心のホームグラウンド・謎の川。 何回も通いこんでいる訳ではあるが、それでもいまだ

 謎だらけのフィールドである。 5:40頃スロープ到着し、5:55にはゲームスタート。

 水温は18.7℃からスタートしたが、今日は夏直前並みに暑く最終的には22℃を超えた。















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  朝イチは定番のストレッチから入ってみる。 前回、EHONさんに教えてもらった方法

 等も試してみるが、そのパターンでのバイトは1回きり。しかもすぐに離してしまうようで

 乗らない。 さらにテキサスでは奥まった場所の最奥に入れると20cm前後の小さいバス

 が当たってくる始末であり、今日はこの豆系バイトが全部で10回くらいはあった。その中

 の1回だけフッキング後に場外ホームラン。 水面に姿を見たようなミスバイトも25cm

 くらいのサイズ。 こういう魚達も動き出したか…。 てゆうか君達、冬の間はどこいんの?

















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  下流からバスボートも上がってきてしまったため、上流エリアへ。 ここでも豆バイトに

 悩まされながら、エンジンで少しづつ上がっていく。例年、一番遅く釣れ始まる上流エリア。

 ピーさんはここでプリの魚を釣るのがうまいのだが、自分にはさっぱり分からない。 









  とりあえず濁りも強めなのでグリパンから黒にチェンジしてテキサスを撃っていく。












  とある場所でバシュッとラインスライド! 













  うりゃっとフッキングからそのままボートにブチ抜き!





















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  ちょっと時間がかかったが、31cm・500g。このファーストフィッシュが9:28

 であった。遅すぎる(笑) で、この時期ではまだ早いであろう、自分的最上流ストレッチ

 まで上がっていき、岸のバンクをテキサスとパワーフィネスのスモラバで撃っていく。 














  しかし反応がないので1尾目をキャッチしたエリアへと戻る。 














  この時期に釣れるモヒカンパターンというのがあるのだが、ヒントはモヒカンという

 言葉だけで後はシークレット(笑) そのモヒカンパターンでナイスな1尾が食った。

























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  これはオスに違いない。 41cm・950g。 惜しくもキロには届かないがいい魚

 であった。このモヒカンフィッシュが他にも居るはずなのだが、どうやら今日はコレだけ。

 ま、このパターンもしばらくで消失するだろう。 このパターンが終わると、その次には

 アフロヘアパターンというのが出てきて、その次にはバーコードハゲパターンに切り替わる。

 バーコードハゲが終了すると最後にツルピカハゲマルパターンになるのだがそれがだいたい

 7月くらいかな。 これだけ聞いて、ああそういう釣りか、と分かった人はかなりの謎の川

 通である。 おそらく5人くらいしか分からないと思うが(笑) 












  で、昼頃。 定時連絡でカズさんから電話が来て話していた時だ。 その時はずいぶん

 下流へ下ってきており、時間調整的にDH周辺カバーを撃っていた。この頃には豆バイト

 もまったくなくなってしまい、ちょっと途方にくれながら撃っている感じ。手にしたのは

 スピンコブラ。





  電話で話しながらあーでもないこーでもない言いながらスモラバを、普段からテキサスで

 撃ってはいるものの一回も釣ったことのないポケットへ撃ち込み、そのままシェイクして

 いたら、コンッと竿先に反応があって、ラインが手前へと走り出した。 









  ぐおっ!?  っとフッキングを入れると、豆かと思っていたがデカい!












  「カズさん、一回電話置くね」 










  と言ってファイトをやるが近くの杭に巻かれかかる。 




















  バスは見えてるのでそのまま強引にネットですくってやろうと思ったら巻きが外れて

 再び外へと走り出したのだが、スピンコブラのバットパワーで強引に引き寄せてネット

 イン!! 






















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  こんどはでっぷりしたいい魚! プリのメスっぽい体型だ。 さっきのは確定オス…























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  41cm・1100g!! ナイスな電話フィッシュ!! いいファイトだった。

 OSPシンクロ3.5g(ゴーストシュリンプ)+ドライブクロー2インチ(グリパン)

 シンクロは今度、ちょっと買い足しておこう。
















  この時点で12:30を過ぎていたが、飲み物を2本しか持ってきておらず、1本目を

 あまりの暑さで飲み干し、2本目を開ける。 3本は必要だったな…。 














  で、ピーカン無風のベタナギにも関わらず自分でも意味不明にスピナーベイトをキャスト。















  そのままキャストしながら川を下っていくと、12:45。 水深1.3mある場所で…














  水面直下でブレードが回っているのが見えるくらいのレンジをトレースしていたスピナー

 ベイトにしたからもんどりうってバスが食ってきた!! しかもデカい!! 












  こういうデカいバスのスピナーベイト食いって、食った瞬間もうフッキングされてるので

 しっかりとフッキングはしていることだろう。 最初はただ重いだけだったが、ボートべり

 から急激な突っ込みをみせる。あわててスタードラグを緩めるもうまくラインが出ていかず

 結局ロッドを魚についていかせるかのようなファイトの仕方で弱るのを待ち、浮かせた所を

 ネットイン!!
























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  4本目! デカいんじゃないの? コレ? 



















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  長さは48!! ウエイトスケールも写真は撮ったのだがピンボケ過ぎてボツ。 でも

 ウエイトは1550gであった。 この魚はコンディション的にはアフター回復系だろう。

 プリで48あったら2kg近くなるはずだ。 
















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  残念なことに限りなくボツに近いピンボケ。 とはいえ、魚のデカさは伝わるだろう。 














  自分でもなんでこんな時間、状況でなぜスピナーベイトを投げたのか良く分からないが、

 それでもいい魚が食ってくれたのはラッキーであった。風が吹いたら…っていうけど実際

 は風なんてなくても釣れるのだ。













  思えばこれが今年のスピナベフィッシュでは最初のバスであった。 











  その後、実績ストレッチへと急行し、片っ端から丁寧にじっくりとチェックするが

 先週のようなドラマ魚は現れない。 というのもヘラ師さんが入っており、エリアが

 分断されてしまうような感じにさえ思われた。 












  普段やらない下流の左側にある矢板ゾーンもテキサスで撃っていったが、ここもまた

 無反応であった。 結局、昼に2本獲ったエリアに戻って、そのエリアで最後の時間を

 勝負することにしたのだが、結局16:30まで豆バイトが1回だけあったっきりで

 5本目以上をキャッチすることはできなかったのである。 この午後のチャンスタイム

 に完全に空振りしてしまうような事がたまに起きるのも、謎のひとつでもあるのだ。























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  とりあえず4本。 スピナーベイトの1550gは個人的には満足度がたかかった。 

 さーて、次はどこへ行こうか? それではまた、次の記事で!!