最後までやってもよかったのだが、

 内容的にも大満足してしまったため早上がりである。  15時に管理人さんに挨拶

 をして下山開始。






















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  今年2回目の神秘のダム、あまり期待してなかったけど大当たりだったかな!笑 
 
 さて、次の釣行は9日火曜日を予定しているが、なんと台風直撃!?やはりあの男と

 約束をするからこうなるのか…!? はたして結果はいかに!? それではまた!!