片倉戦のプラ&本戦の間の平日釣行。 今回はピーさんとともに未知の川&大本流へと
挑む。 朝は6時にスロープに集合するが、まだ暗いままである。 夜明けが本当に遅く
なった。

房総ダムで発覚したテールエンド立ち上がり部分の亀裂を補修したのだが、その確認が
主な目的でもある。 さらっと書いてはいるが、実はコレは自分的には大事件でもあった。
良くわからない輸入品の金属パテを使ったのだが、特に問題なく浸水はしなくなっていた。
ただ、コンクリのスロープとかでちょっとでも引きずると金属パテ部分が削れていくので
今後も注意が必要なのと、予備のパテは船に常備しなくてはならなくなった。そう考えると
来シーズンからはあまりラフな使い方はできなくなってくる。 まあ中古で買ってから3年
で約200回くらいの酷使に耐えてきたボートだ。 そろそろ何か起きてもおかしくはない
と思っていたが、やはり亀裂が入って浸水、というのは一番ショックでもあった。
この船はご存知の通り、ノーマルのウィザードWP298ではない。 限定生産された
5馬力が積載可能なWP298Dという希少モデルである。 できる限り長く乗り続けて
いくためにも、今後も丁寧に扱っていく必要がある。 洗艇したりもせず、塗装もハゲて
きてはいるが、自分の価値観はその外見美を保つことではなく、安全に長く使っていける
ことそのものにある。 車やタックル類も同じである。 洗車などまったくやらないが、
オイル交換やその他油種、タイヤ、ブレーキパッド等、安全に関わる部分は実はマメに
手を入れているのだ。 この辺の感覚は、実はほとんど共感は得られておらず、自分だけ
にしかない感覚だとは思っているが…。

さて、前置きが長くなってしまったが実釣のほうの話。 水温は未知の川で8.5℃。
ここ数日の朝の冷え込みで一気に帳尻合わせしたかのように水温が下がっていた。例年並
の水温まで一気に落ちた感じである。 気温も0℃スタートで桟橋が凍っていた。
で、朝は一気に大本流へ。
大本流は水温が9.5℃。 これは昼に10.5℃までは上昇した。 先週くらいまで
はピーさんとEHONさんが結構いい魚をキャッチしているのだが、今日はどうだろうか?

冬の大本流恒例のデカニゴピーメタルパターン。 自分も多分もデカニゴピーであろう
魚をかけるも水中フックオフのみ。ちなみにピーさんは今日はニゴイ5本キャッチと完全
にニゴピーにアジャスト!笑

午前中は結局なんにもなくランチタイム。 12:30、自分は未知の川に戻り
じっくりとやる作戦に。 ピーさんは大本流に残るという。

昨年も撮影したおんなじ紅葉をチェック(笑) 未知の川は戻ると水温9.5℃まで
上昇しており、朝は自分たちしかいなかったが5艇くらいボートが出ていた。なんだか
他の皆さんも厳しい様子。
かなり減水していて、平水マイナス40cmくらい。 それでもシャローカバー撃ち、
沈みモノのダウンショット、ブレイク絡みのフラットでシャッド、と広く攻めていくが
なんにも反応がない。
15:30頃、大本流からピーさんが戻ってきたが、何事も無かった、という。自分
も何事もない。

結局16:00、二人ともバスはノーバイトノーフィッシュにて帰還。今シーズンでの
12回目の坊主を喫してしまった。 ピーさんも夏前の神秘のダムでデコって以来の坊主
だという。 いや、ピーさんでも釣れないんだからこれは仕方ないでしょう…。
そんな訳で片づけて17時にフィールドをあとにした。 さて、ここでちょっとデータ
系の話。 年内、ここから釣りに行けるところを全て釣りに行き、たとえ全て坊主だった
としても、坊主%は昨年より改善、という見込みがほぼ確定した。 毎年1%くらいづつ
小刻みに改善はしているが、この後の釣行でもちゃんと釣ることができれば、さらに%が
下がっていき改善されるのだ。 これは真面目に取り組まなければならないだろう。
さて、お次はいよいよ今年最後のトーナメント。シンザンカイペアクラシック決勝だ。
できる限りのことは尽くして楽しみたい、と思う。 それではまた!!