4月の1発目の釣行。 今日もいつもの謎の川。 早朝5時30分頃にスロープへ着くと

 久しぶりに見る車が先行でランチングを終えていた。今年会うのは初めてかも?なEHON

 さんであった。 実は先週、自分が月曜と水曜に来た間の火曜日にEHONさんは謎の川へ

 来ており、その日は残念ながら坊主。 ピーさんはいいのを1本獲ったようである。しかし

 そのピーさんも日曜にも来たのはいいが、バラしのみで終わってしまった、という。そして

 昨日はSGさんがまた来ており、なんとか2本は獲ったものの渋過ぎで昼には帰ったという

 情報…。 謎の川ファンの誰もが口を揃えていうことが「ことしの謎の川はおかしい」(笑)

 である。 たしかにおかしい。とにかくバスが少ないのではないか? そんな印象すら感じ

 させる今年の難しさ…。 でも、それでも自分はブレることなく、この謎の川へと通うのだ。














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  水温は14℃からスタート。 だが、今日は終始曇りのローライトで、水温がこれ以上

 上がることはなかった。 夜中から残る雨は気にならない霧雨程度であったが、7時過ぎ

 には完全に止んだ。 








  まずはこの時期定番のゴールデンストレッチを撃ちに行く。 EHONさんは鴨撃ちの

 方面へと流していっていたので、自分はゴールデンへいくが、まったく何も起きなかった。

 エンジンでさっさと上流域へと移動し、定番の場所でシャッド・クランク・テキサスでの

 ルーティンをこなすもバイトのひとつすらないまま、謎の川ファンの皆様の定時連絡電話

 を受けてしまう。だいたい同じ時間にかかってくるので、片方はキャッチになるのが最近

 の定番である。








  うーむ、やはりおかしい…。 というか逆に考えると、良く先日あんな豚バスが釣れた

 ものだ。 居るには違いないのだが、とにかく食わないのである。 今日、釣れる要素が

 あるとすればそれは潮目。 明後日が新月の大潮なのである。 この謎の川、自分の過去

 データでは、ドシャローにバスが差すのは、満月の大潮だと早朝。 新月の大潮だと午後

 から、というのが鉄板のデータになっている。 となると、今日のチャンスタイムは午後

 まで来ないのだろう。 3月末に朝に豚を2本釣った日は、満月の大潮であった。











  10時頃、前回・前々回とキャッチしている激浅ストレッチのチェックに行ってみるが

 今日は無反応。 風も北風の微風で浮きゴミも寄っていない感じだったのが良くなかった

 のかもしれない。 さらにゴールデンストレッチにももう一度行ってみたが、何もない。 



  







  昼を過ぎた頃、あまりのローライトにパワーバルキーホッグのグリパンカラーが水の中

 に映えないなあと感じ、ふと黒にチェンジをした。すると、黒にかえてしばらくして今日

 初めて生命反応があった。 







  岸際にパワーバルキーホッグの黒を落とし、一段ストンと手前に落とそうとした瞬間に

 下へとトンッ と軽くもっていくような感触を感じたので、思いっきりフッキング!















  …と25cmくらいのバスがぶっ飛び、ボートの反対側へ場外ホームラン!(笑) 


  



  ああ~、やっちゃった~!! でもあのサイズならいいか(笑)













  そうこうしていると上流からEHONさんが戻ってきて状況の報告。EHONさんは

 何もない、という。あーでもないこーでもないとしゃべりながらテキサスを撃っている

 と、またトンッ と引っ張るバイトがあったのだが、残念ながらこれは乗らなかった。

 おそらくこれも小さいバスだろう。 これが13:30頃の出来事。 







  自分の中で、この豆2バイトで魚達の動きが変わり始めたことに気が付いた。そうだ、

 今日2回入って無反応ではあったが、ゴールデンストレッチへ3回目のトライに行って

 みよう。EHONさんはそのまま撃ちながら下るっぽいので、自分はエンジンで一気に

 ワープ。 14時頃、ストレッチ中央の水門前からスタートして北風に逆らいながら

 テキサスを撃っていく。 


















  最奥へ落として手前に1mくらい引いてきたところでラインが真横に走り出した。 
























  フッキング!! 



















  そんなに大きくなかったのでそのままブチ抜く!























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  あっぶねー、マジでデコるかと思ったよ! これを獲ったのが14時25分頃。

  

















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  34cmの650g。 でもこの1尾の意味はサイズじゃない。 何度も撃って

 無反応だったシャローストレッチにバスが差しはじめてきたタイミングを読んでの

 狙い通りの1尾。まあもう少しイージーに釣れてくれてもいいんだけど、この適度

 な難しさを攻略することも、この謎の川の醍醐味なのである。 













  そのまま撃ち続けて10分後。 













  今度は一気にギュイーーーンとガンスリンジャーが絞り込まれるような食い方! 




















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  ストライク!   ネットを使ってキャッチのいいファイトをしたバスであった。





















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  2本目、40cmの920g!!きれいないいバスである! これもまた読み通り。




















  これを釣った後、EHONさんから電話がかかってきて1本獲ったのだという。

























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  EHONさんも14時過ぎにようやくファーストフィッシュ、32cmながら700g

 もある子豚ちゃん。 これで先週のリベンジができた!とご満悦であったが、ノリノリな

 EHONさんはエンジンで下流へとぶっ飛んでいった。 その10分後、再び電話…。 





















  なんとEHONさん、下流でスピナーベイトで46cmの1700gをキャッチした、

 というのだ。証拠写真が携帯に送られてきたが、悔しいから掲載しない(笑) 今日は

 サイズは完全にEHONさんにもっていかれてしまった…。いや、彼もそのくらい普通

 に釣ってくるエキスパートアングラーなのである。まあサイズは結果論になってしまう

 が、それでも今日の自分の釣りは、自分としては納得性の高い内容にはなっているので

 よしとしている。だが自分的にはこれだけローライトなのでスピナーベイトは無いなと

 勝手に切ってしまった選択を、EHONさんはしっかりセレクトして攻めていたので、

 さすがである。 もちろんエリア選択も自分にはない引き出しから持ってきたのだ。
 




  自分は水面に重なった葦にテキサスがひっかかったのでそのままピクピクさせてたら

 下からガバンッと25cmくらいのバスが出てきたが、空振りバイトに終わっただけ。

 まあこれも小さかったから釣らなくてもいいサイズなんだけど、この時期にこんな出方

 するんだ?とちょっと興味深かった。



  しかし、その後何もなく、16時30分にスロープへ帰着して片付けを行った。














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  5バイト2フィッシュ。 まだ渋い状況ではあるが少しづつ光が見え始めてきた。

 次こそまた1500gオーバーの豚を狩りたいところだ。まだまだ謎の川シリーズ、

 しばらく続く予定である!  それではまた!!