今日は秘密の川で年1回開催される魚けんカップの日。 昨年はスロープの状態が悪く
1ヶ月順延となったのだが、今年は予定通り開催された。 先週の秘密の川2回連続釣行
はこのためのプラであったが、何も見えないまま今日の本戦を迎えたのである。GW明け
のリバーカップは、プラからある程度の絞り込みはできていたが、今回は本当に意味不明
な状況である。 なおかつ関東も梅雨入りし、その最初のまともな雨が前夜から降り続く
という劣悪なコンディション。

魚けんカップ史上最多の15艇15名のエントリー。 15時帰着でリミット5尾、
キーパー25cm指定のルールで争われる。 なお、前夜にピーさんとEHONさん
の緊急参戦が決定。 大会形式で公式勝負をするのは初となるので、これまた楽しみ
な展開である。
雨は準備中は小降りであったが、出船直前からかなり強まった。時々カップで水を
すくい出さないとまずいレベル。 何しろビルジなんてものはつけていないので全て
アナログな手法で処理しなくてはならない。 水温は20.8℃とかなり下がった。
ところがスロープ周辺の水はかなりクリア。 先週半ばの雨で、かなり入れ替わった
ものと考える。 しかしこの水が入れ替わった状況と今日の雨が、プラスに作用する
のか、マイナスに作用するのかは分からない。 そうはいってもマイナスだろう…。
得意のストレッチでまずはテキサス。 ここを撃ち切ってバイトが無い時点でコレ
はプラと同じく危険かも! という手応え。 今日は雨が降っている間は強気の攻め
で、テキサス・フロッグ・スピナーベイトの3本立てである。 おそらく今日は3本
で3kg超えたら勝てるのではないだろうか。 そのくらい激タフが予想される。
何にも手ごたえがないままにA橋へ。実はプラで850gはこのA橋付近で獲った。
この魚には再現性を感じていたので試しに入るが、その場所は激流と化していた。なおかつ
上流から新しく入ってきた濁りが、ここまで降りてきているのである。
これは逆に濁りが下流域に辿り着く前に、下流~中流で勝負したほうが良いのでは?
そう思い、9時頃に下り始める。 途中のインレットで強気のフィネスフロッグ投入。
浮きゴミに乗せたらモワンと言ったが、どうやら鯉の様子。 その後、深い場所に手を
出すが無反応。 そのまま釣り下っていくと、ピーさん&EHONさんが二人で釣りを
していたので状況を聞く。
ピーさんはたった今バラしたのだそう。 EHONさんはサイズは小さいがキーパー
1本持っている、という。いや、今日のこのコンディションでもう1本獲っているのは
かなりいい方だ。 ここでピーさんから魚けんさんがラージのいいサイズのを獲った話
かなりいい方だ。 ここでピーさんから魚けんさんがラージのいいサイズのを獲った話
を聞いた。
そのまますぐに別れ、ピーさんとEHONさんは上流方面へ。 自分は下流方面へと
釣り下っていく。 と、あるところで気になる水中の地形変化を発見したのでゲーリー
レッグワーム黒のヘビーダウンショットを投入。
コンッ コンッ !!
これはバイト!? 力強くフッキングすると決まった!!
なかなか水面に浮いて来ず、エレキで追いまわしながらやりとりをする。これは
もしかしたらいいサイズかもしれないぞ!? ベイトリールだがドラグを使うべく
ドラグを緩めながら、時にはエレキで魚を追いまわしながらのファイト!!3分
程度やりとりしただろうか、ようやく浮いてきたところをネットでキャッチした!

10:25 ようやく1本目、47cm・1150g!!
これはやはり中流域が正解だろう。 そのまま下りながら釣りをしていくが再び
バイトが無いまま時間が過ぎていく。 11時くらいには雨も完全に上がりレイン
を脱げるようになってはいたが、すでにパンツまでビショビショ、上半身の内部も
かなり浸水して濡れていた。 それだけ雨が強烈だった、ということだ。
しかし、時間の経過とともに、この中流域にも上流からの濁りが入ってきた。
勝負をかけるべく握ったのはガンスリンジャー。 パワーバルキーホッグである。
愛してやまない大好きなストレッチで今日もカバー撃ち。 当然朝も撃ったが
無反応なため、この時間に入り直したのだ。
浮きゴミの上に落とし、軽くゆすって音もなくスルっとゴミ下にワームを落とす
作業をひたすら繰り返していく。
すると、グンっと引き込まれる系のバイト!
フッキング!!
ドバドバっと水面を割ってカバーの中で暴れるソイツ! カバーから強引に引き
だしたところをネットでキャッチ!!

これも1尾目と同じく47cmの1150g!! おおよそ2本で2kgは超え
ているだろう。 時間は12:20、まだまだ十分時間はある。 同じ条件の場所
だけを探して重点的に撃って行くことにした。
あと1本が欲しい。 あと1本獲ればなんとか形が見えてくるはずだ。
ところがその後、その想いもむなしく、何もないまま15時の帰着時間を迎えた。

で、片付け&検量。 15人中8名ウェイイン。 リミットメイクが1名!!
優勝は唯一のリミットメイクを果たした暴れん坊さんであった。5本・4.2kg程。
やはりこの方は別次元であった。みんなで束になってかかっていっても勝てないだろう。
2位が魚けんさん。 2本・2660gでビッグフィッシュ賞(1340g)も獲得。
さすがに昨年のような主催者優勝ではないが、2位というおいしいところを持って行った。
で、自分のスコアは2本・2300g、3位に終わった。まあやり切っての3位なので
大きな不満はない。 なにしろバイトがその釣った2回のみなのだ。 ただ、プラよりも
本番でウエイトを上げることに成功した点は評価できるかとは思う。
両手持ち写真は撮影を忘れてしまったので割愛。 さて、そろそろ高滝の大会の準備も
始めていくとしよう。 それではまた!!