空前の謎の川ブーム…。火付け役は誰なんだろうか(笑) 昨日はピーさん・カズさん・岩ちゃん
ちゃーすけさん・テンさん・豆やさん、その他大勢、なぜかヤフーでブログをやっている方々が謎の川
へと集結していたようだ。 その他の方は、以前から名前やブログの存在を知っていた方ばかり。お気
に入りに入れたりはしていないが、実はほとんどの方のブログは定期的にチェックさせて頂いている。
前日の土曜日の自分の釣行記で最後に述べたが、昨日の日曜日と今日は大チャンスデーと予告を
しておいた。事実、そのチャンスをモノにし、結果を叩いた者も居れば、惨敗に終わった方も居て
外野として電話実況中継で観戦(?)していた自分としても、とても心躍る楽しい1日であった。
もっとも仕事にならなかったことは言うまでもない。帰宅間際に、満タンにしてあった携帯の充電
が尽きるくらい、電話とメールに明け暮れる1日であった。
岩ちゃんは初訪であるにも関わらず、その謎の川でのファーストバスが1900オーバーという
年間でも数本上がるか上がらないかのレベルのクオリティをゲットした。もちろん魚が見えている
釣りをしている訳ではないので、サイズは運によるところも大きいが、撃っているエリアやゾーン
も的を得ていて、釣るべくして釣った、と言ってもいいだろう。 例えるならばプロ野球1軍での
初打席デビューがいきなり満塁でホームランを打っちまった、みたいな(笑) そんな持っている
男である。しかしながらその後のアジャストの難しさ、謎の川らしい沈黙っぷりも味わったようで
それはそれで謎の川ならではの魅力を体験していただけたようだ。
で、ピーさんとカズさんは凄かった。 自分ならこの時期、まったく切り捨ててしまうエリアで
しっかりとクオリティフィッシュを多数獲得してきた。 これこそもまた、彼らの実力なのであり
自分が敵わないなあ、と思う部分なのでもある。 もちろん、ピーさんやカズさんが苦戦していて
自分が連発、なんてことも多々あったので、これこそも謎の川の面白いところなのだが…。
で、その他の方は苦戦されたようだ。 どうしてここまで結果に差がつくのか? 自分が昨日
仮に謎の川で釣りをしていたとして、どの程度の釣果が上げられたかはまったく分からないが、
ひとつはっきり分かっていることがあるとすれば、やはり釣っている人達はしっかりと魚に辿り
つくために色々なことを深く考えて釣りをしている、という点だろう。
ここ、謎の川での釣果の差は、キャスティングスキルやルアー操作のスキルではほとんど差は
つかない。 つまりそういった実技面でのスキルの差は直接的な結果の差にはならないのである。
そこまでテクニカルなカバーとかあるわけじゃないし、オーバーハングだって少ししかないのだ。
リグとかは何を選択するかで、多少結果に差は出るが、やはりもっとも重要なのはエリアとそこ
で釣りをするタイミング、なのである。さて、ここからはシークレットを少し公開するとしよう。
謎の川の水は最終的には利根川河口を経て太平洋へとつながる。 途中に水門や堰等は何か所
かあるが、それでも多少タイダルの影響を受ける川である。干潮ならば水が引いて水位が落ちて
いきつつ、カレントが発生する。 逆に満潮に戻る時は水位が上がっていき、カレントも極端に
弱くなる。 もちろん潮汐表の銚子や鹿島エリアでの干潮・満潮のタイミングとは2時間程度の
タイムラグもあり、それも計算に入れて水の動きを読まなくてはならない。 そして、季節にも
よるが、流れが発生している時に食いが良くなる季節もあれば、流れがとまっている時が良い時
もある。 また、シャローカバーでも流れを避けれるようなポケットがいい時もあれば、風向き
によって風をブロックできる場所が良い時もある。 ポケットの奥がいい時もあれば手前がいい
時もあるし、川の流れに面した岬状の先端がいい時もある。一般的にはリバーチャネルに沿った
水深が深い側の岸のシャローカバーが魚が濃い、というのは広く知られた一般論。 だが謎の川
は時として、そのセオリーを覆すかのような反対岸の激浅いストレッチにバスが集中していたり
することもあるので、チェックしてみる価値はある。 こういった様々な要素を、当日の状況に
当てはめて、水温や水質、気温や光量等も加味した上で、バスが居るであろうエリアやパターン
を絞りこんでいくのだ。 昨日、カズさんが連発した時間と、はるかに離れた上流でピーさんが
連発した時間帯はほとんど同じだった。 キーになったのはカレントであり、水位の下げ止まり
