迎えた2月の最終戦。 本来ならば昨日が休みで、カズさんと謎の川でも行ってみようか
という話ではあった。 ところが中旬くらいに出勤が確定し、その振替の休みが今日になる
ことが判明し、カズさんは土曜日にKING氏とともに房総ダムへと行ったのであった。
今日は南風が強まり、昼から気温が17℃になる予報が出ていたため、これはチャンスか?
と思い、4回連続になるがホームリバーへと出撃することにした。なぜなら明日も早朝から
仕事だからである。 謎の川方面は帰宅が20時を超えてしまい、翌日への肉体的ダメージ
も結構残るため、睡眠を十分に確保できる時でないと厳しいからである。

最下流スロープで7:02に出船、水温は8.3℃あった。 これならまあ先日デコった
時よりはちょっといいんでない? と期待は持てる。 エンジンでA川の合流から上がった
エリアを見にいってみたが、水温8.0℃で何事も起きない。8℃あれば出そうな気もする
のだが、やはり合流より上流部はちょっとだけタイミングが早いのかもしれない。
そんな訳でI川へと移ると2艇のボートが・・・

NZさんとNZ兄さんであった。 NZさんは明後日も来るが、今日は昼までの半日で
明後日の下見であると言っていた。 二人ともI川のスロープよりちょっと上のエリアで
ラージ狙いをやっているみたいで、自分は上流のスモールを狙いに行く、といって挨拶も
早々にエンジンでI川上流へ。
いつもの場所に着くと水温は10.2℃。 悪くない。 これで出なかったらちょっと
やべーぞ? ジグヘッド、ダウンショットで実績箇所を丹念にチェックするが、反応無し。
ここ最近は浅い場所で出ていたのだが、ふと深い場所にダウンショットを入れてじっくり
シェイクしてみた。 水深は3.5mくらい。 するとコツッというわずかな反応から重み
が伝わりはじめたため、すぐにフッキング!! そこまで大きくはないとすぐ分かったが
まあまあのスモールを掛けた。
禁断の4ポンドのダウンショットであったが、なんなく取り込み完了。

レッグワームの黒、ここのスモールにも強いね!

38cmの900gと、ここ最近出ていたナイスサイズと比較するとちょっと小ぶり
ではあるが、26日の金曜日に痛恨の坊主を食らっていることからすれば、とりあえず
のリベンジフィッシュである。まだまだゼロワンゲーム的な展開が続く季節。ちょっと
エリア選択やレンジセレクト、戦略を見誤るとすぐに魚を見失うリスキーな季節でもある
ため、とりあえずは坊主を回避しておくことは非常に重要なポイントでもあるのだ。
これが9時くらいで、10時くらいまで粘るも何も起きない。 南風になるといってた
予報も全然当てが外れて、寒い北風の微風が吹き続けている。 しかもローライトで気温
も低く、おそらく一桁なんでは? と感じるくらいの寒さであった。 釣ったことをNZ
さんに報告すると、なんと兄さんが2本キャッチした様子! ラージの41と44をI川
の中流セクションでスモラバでキャッチとのこと! す・・・すげえ!
その後上流のSGさんに教えてもらったポイントを見に行くと、ベイトが水面に居るが
バスはリンクしていないようでまったく無反応。 そのまま竹カバーを撃ちながら下って
NZ兄弟と合流してしばし談笑。 二人ともまた下ってラージ狙いをやるというので自分
はここでラーメンタイム。

今日は蒙古タンメンの仕込みに成功(笑)
食べた後下っていると、チャタ川の兄貴と同じボートのアングラーが現れた。しばし
話していると、この方、昨年の秋くらいにボートを購入してそれからほとんど空いてる
時間はこのホームに浮いているとのこと。 色々と話していると意気投合(笑)この人
話しているだけでも分かるが相当な腕前の持ち主である。 この時期はともかくとして
ハイシーズンになったらあまりバッティングしたくないくらいの凄腕だ(笑) この後
一緒にA川やりにいきましょう、という話だったのだが、その後ポツポツと雨が降って
きてしまった。神奈川では土砂降りだという。ネットだと雷も鳴っている様だったので、
A川タンデムは諦めて14時半に撤収することにした。ちょうどスロープの前ではNZ
さん達が船を片づけ始めていたので、NZ兄弟両氏と、今日知り合ったKさんに別れを
告げてエンジンで下ることにした。
下ること10分。 ポツポツ降っていた雨が突然止み、急に暖かくなってきた。これ
エンジンで走ってても分かるくらいの変化であった。なんかラージでも出るんじゃない?
時間を見るとまだ15時。 ちょっとだけカバー撃ちをやってから帰ろう。 そう思って
ガンスリンジャー1号機を持って立ち上がる。
船を止めたのは、昨年の秋に岩ちゃんがデカいラージをバンバン釣っていたあの場所だ。
通称オレンジストレッチ。 砂浜みたいなショアラインはダメだが、岸際からストンと少し
落ちているような場所を重点的にテキサスで探っていく。エスケープツインの7gテキサス。
やりはじめて数分で、ショアから落とした直後にラインが変なスライドをしはじめたのを
見逃さなかった。 久しぶりにテキサスでの思いっきりフッキング!!
姿が見えないファイト! いいサイズだろう!?
なかなか暴れ回ってくれてネットに入ってくれなかったがネットイン!


水温9.2℃、魂のエスケープツインでキャッチ!! カラーはダッピ。まあコレの
ほうがグリパンって言ってもいいカラーなんだけどね(笑) ノリーズはなぜかライト
グリーンパンプキンがデフォルトなのだが…。 ビッグエスケープも持っているがここ
ホームリバーではなんとなくノーマルサイズを使ってみた。

42cm・1100g! ラージのキロ超えは今年に入ってから初であった。この魚
はなんだか素直に嬉しい1本だったなあ…。
これを釣ってから、太陽が出てきてようやく暖かくなった。そして風もなくベタナギ。
そのままこのストレッチを16時まで撃っていくことにした。 しかしさすがにそんな
に甘くはなく、その後はノーバイト。 16:30にはスロープに戻り、片付けを開始。
全然関係ないけど、下流スロープ付近にあるコレ(笑)

いつ見ても思うけど、ここまで来るとアートのレベルだな(笑)
さて、次戦は3月2日。 5回連続となるが、ホームリバーを予定している。さすが
に来週くらいからは謎の川等へと行ってみる予定だ。さて、2月末時点を終えての戦績
であるが、2012年は5勝7敗。 2013年は8勝6敗。 2014年は9勝5敗。
昨年2015年は8勝6敗。 本年は8勝4敗とまずまずの勝率でここまで切り抜けて
いる。といっても複数キャッチはまだ2回で、だいたいが1本で終わっている日が多い
のだが、昨年以前は比較的手堅く釣れるスモールのオカッパリが多かったことや、両総
用水で釣りができた時代等も含まれているので、比較的ボートゲーム比率を高めた今年
の傾向としては、自分としてはまずまずの内容だったと思っている。 他のアングラー
のようにスーパービッグまでは手にできていないが、トーナメントで鍛えたしぶとさに
さらに磨きがかかってきたようにも思えている。

さて、明日・明後日とまた冷え込むようだが、魚達はもう動き出している。 ホーム
リバーでも、スモール・ラージともにスーパービッグも狙える季節だ。 次戦も積極的
に狙っていけるようにがんばりたいところだ。 それではまた3月の記事で!!