まずは全然関係ない話から…。 




 先日、ドラマ版の釣りバカ日誌の2回目の放送を見た。 映画版は1作目から5~6作目

 くらいまでは見ただろうか。 映画版ももちろん面白かったのだけど、ドラマ版もかなり

 面白い! ハマちゃん役の若手の彼もいい味を出しているけど、なんていっても西田敏行

 だろう。 映画版でハマちゃんをやっていたのが、今度はスーさんだ。 映画版オマージュ

 でくすぐるシーンもさながら、演出も長けているので、ドラマ版から入った人でも楽しめる。

 Mステが見たいカミさんとチャンネル争いになりがちだが、こりゃMステなんて見てる場合

 じゃないぞ!?テレ東ならではの低予算チックな造りは否めないが、演技力と演出でウマく

 カバーできている。 1回目を見れなかったのは非常に残念だ。 釣りの内容自体は、全然

 我々がやらないジャンルの釣りなのだが、あの作品は、釣り人が釣りに夢中になる様、や

 釣りに行くことに対する高揚感、釣りを通して知り合った人同士が普段の仕事や役職などの

 関係なしに親しくなっていく様、が見事に表現されているのが面白いのだ。






  さて、シンザンカイの年間成績がアップされたのだが、自分の年間順位は、昨年の13位

 よりもワンランク上げて、年間12位。 最終戦前までの3戦目までの暫定順位は20位で

 あったが、最終の片倉戦のスコアにて12位までジャンプアップすることができた。そういう

 意味ではあの最終戦は健闘した、と言ってもよいのかもしれない。 惜しくもシングル入りは

 ならなかったが、1戦目をデコっての残り3戦での巻き返しとしてはまずまずの成績だろう。  











  で、今日の釣り。 2日前にH1グランプリのマスターズカップが開催された未知の川だ。

 今年は3月頭に来てデコったきりであり、リベンジしなくてはならないのである。H1GPX

 はまたしても折金さんが優勝! 本当に凄いアングラーだ。 千葉にはスゲー人達がゴロゴロ

 居る。 本当に猛者だらけである。 












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  今回、久しぶりにピーさんと一緒に釣りをすることになった。 ここならば未知の川だけで

 なく、NGT川やTN大本流も攻めることができるからである。今日の自分のプランとしては

 未知の川内でじっくりやりこむ、という方向性。



  6:45スタート、水温は16℃。これだけ水温あればまだ何でも釣れるんじゃないの?

 と思いきや、さすがにそうは甘くはない。 しかもかつて来た中でももっとも減水しており、

 平常時よりも60cmくらい水位が落ちている。 場所によっては、シャローカバー撃ちで

 岸にボートを寄せられない場所も数か所発生していた。 
 


  それでもやれる場所ではテキサス、リップラップっぽいストレッチはクランクで強気に攻め

 ていくが、何事も起きない。 クランクやシャッドは時々レンギョのスレ当たりがあるのだが

 ピーさんはメタルバイブでレンギョのスレ当たりを大喜びでやっている(笑) 本当にフック

 アップしちゃったらどうするのサ(笑)



  


  8:30頃、KAZUさん@出勤中から恒例のTEL。まだなんにもないっす、と言って

 電話を切った後、川のど真ん中にある沈みモノをダウンショットでチェックしはじめる。 












  電話を切って5分後くらい。 3投目くらいだったかな。 ラインが不自然に動いている

 のが目に入り、即座にフッキング!!











  グングン…  










  おおっ! バスっぽい生命感だ! 
 
















  そのままファイトに入るが、なかなかいいサイズだ。 
















  ドラグを出してなかなか浮いてこないが、なんとか浮いてきたタイミングでネットイン!




























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  未知の川では珍しく、餌をたくさん食べているブリブリ系フィッシュ! 










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  近くにいたピーさんに撮影してもらった! 











