15日(土)に開催される小森カップのプラクティスのため、亀山ダムへと出撃した。5月の
シンザンカイ以来だから半年ぶりか。 営業時間は6:30からなので、起床も4:30とやや
ゆっくり目。 それでも6:15には桟橋へと到着した。 おいおい…、桟橋、俺だけか…?
昼から雨が降るようなのでレインを着こんで準備。 パラパラと霧雨が降ったり止んだりを繰り
返しているが、終日本降りにはならずに済んだ。水温は17℃あり、悪くはない。 湿度もある
せいか、レインも着ているので、むしろ蒸し暑いくらいであった。
一応今日亀山に行くことを事前にノブにメールしたら、「今、デスヤマ湖っすよ」と一言だけ
返事が来た。 確かにボート屋のブログの釣果情報でもかなり厳しいという情報。 直近開催の
H1GPやのむら平日オープンの結果等を見ても、かなりタフな展開であることは分かっていた。
とはいえ、どのくらいのデスっぷりなのかをこの目で見ておかなくてはならない。 坊主覚悟で
ガラ空きの湖上へと出る。

6:30、ボート屋さん始業と同時に出船。 まずは松下ボート周辺のフラットで魚探がけを
するが、何にも写らない。シャローでのボイルすら見られず、魚探にベイトの反応すらないのだ。
シャローでも釣れている、という情報もあれば、すでに10mのディープでも釣れている情報も
あり、いまいちバスのレンジが掴みきれない。 おそらくベイトもバスもポジションが不安定な
状態が続いているのだろう、というのが見解。 あと1ヶ月くらいしてレンジが定まってくれば
比較的ディープで安定して釣れ始めるのだが、現時点ではディープはラッキースクールに巡り合い
するのを期待することしかできない。 定番のいい場所でさんざん魚探がけ、ダウンショットでの
チェックを繰り返すも無反応であった。 ミドルレンジでフィーディングしてくれていると比較的
釣りやすいので、3~5mレンジもチェックしたし、ディープは6~10mまでチェックしてみた
が、まったくもって手応えが得られないまま、時間だけが過ぎる。

誰も居ない笹川を上がる。途中からネコリグとテキサスでのカバー撃ちを繰り返し、シャロー
の可能性を探る。 おそらく一発出るとしたらこの釣りしかない。 なかなか出ないだろうけど
出たらデカいはず。
しかしネコリグピックアップに50cmくらいのゴイニーが追ってきたのを目視した程度。
最上流の広瀬もぐるっとチェックしてみたが、鯉以外の生命感無し。 ちょっと深めの場所を
ダウンショットでチェックしたりするが反応が無いので下る。
後から上がってきた2艇とスレ違い、どんどんら辺で水深4~5mにある沈みモノをチェック。
ここでは昨年の同時期くらいにキャッチした経験があるが、今日に関しては反応が得られない。
そのまま笹川を降りてよりとも島へ。 島裏のカバーをじっくり丁寧に攻めるもこちらも反応
なし。そうこうしているとあの鐘が鳴ってしまった。 11:30だ。
まずいね~、こりゃホントにデスヤマダムだわ。 このままいったら間違いなくデコる予感。
松下桟橋まで戻り、近くの6~9mエリアで魚探がけ&ダウンショット。珍しいことに今日は
ディープクランクをセッティングしてあるので、それでドラッギングなんかもやってみた。枝を
良く釣った程度で終わり(笑)
13:00頃、本湖のシャローカバーへ。 ここではテキサス。
すると、今日初めて生命反応が!!
ぐーんと引きこむ系のバイトだったので思いっきりフッキングさせると、瞬殺で吹っ飛んで
きた!!

ちっちぇ~~汗 でも坊主を防ぐ重要な1尾!!
といってもプラ的には納得いかんなあ…。
その後、トキタ岬や押切沢入口、ホテル下ワンド、水産沖等をチェックするも異常無し。
どこにもベイトフィッシュもバスも写らないのだ。 いったいどこに居るんだ!? 真冬の
ほうがよっぽど簡単に釣れる気がするんだが…。もちろん、今日はシャローカバーもかなり
攻めている。 のむらボート方面に行っても良かったが、時間的に足りなさそうだったので
今日はやめておいた。 そのまま水産裏の濃い~カバーを徹底的に撃っていくもノーバイト。
結局15時、やや雨が強くなってきたこともあり桟橋へと帰着した。 6:30~15時で
ワンバイトワンフィッシュという超激タフな展開。 もちろん、自分が亀山に慣れていない事
もあり、引出しがまだまだ少ないことも事実だが、バラしとか水中でのバイトとかもないので
本当にタフなのだろう。 15時30分、片付けてを終えて亀山ダムをあとにした。

うーん、ほんとにデスヤマ湖…。 こりゃー小森カップ当日もデコりそうだな…。ではまた。