から上がり目へと転じた直後の時間帯であった。 後に水位計を見ても、数値としてデータが
残っていたのだが、ちょうど昼食時間帯に近い時間帯だったこともあり、その時間に腕を休めて
いた者達も多かったのだろう。 もちろん、これらの当てはまり方も日替わりなので同じ条件や
状況が起こることは、1週間の間に2回あるかないかだ。あくまでその日その時を釣らなくては
ならない。
はたして、どれだけの人がここまで深く考えてゲームを組み立てているのかは分からない。
ただ、少なくとも自分やピーさん、チャタ川さん、カズさんはこの次元まで考えてバスを絞り
込んでいるのである。 ただ漫然と釣りをしている訳ではないのだ。 謎の川の面白さはこの
謎解きを見つけていく作業過程と、謎が解けて結果が出た時の嬉しさが、最大の魅力なのだ。
・・・っとちょっと熱くなり過ぎたかな(笑) 前置きがスーパーロングになってしまったが
来月の予定を記載するとしよう。 シーズンも本格化し、3~4月と比較するとかなりバラエティ
の富んだプログラムになる予定だ。 コラボレーションも多数予定をしている。
5月4日(月) コラボ予定済
5月8日(金) 秘密の川・プラクティス
5月10日(日) 秘密の川(RIVER-CUP2015参戦)
5月12日(火) 謎の川
5月15日(金) 亀山ダム・プラクティス
5月17日(日) 亀山ダム(SINZANKAI第2戦)
5月19日(火) 謎の川
5月23日(土) 釣行予定・フィールド未定
5月30日(土) 釣行予定・フィールド未定
どっかでホームリバーでも行ってみようかなーなんて思ったが、来月はその予定は無さそうだ。
ホームリバーで釣りしてその記事を見たい、という声を何名様からか頂いてはいるのだが…。まあ
リバーカップやシンザンカイの疲れ具合によっては、12日と19日は謎の川ではなくホームでの
短時間ゲームに切り替えることも予想される。 仕事が下旬に集中しているため、中旬は割と休み
が多いイメージだ。
さて気になる次戦は、謎の川を一度離れ、新規ステージである「豚の沼」だ。ボートで釣りを
するのはまったく初めてなので、どこで何をやったらいいのかさっぱりなのだが、手を尽くして
アジャストしてみたいところだ。 夢の2kgオーバーを目指してひたすら撃って巻く!!
それではまた、明後日の釣行記で!!
ちゃーすけさん・テンさん・豆やさん、その他大勢、なぜかヤフーでブログをやっている方々が謎の川
へと集結していたようだ。 その他の方は、以前から名前やブログの存在を知っていた方ばかり。お気
に入りに入れたりはしていないが、実はほとんどの方のブログは定期的にチェックさせて頂いている。
前日の土曜日の自分の釣行記で最後に述べたが、昨日の日曜日と今日は大チャンスデーと予告を
しておいた。事実、そのチャンスをモノにし、結果を叩いた者も居れば、惨敗に終わった方も居て
外野として電話実況中継で観戦(?)していた自分としても、とても心躍る楽しい1日であった。
もっとも仕事にならなかったことは言うまでもない。帰宅間際に、満タンにしてあった携帯の充電
が尽きるくらい、電話とメールに明け暮れる1日であった。
岩ちゃんは初訪であるにも関わらず、その謎の川でのファーストバスが1900オーバーという
年間でも数本上がるか上がらないかのレベルのクオリティをゲットした。もちろん魚が見えている
釣りをしている訳ではないので、サイズは運によるところも大きいが、撃っているエリアやゾーン
も的を得ていて、釣るべくして釣った、と言ってもいいだろう。 例えるならばプロ野球1軍での
初打席デビューがいきなり満塁でホームランを打っちまった、みたいな(笑) そんな持っている
男である。しかしながらその後のアジャストの難しさ、謎の川らしい沈黙っぷりも味わったようで
それはそれで謎の川ならではの魅力を体験していただけたようだ。
で、ピーさんとカズさんは凄かった。 自分ならこの時期、まったく切り捨ててしまうエリアで
しっかりとクオリティフィッシュを多数獲得してきた。 これこそもまた、彼らの実力なのであり
自分が敵わないなあ、と思う部分なのでもある。 もちろん、ピーさんやカズさんが苦戦していて
自分が連発、なんてことも多々あったので、これこそも謎の川の面白いところなのだが…。
で、その他の方は苦戦されたようだ。 どうしてここまで結果に差がつくのか? 自分が昨日
仮に謎の川で釣りをしていたとして、どの程度の釣果が上げられたかはまったく分からないが、
ひとつはっきり分かっていることがあるとすれば、やはり釣っている人達はしっかりと魚に辿り
