筋肉痛はさほどではないが、異常なまでの肩凝り。 あのダムのエントリーと片づけの
洗礼を受けてしまった翌日は、完全休養日とした。 ブログアップして風呂に入り即爆睡。
今朝は8時には起きて処々雑用を済ませ、色々と昨日の釣行等を振り返り考察を行う。
昨日の釣行で驚いたのは、事前にはある程度聞いてはいたが、ベイトフィッシュがほぼ
映らなかったことだ。 ではバス達はいったい何を食べているんだろう? 50cm近い
大型のバスがブリンブリンのコンディションにも関わらず、40cm前後以下のクラスは
結構痩せているのだ。これ、実は隣の房総ダムにも共通して言えることである。どちらも
ヘラ釣りのメッカとして有名な湖であり、ヘラの放流事業は行われている。が、現在では
ワカサギの放流は行われていないようだ。 色々と調べると、房総ダムでは2012年頃
まではワカサギの放流が行われていたようで、実際バスの釣れ方もワカサギパターン的な
釣り方がハマるシチュエーションが数多く存在していた。 ところが一昨年あたりからは
ディープでもシャローでもそういったワカサギパターン系の釣りがハマらなくなり、房総
ダムではワカサギがほぼ居なくなってしまったと考えられるのである。未知のダムも同様。
房総ダムは2011年後半くらいから行き始めて、年5回程度スポット的に通ってはいる
が、年々その釣れ方に変化がみられるのは、少ない釣行回数でも肌で感じることができた。
それで考えられるのは、大型のバスは稚ベラやギルを捕食している、と考えられるのだ。
だからこそ50cmクラスの個体はそういった大きいベイトを食べられるのでウエイトが
物凄いことになっているが、稚ベラなどを食い切れないサイズの45未満クラスのバスは
おそらくまったく別に自分達が食べられるサイズのものを探しているもの、と思われる。
これが何か?は分からないのだが、甲殻類や虫、小さな蛙等になるのであろう。実はこの
状態を逆手にとった釣りで次々とビッグバスを仕留めているのが、KING氏のガンタレ
パターンなのだが、これは今考えても実に理にかなっている釣法なのである。しかしこれ
以外に、ワカサギが居ないリザーバーでのパターンをしっかりと見極めないと、中途半端
なサイズしか獲れずに終わってしまうことだろう。 亀山・片倉的な攻略方法をそのまま
用いても撃沈するだけであり、それが昨日の大きな反省点でもあった。
ここで違うのは亀山や片倉は、釣りとして成立するレベルにはなっていないがそれでも
ワカサギの放流事業は毎年行われている点だ。これは我々の払う入漁料から行われている
ものであるが、本格的なワカサギレイクと比較すると規模は小さい。だがそれでも一定数
のワカサギが居ることにより、冬場のディープや春のシャロー、夏場の表層等でワカサギ
パターンの釣りにハマってくれる行動をするバスが居ることである。亀山や片倉で30cm
前後のバスのお腹がプリプリ太っていてコンディションのいいバスが釣れるのも、微量ながら
ワカサギが放たれており、それをレギュラーサイズのバスが捕食できるからだ。ワカサギの
釣り自体が冬の観光資源の主となっている高滝ダムなどは、通常に考えられるキャパシティ
以上の放流が行われており、バス達の行動は完全にワカサギの動きに依存してしまっている。
あれはあれでバスのコンディションも良くはなるが、パターンが極めて狭くなってしまうと
いうリスクも伴ってのものだ。その昔の山中湖も同様ではあった。
また、ワカサギ放流事業はどちらかというとクネクネ曲がりくねった河川埋没リザーバー
よりも、平たい丸池系のレイクのほうが定着性は良く、ビジネスとして成立するのも丸池系
なのだそうだ。 これは山中湖・精進湖・高滝湖の事例を見ていても良く分かるであろう。
つまり、今後は房総ダム、未知のダム、ともにワカサギの存在は完全に捨てて、メインに
捕食するものが何なのか?を探っていきながらパターンを構築していかなければならない。
これはただ単に目に見えるカバーを撃っているだけの釣りでも、そういったことを意識して
組み立てていかなければならないのだと思う。 しかし、いまはまだこの2つのレイクも
大き目のルアーでアピールを強くしていくようなサーチ釣法で釣れてくれたりはするものの
いずれそれも通用しなくなってくる時が来る。というか房総ダムはすでにそうなりつつある。
亀山や片倉みたいに、普通にカバーを撃っていても釣れないのと同じような難易度にもなり
ビッグベイトをブン投げてもゆっくりついてくるだけになったり、とイージーには食わなく
なってくることだろう。まあデカいのが出るポテンシャルと、確率的に可能性が高いという
点だけはこの先も残されていくのだろうが、 千葉県のリザーバーのフィッシング難易度が
均衡化されていく流れになりはじめているのかもしれない。
