ここへ来て、あるひとつのデータが気になり始める時期である。 そう、年間全体の釣行のうち

 坊主の回数が占める%、「坊主%」である。2012年は19.54%、2013年は19.41%

 である。 今年は今日を含めてあと2戦で、トータル98戦で終了することになるが、ここまで坊主

 は18回。 すなわち、今日の97戦と30日の最終98戦、ともに釣れるのか?どちらか片方のみ

 釣れるのか? それとも両方坊主なのか? で最終的な結果が変わってきてしまう絶妙なタイミング

 なのである。 2回とも釣れれば18.36%。 1回釣れて片方デコなら19.38%、2戦とも

 坊主だと、20回/98戦で20.4%という成績で終えることになる。  



  
  実は毎年これだけ釣りに行っているのにも関わらず、記事にしていないノーブログ釣行も年2~3

 回はある(笑) おそろしく短時間だったり大人の事情で掲載できなかったり(笑) 今年も数回は

 あったが、実はいずれもバスはキャッチしているのだが、記事にはしていない。 だが、それは過去

 にもあることなので、完全にデータからは除外で考えている。 







  では今日のストーリーの本題。 中学生時代からの釣り仲間である親友N氏と久しぶりに一緒に

 釣りができる機会となった。事前にいろいろ情報交換して、最終的に彼が決めたフィールドは片倉

 ダムであった。 かつて二人して通いまくったあのころの片倉ダムではない。 しかもN氏はハイ

 シーズンにしか来たことがなく、冬の片倉は初めてであるため、ある程度ディープのポイントは

 自分がガイドしなくてはならないことになっていた。 

















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  6:30出船。 水温は8.4℃からのスタート。 今日は最高気温の予報も7℃であるため

 水温はほとんど上がる見込みはなかった。 そして予報では3mくらいだった風がなぜか朝から

 爆風。 寒くはないが、とにかくボートの姿勢がコントロールしづらく、普通に釣りをするのも

 ままならない状況である。 







  最初はシンザンカイのプラ&本戦で結果を得られたリトマ岬へと入る。 水深8~9mの立木

 絡みのフラットをメタル、ダウンショットでチェックしていくがまったくアタリがない。 次に

 宮ノ下フラットをチェックしてみるが、こちらもまったく反応が得られない。 









  しょうがないので、笹川方面をのぼり、ディープフラットの定番ポイントへと入ってみる。

 水深9mのフラットでちょっとだけバスっぽい反応が写ったのでレッグワームの黒を投入。





























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  枝かと思ったらバス!的なアタリ&ファイト! とりあえず、坊主を防ぐファーストフィッシュ

 を無事キャッチできることとなった。 27cmくらいなんだけど、真冬のバスはとにかく嬉しい!

 これにて、30日の最終釣行が坊主だったとしても、19.38%で終えることができ、0.03%

 だけど、昨年よりも坊主%が改善できる見込みなので個人的にも非常に意味のある魚となったのだ。

 もちろん、30日はしっかり狙いに行くので、獲れれば坊主%を18%台に抑えることができる。











  わりと越冬系なバスであるためか、複数で居るような感じではない。 そのため、連発は期待が

 できそうになかったため、すぐ近くのフラットエリアにN氏と移動した。 自分は8~9mの立木

 絡みをメタル。 N氏が少し浅い7mレンジでメタルをやっていた時だった。 















  「ん? 枝かなー?」なんて巻き上げていたが、近くで見ていて自分はバスだと気がついた。

 























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  なんとN氏、リトルマックス 3/8oz チャートバックホロ で40cm弱の700g程の

 バスをキャッチした! やはり元々、自分のディープの釣りの師匠でもあるN氏。さすがである。










  割と早い時間で二人ともキャッチできたため、気分的には非常に楽である。 上流方面の様子

 を見に行くことにし、チョウシグチやミニストップ橋周辺のディープフラットを確認しにいった。

 ところがこのエリアはシンザンカイの頃とうって変わって魚探に何も写らない感じになっていた。

 この頃から次第に風が強くなりはじめる。 




  これ以上上流へ行っても期待が持てない、ということでN氏の提案で釣れたエリアへ戻ること

 にした。 そうこうしていると、携帯に怪しいメールが…。

















 ハンターである。



  すでにUPされているハンターの記事を読めばわかるが、新規開拓中の「新・聖地」へと赴き、

 ハイシーズンですら実現の難しいとんでもないゲームメイクをやってのけたのである! 電話を

 かけると、珍しく興奮した様子のハンター。こちらも釣りをしているのだが、その様子など微塵

 も聞かずにひたすら自分の釣りのことだけしゃべって電話を終えた(笑) 







  その後、爆風に悩まされはじめる。 一定方向から吹いてくれればいいものの、前から横から

 後ろから、とコロコロ風向きが変わるため、ボートが定まらないのだ。 













  しかし、そんな中でもかろうじて2回目のバイトを得ることができた。 ぬーっと重たくなる

 系のバイト!   フッキングして巻き上げるとちょっとだけグングンいいながら浮いてくる!

 ネットも使わずにそのままボートへ抜き上げた!  























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  嬉しい2本目! 1本目を釣った場所とほとんど同じ場所だが、ちょっとだけサイズアップ。

 まあ30cmの350gくらいのバスだけど。 これも水深9mのフラットからである。その後

 N氏とこの周辺を重点的に攻めることにした。  それにしても黒のレッグ、強いなあ…。







  途中、気分転換でシャローカバーを撃ってみるものの、まったくもって生命感が感じられずに

 すぐにディープの釣りへと戻る(笑)  というか風が凄すぎてテキサスやネコリグ、ジグ等を

 ショアに打ち込んでもボートが岸に寄せられていくので釣りにならないのだ。風裏はおそろしく

 浅い岸とかが多く、これまた意味がない。
 





  結局、その後リトマ岬と朝一釣れた場所を何度か往復してタイミングをズラしてみる戦法に

 なった。 が、15:45、無念のタイムアップ。 自分2バイト2フィッシュ、N氏1バイト

 1フィッシュで今日のゲームを終えることになった。 厳しい一日であったが、それでもN氏と

 一緒に釣りをするのはやはり楽しい。 



















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  さて、次回は30日の最終戦。 キッチリ釣って2014年を締めくくりたいと思う。ではまた!