つくために色々なことを深く考えて釣りをしている、という点だろう。
ここ、謎の川での釣果の差は、キャスティングスキルやルアー操作のスキルではほとんど差は
つかない。 つまりそういった実技面でのスキルの差は直接的な結果の差にはならないのである。
そこまでテクニカルなカバーとかあるわけじゃないし、オーバーハングだって少ししかないのだ。
リグとかは何を選択するかで、多少結果に差は出るが、やはりもっとも重要なのはエリアとそこ
で釣りをするタイミング、なのである。さて、ここからはシークレットを少し公開するとしよう。
謎の川の水は最終的には利根川河口を経て太平洋へとつながる。 途中に水門や堰等は何か所
かあるが、それでも多少タイダルの影響を受ける川である。干潮ならば水が引いて水位が落ちて
いきつつ、カレントが発生する。 逆に満潮に戻る時は水位が上がっていき、カレントも極端に
弱くなる。 もちろん潮汐表の銚子や鹿島エリアでの干潮・満潮のタイミングとは2時間程度の
タイムラグもあり、それも計算に入れて水の動きを読まなくてはならない。 そして、季節にも
よるが、流れが発生している時に食いが良くなる季節もあれば、流れがとまっている時が良い時
もある。 また、シャローカバーでも流れを避けれるようなポケットがいい時もあれば、風向き
によって風をブロックできる場所が良い時もある。 ポケットの奥がいい時もあれば手前がいい
時もあるし、川の流れに面した岬状の先端がいい時もある。一般的にはリバーチャネルに沿った
水深が深い側の岸のシャローカバーが魚が濃い、というのは広く知られた一般論。 だが謎の川
は時として、そのセオリーを覆すかのような反対岸の激浅いストレッチにバスが集中していたり
することもあるので、チェックしてみる価値はある。 こういった様々な要素を、当日の状況に
当てはめて、水温や水質、気温や光量等も加味した上で、バスが居るであろうエリアやパターン
を絞りこんでいくのだ。 昨日、カズさんが連発した時間と、はるかに離れた上流でピーさんが
連発した時間帯はほとんど同じだった。 キーになったのはカレントであり、水位の下げ止まり
から上がり目へと転じた直後の時間帯であった。 後に水位計を見ても、数値としてデータが
残っていたのだが、ちょうど昼食時間帯に近い時間帯だったこともあり、その時間に腕を休めて
いた者達も多かったのだろう。 もちろん、これらの当てはまり方も日替わりなので同じ条件や
状況が起こることは、1週間の間に2回あるかないかだ。あくまでその日その時を釣らなくては
ならない。
はたして、どれだけの人がここまで深く考えてゲームを組み立てているのかは分からない。
ただ、少なくとも自分やピーさん、チャタ川さん、カズさんはこの次元まで考えてバスを絞り
込んでいるのである。 ただ漫然と釣りをしている訳ではないのだ。 謎の川の面白さはこの
謎解きを見つけていく作業過程と、謎が解けて結果が出た時の嬉しさが、最大の魅力なのだ。
・・・っとちょっと熱くなり過ぎたかな(笑) 前置きがスーパーロングになってしまったが
来月の予定を記載するとしよう。 シーズンも本格化し、3~4月と比較するとかなりバラエティ
の富んだプログラムになる予定だ。 コラボレーションも多数予定をしている。
5月4日(月) コラボ予定済
5月8日(金) 秘密の川・プラクティス
5月10日(日) 秘密の川(RIVER-CUP2015参戦)
5月12日(火) 謎の川
5月15日(金) 亀山ダム・プラクティス
5月17日(日) 亀山ダム(SINZANKAI第2戦)
5月19日(火) 謎の川
5月23日(土) 釣行予定・フィールド未定
5月30日(土) 釣行予定・フィールド未定
どっかでホームリバーでも行ってみようかなーなんて思ったが、来月はその予定は無さそうだ。
ホームリバーで釣りしてその記事を見たい、という声を何名様からか頂いてはいるのだが…。まあ
リバーカップやシンザンカイの疲れ具合によっては、12日と19日は謎の川ではなくホームでの
短時間ゲームに切り替えることも予想される。 仕事が下旬に集中しているため、中旬は割と休み
が多いイメージだ。
さて気になる次戦は、謎の川を一度離れ、新規ステージである「豚の沼」だ。ボートで釣りを
するのはまったく初めてなので、どこで何をやったらいいのかさっぱりなのだが、手を尽くして
アジャストしてみたいところだ。 夢の2kgオーバーを目指してひたすら撃って巻く!!
それではまた、明後日の釣行記で!!