今年もご招待いただき、マナさん主催のリバーカップへと参戦。 秘密の川へは今年
初めての訪問となる。すなわち、プラクティスには来れておらず、ぶっつけ本番なのだ。
事前情報ではスゲー渋いらしく、ここのロコの猛者でもなかなか魚に辿り着けない様子。
また昨年開催時と状況が違うのは、昨年よりも水位が50cm高い状態であるという事。
これが自分のゲームを大きく狂わせる結果となった。

AM5:30スタート、帰着は15時でキーパー25cm、リミット5本での勝負。
合計で12艇参戦での大会となった。 もちろん超凄腕揃いで自分なんかまだまだの
ひよっこである。 水温は19℃からスタートして最終的には23℃まで上昇した。

2月のシンザンカイ、4月のTKKと2回連続でトーナメントが爆風で延期となった
ため、1月の五十嵐カップ以来の大会形式での釣行。久しぶりのトーナメントモード、
このちょっとピリッとしたスタート前の感覚が実に心地よい。
フライト7番でスタートして上流方面へ。 まずはKO道下エリアからカバー撃ち。
釣れればラージでもスモールでもどっちでもいいのだが、カッコいいラージを釣りたい。
ところが水中からの反応は皆無であった。うーん、水が多いこともあって居場所の特定
が難しい感じ…。スーパードシャローエリアの奥の奥まで魚が入っていけてしまう訳で
逆に減水している場合だとショアラインの限界が浅いので、そっちのほうがテキサスの
釣りに向いているのだ。
今日は大会参加者以外にもスペシャルゲスト多数(笑)魚けんさんの知り合いのK5
さんや、今日は名前を出せないスペシャルペア2名まで色々(笑)
で、8時までシャローカバーや土バンクをパワーバルキーホッグのテキサスで撃つも
何もないまま時間が過ぎる。 昨年よりも濁りが強い印象だったのでワームのカラーは
基本黒で統一した。 しかし、これはシャローのテキサスの釣りをやり切ったら完全に
心中する。 バスはショアラインには居ない。
ちょっと沖のハードボトムでヘビーダウンショットを入れるとすぐにスモールらしき
バイト。 しかしこれは乗らなかったのだが、大きなヒントにはなった。
本当はテキサスでガツンと釣りたいけど、仕方ない。 しばらくスモール狙いでの
ヘビーダウンショットの釣りに集中することにした。

ジャスト9:00、1本目。 40cmの800g。 超グイグイ引くいいファイト。
狙い通りのゾーンで狙い通りにコンッと入った。
10時ちょっと前くらいにまたバイト!

これが物凄く体高がある魚で、38cmながら980gというナイスキーパー。
こんな感じで集まっていけば、まあまあいい線行くんじゃない?
…とそうは問屋が卸さないのが今年の秘密の川(笑) その後もれなくノーバイト地獄
に陥り、えんえんとノーバイト。ちょっと場所をかえてカバー撃ちをやったり、オーバー
ハング下で虫をやってみたりとお茶を濁してから本命エリアへ戻ってきて、またヘビー
ダウンショットでタコ粘る。

ほぼ12時ちょうどに3尾目。 350gであった。 これでようやく3尾で2kg。
ところが、この350gがこの後弱ってきてしまい、検量前にはリリースすることに
なってしまったのである。 この本命場所とその近辺で帰着直前までやり切ることを決意。
しばらくして700g前後の魚をかけるもジャンプバラし。 さらにはコンっとバイトが
あってフッキングして、その後グングンとちょっとだけファイトしたらすぐ軽くなる系の
バラしが3回くらいあった。 わずか2~3秒しかファイトしていない感覚でもおそらく
いいところ600g前後くらいの重さ感だったので、この釣りでリミットをそろえたと
しても、5尾3kg程度だろうか…。 もちろん、ベースリミットをさっさと揃えたら
デカラージ狙いで入れ替え、という理想的なシナリオは狙ってはいた。
が、その後フックアップしてキャッチに至るバイトは得ることができなかったのである。
15時、帰着…。

弱った350gはリリースして2尾を残す。 2本で1780gであった。 まあ
ノープラで突っ込んだ割りには最悪のケースは防ぐことはできた程度であろうか…。
しかし、結果としてはやはり状況はタフなようで、12艇中釣ってきたのは6艇。
自分はその6艇の中で5位であった。結果的には弱った350gがあってもなくても
順位は変わらなかった。

今年から新しいボートで闘っているチャタ川の兄貴は、5本リミットを揃えて4140g!
マックス1480gでビッグフィッシュ賞を獲得! マジで強い…。 ところがトータルの
ウエイトは上には上が居て、兄貴は2位となった。それでも今日4kg超えてくるのは凄い。
優勝はレジェンドのナベさん!! 大のスモール好きで、スモール系のフィールド全般
に行かれているベテランアングラーである。 ナベさんのもっとも得意とする釣りが完全
にハマった一日だったようだ。 オールドワームのスプリットショットリグ、恐るべし…。
ナベさんとは神秘のダムでもお会いしているし、魚けんさんの地元の仲間でもあり、ピー
さんとも顔なじみである。 そんなナベさんの優勝、本当におめでたいと思う。そして
主催のマナさん・参加の皆様、本日はありがとうございました & お疲れ様でした。
今日学んだ事。 それはやっぱりプラは大事である、ということだ。 ダメなパターンは
ダメなパターンで事前に消去法で消去しておくことも大事なのである。 もしプラでカバー
撃ちがダメだ、って分かっていたら、最初っからスモール狙いの釣りで終始し、ウエイトは
ともかくリミットは集められていた可能性は高かったかもしれない。 もちろんたらればを
言っていてはダメで、しっかりプラ日程を組むことも含めて、今後も精進が必要である。

という訳で今年は5位。 それでもやっぱり、大会は楽しいね!! それではまた!!