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  嬉しくて一応自分でもセルフショット。 40UPありそうに見えたが、38cm。

 でも850gといいウエイトである。 ネタはレッグワーム黒のダウンショット。定番だ。







  平水で水深2.2mくらいだが、今日は1.8mくらいの深いフラットエリアが広く

 長く続く場所。 そんなエリアの中に大小様々なオダが沈んでいるのだが、その周囲を

 丁寧に探っていくとこういう魚を獲れることがあるのだ。 












  しかしこれっきりでバイトは続かない。 自分はトンネルを抜けて最上流エリアへ。

 ピーさんは大本流に勝負しに行く、という。 朝9時頃に別れて、その後はピーさんと

 会うことはなかった。 






















  最上流エリアまで船を進めると、水温は18℃まで上昇した。 風もなくピーカンで

 暑いくらいになってきた。 朝は防寒までは要らなかったが、結構寒かったにも関わらず

 昼は半袖のTシャツでもOKなくらいの陽気。 まあこういう状況って釣り的にはあまり

 いい状況ではないのかもしれないが、それでも浅いストレッチでシャッドを巻きまくる。

















  ガンッ とかプルンッ とか何かに当たるのだが、そうなったら合わせずに巻くのを

 止める。 そのままグングンッ と引くようならバスが食っている、という判別方法で

 スレなのかバイトなのかを見極めるパターンでビーフリーズのノーマルビルを巻いていく。






















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  なんと最上流エリアで2連発!!  20cmくらいの豆と30cmくらいの450g。

 自分のやっていることがちょっとだけ合っているような感じがして嬉しかった。未知の川

 に合わせて、ロングビルではなくノーマルビルをセレクトした点もビンゴだったのだろう。














  ピーさんから連絡があり、大本流で40cmと36cmをテキサスでキャッチしたという。

 そしてその後、ピーさんはさらに46cmの1450gと45cmの1580gも追加!!

 やはりサイズは大本流に分があった。 次回は自分も大本流にチャレンジしてみたいと思う。

 だが今日はこの未知の川内でやり切る予定であった。 というのも夕方に所用が複数重なって

 おり、それらを片付けてなくてはならないので少し早目に上がる予定だからだ。 













  再び釣りながら下ってきて、朝イチで釣った沈みモノのエリア。 朝とおんなじように

 黒レッグで探っていると、ぬーっと重たくなった。 















  フッキング!! 




















  おお、これもいいサイズだ!! 













  4ポンドでオダから引き離してやりとりしなくてはならないのでスリリングであるが

 なんとかネットイン! あまりドラグを出され続けると、オダに潜られて切られてしまう。

 それゆえ、ドラグセッティングはやや締め気味にしておかなくてはならないのである。 





















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  13:30  納得の4本目、ジャスト40cmの800g!! 朝イチのよりはやや

 スマートだったが、この魚は長さがあった。 11月のラージ40UP、これは嬉しいね! 













  なんと次なるキャストでさらに連発バイト!! 




























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  お腹いっぱいの5本目! 39cmながら830g!! いやー楽しいでしょう!! 











  沈みモノ系はこの2本で止まったため、スロープ方面へ戻っていきながら再びカバー

 撃ち中心に展開していく。 シャッドでもれなくレンギョをかけてしまったが、口の横

 にかかっていたため、なぜかたいして引かなかった。 水面ペンチで簡単に外すことが

 できたのである。 











  さて、タイムリミット、という訳でもないのだが、15時ジャストになったので撤収

 作業を開始した。 まずはこの後、修理から上がってきた旧エレキを受け取りに行かなく

 てはならないからだ。 片付けて15時30分には現地出発。 ピーさんに電話をして

 帰る旨を伝え、現地を後にした。 

















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  時間があれば自分も大本流勝負やってみたかったな! しかしひとまずは未知の川での

 リベンジは達成することができた。 あともう1ヶ所、リベンジしなくてはならない場所

 が残っている。はたして年内にその場所に行けるのかどうかは微妙だが、チャンスあれば

 そちらのリベンジマッチも実行してみたいところだ。 それではまた!!