それではまた。
洗礼を受けてしまった翌日は、完全休養日とした。 ブログアップして風呂に入り即爆睡。
今朝は8時には起きて処々雑用を済ませ、色々と昨日の釣行等を振り返り考察を行う。
昨日の釣行で驚いたのは、事前にはある程度聞いてはいたが、ベイトフィッシュがほぼ
映らなかったことだ。 ではバス達はいったい何を食べているんだろう? 50cm近い
大型のバスがブリンブリンのコンディションにも関わらず、40cm前後以下のクラスは
結構痩せているのだ。これ、実は隣の房総ダムにも共通して言えることである。どちらも
ヘラ釣りのメッカとして有名な湖であり、ヘラの放流事業は行われている。が、現在では
ワカサギの放流は行われていないようだ。 色々と調べると、房総ダムでは2012年頃
まではワカサギの放流が行われていたようで、実際バスの釣れ方もワカサギパターン的な
釣り方がハマるシチュエーションが数多く存在していた。 ところが一昨年あたりからは
ディープでもシャローでもそういったワカサギパターン系の釣りがハマらなくなり、房総
ダムではワカサギがほぼ居なくなってしまったと考えられるのである。未知のダムも同様。
房総ダムは2011年後半くらいから行き始めて、年5回程度スポット的に通ってはいる
が、年々その釣れ方に変化がみられるのは、少ない釣行回数でも肌で感じることができた。
それで考えられるのは、大型のバスは稚ベラやギルを捕食している、と考えられるのだ。
だからこそ50cmクラスの個体はそういった大きいベイトを食べられるのでウエイトが
物凄いことになっているが、稚ベラなどを食い切れないサイズの45未満クラスのバスは
おそらくまったく別に自分達が食べられるサイズのものを探しているもの、と思われる。
これが何か?は分からないのだが、甲殻類や虫、小さな蛙等になるのであろう。実はこの
状態を逆手にとった釣りで次々とビッグバスを仕留めているのが、KING氏のガンタレ
パターンなのだが、これは今考えても実に理にかなっている釣法なのである。しかしこれ
以外に、ワカサギが居ないリザーバーでのパターンをしっかりと見極めないと、中途半端
なサイズしか獲れずに終わってしまうことだろう。 亀山・片倉的な攻略方法をそのまま
用いても撃沈するだけであり、それが昨日の大きな反省点でもあった。
ここで違うのは亀山や片倉は、釣りとして成立するレベルにはなっていないがそれでも
ワカサギの放流事業は毎年行われている点だ。これは我々の払う入漁料から行われている
ものであるが、本格的なワカサギレイクと比較すると規模は小さい。だがそれでも一定数
のワカサギが居ることにより、冬場のディープや春のシャロー、夏場の表層等でワカサギ
パターンの釣りにハマってくれる行動をするバスが居ることである。亀山や片倉で30cm
前後のバスのお腹がプリプリ太っていてコンディションのいいバスが釣れるのも、微量ながら
ワカサギが放たれており、それをレギュラーサイズのバスが捕食できるからだ。ワカサギの
釣り自体が冬の観光資源の主となっている高滝ダムなどは、通常に考えられるキャパシティ
以上の放流が行われており、バス達の行動は完全にワカサギの動きに依存してしまっている。
あれはあれでバスのコンディションも良くはなるが、パターンが極めて狭くなってしまうと
いうリスクも伴ってのものだ。その昔の山中湖も同様ではあった。
また、ワカサギ放流事業はどちらかというとクネクネ曲がりくねった河川埋没リザーバー
よりも、平たい丸池系のレイクのほうが定着性は良く、ビジネスとして成立するのも丸池系
なのだそうだ。 これは山中湖・精進湖・高滝湖の事例を見ていても良く分かるであろう。
つまり、今後は房総ダム、未知のダム、ともにワカサギの存在は完全に捨てて、メインに
捕食するものが何なのか?を探っていきながらパターンを構築していかなければならない。
これはただ単に目に見えるカバーを撃っているだけの釣りでも、そういったことを意識して
組み立てていかなければならないのだと思う。 しかし、いまはまだこの2つのレイクも
大き目のルアーでアピールを強くしていくようなサーチ釣法で釣れてくれたりはするものの
いずれそれも通用しなくなってくる時が来る。というか房総ダムはすでにそうなりつつある。
亀山や片倉みたいに、普通にカバーを撃っていても釣れないのと同じような難易度にもなり
ビッグベイトをブン投げてもゆっくりついてくるだけになったり、とイージーには食わなく
なってくることだろう。まあデカいのが出るポテンシャルと、確率的に可能性が高いという
点だけはこの先も残されていくのだろうが、 千葉県のリザーバーのフィッシング難易度が
均衡化されていく流れになりはじめているのかもしれない。
それではまた。