これでもかというほどの連続釣行。今日も謎の川である。 少し遅めに起きたので途中まで
高速を使うが、90分で現地到着、スロープ前に到着するとすでにトレーラーが2艇来ていた。
ん? 「水曜は無理だなあ」と言ってたピーさんである(笑)98%来ると思ってたらやっぱり
登場であった。 もう1名はピーさんの古くからの御友人であるIさん。自分からハンターへと
受け継がれたフロートボートの最初のオーナーでもある。

ピーさん&Iさんはまるで子供のようにふざけておしゃべりしていて、一向に船を出す気配が
ないため、自分はセットアップして5:35にさっさと出船する(笑) 当然ゴールデンエリア
から撃ち始めて最後まで撃っていくが何事も起きない。 それもそのはず、一昨日には15℃まで
上がった水温がスロープ前で11.0℃まで落ちていたのだ。
最下流まで撃ち切ると、ピーさんとIさんがやってきた。 さらに下って本湖に出る、という。
自分の船では本湖は闘えないため、自分は逆に上流へ行くことにした。 スロープを通過すると
「来るかも」と言っていたNZ‐KAZU‐さんが準備をしていた! みんなホームをほっぽら
かして謎の川三昧である。 一体どこがホームなんだか…(笑) NZさんとは来月もコラボを
予定している。 それもニューステージであり、今から楽しみだ。
エンジンで上流へ移動、まずは一昨日にシャッドで連発したゾーンでエレキを降ろす。なんと
水温は10.2℃。 昨日は日差しは強かったものの、北風が強く寒かった。 それに朝の冷え
込みも手伝って、一気に水温が落ちたのだろう。 朝イチのストレッチでシャローにバスの気配
が無かったため、これは今日もタフな展開が予想された。
シャッドゾーンで巻きまくるも反応無し。一昨日と違うのはベイトの気配がまるでしないのだ。
シャッドで釣れたタイミングの時は、魚探にゴマシオのようにたくさんのワカサギが映っていたが
今日はまばらにちょろっとしか映らない。 水温低下でレンジを下げたのか、それとも全然違う
エリアへと移動したのか。 いずれにせよ生命感が極端に乏しくなってしまっていた。本湖に居る
ピーさんから電話があり3バイト1フィッシュ、2バラシという報告が入りプレッシャーがかかる。
シャッドで全然出る感じがしないので、お約束のパワーバルキーホッグの7gテキサスで岸際の
カバーを撃っていく。 真冬から早春に良くあるバイトの特徴として、根がかりみたいなその場で
動かない系のバイトがよくあるのだが、これをロッドで聞いてしまったりすると、かなりの確率で
バラしてしまうことが多い。自分も今年2回ほどこれをやらかしてしまったし、神奈川のカズさん
も先日の釣行で同じバラしをしてしまっている。 対策としては、違和感を感じたらとにかく思い
きりフッキングを入れる、ということしか方法は無いのだ。
キャストして数回シェイクしてから引っかかった系の場合は割とアタリと認識しやすいが、最初
のフォール時ですでに食っていた場合はアタリがとりにくい。 ハンドルを回してクラッチを戻し
軽くロッドでシェイクしはじめる時、なんら抵抗なくスッとシンカーとワームが浮き始めるのだが
この時は最初のシェイクで変な重みが竿先に伝わった。
ガンスリンジャー2号機に渾身の力を込めてフッキング!!
どうんっ!
食った! 水面に一瞬ひるがえる魚体はかなりのサイズのバス!
よっしゃー、テキサスフィッシュ出たぜ!!
かなりの引っ張りあいっこになるが、なかなか水面に姿を現さない! フッキング時は勢いで
一度水面に姿を見せたが、その後はとにかく潜って走り回り抵抗する!
最後は力で浮きあがらせてネットイン!!

8:24 獲った!

ようやくテキサスでナイスフィッシュが出たぜ! まずは重さから測ってみる・・・

ピンボケで申し訳ないが、1820g。 コレ、長さもイッたんじゃね!?

イッた。 今年最初のゴンザレス、ジャスト50cm!

ズガーーーーーン!! 今年の1発目のゴンザゲット!! これだよこれ!!この釣りをやる
ために通い込んでいるのだ!! これは今年頑張って通い込んでいる御褒美フィッシュに違いない。
苦手としていた根がかり系バイトを、ついにモノにすることができた。だがしかし水温10℃台での
テキサスフィッシュ。 まだまだ半分は冬を引きずっているような魚であった。
ここで一句。
その違和感
合わせてみよう
バスだから
やはり怪しいと思ったらビシッと合わせるべきなのだ。例え根がかったり枝だったりしてもいい。
バスを獲れなかったことのほうが、大きく後悔するはずだからだ。
その後、下流から上がってきたNZさんと一緒に釣りをする。 シャッドで1回、バイトっぽい
ものがあったが、姿が見えずにフックオフ。 その後シャッドで55cmくらいのキャットをまた
しても釣ってしまう。 本湖からピーさん達も戻ってきているというので、下流エリアにて合流し
早目にランチタイム。

IさんもNZさんもバイトが得られておらず、苦戦中である。 自分も獲れた魚のアタリのみ。
そう考えると、やはり全体的にはタフなのである。 いや、水温が低下してタフな状況になった
からこそ、釣れた魚だったに違いない。 状況が良ければ逆に一昨日のようにキロ平均が多くなる
か、豆が釣れ始めてしまうからだ。
さて、自分は夕方に用事があり、15時には撤収開始をしなくてはならなかった。その後残った
メンバーがどのようなゲームになったかは分からない。NZさんは1バラシ、ピーさんはもう1本
追加した、というところまでは聞いた。 15:30、片付けを終えて現地を後にする。

1バイト1フィッシュ。 だが、ようやく結果が出せてホッと一息。 春はもうすぐそこまで来て
いる。 謎の川の炸裂はまだ始まってはいないのだ。 次は土曜日にまた出撃。 ではまた!