仕事の予定が変わって休みになったので、再びホームリバーへと向かった。 月曜日の爆裂
ぶりからすれば、迷うことなくホームを選ぶのは必然であろう。 朝7:15に出船。

驚いたことにⅠ川の水温は14.9℃。 月曜から3℃も落ちている。 A川も同様に3℃
落ちて13℃。途中で雨も降っていないのに3℃ダウンは非常に厳しい流れである。月曜日の
夜から火曜日にかけて、木枯らし一番の北風の爆風が吹き荒れた。 火曜や水曜、そして今朝
などは、関東平野部でも一桁の最低気温をマークするなど、よりいっそう季節が進みはじめて
いるのだ。
それでも朝一はA川の様子を見に行った。 しかし、どこで何をやっても何事も起きない。
で、I川を登っていくと、2人乗りのボートがこちらに向かって手を振っている。 なんと
NZさん兄弟が、兄弟で1艇で出船されていた。 しばし談笑して自分は前回良かったエリア
へと進む。 しかし、ここでも無反応。 というか水面の生命感がまったく無いのである。
鯉やベイトフィッシュですら見ない。 月曜日は実はラージを結構な数、目視していたが、
今日はさっぱり姿を見かけることが無かった。
意を決してもう一度A川に行ってH川ストレッチでカバー撃ちを試みる。 すると生命感
が少々出てきた。 鯉や亀が見えるようになってきたのだ。 時々カバーからバスっぽい魚
もシュッと出て沖へ去っていくが、はっきりバスかどうかは分からなかった。
しかし、生命感が出てきたことで、午後マズメのI川に期待が持てる。 再びエンジンで
I川上流を目指すとNZさん兄弟が撤収するところであった。 挨拶をして上流へ行く。
ラージが見えるようになってくれていればいいが…。 水温は1℃だけ上がって16℃。
ラージはまったく見えなかったため、スモールが着くであろう深い場所を探ってみるがこれも
無反応。 15時頃、ようやく1尾のラージを見ることができたが、速い速度でまっすぐ泳ぐ
タイプの動きだったので、あれは釣れない個体だと分かった。 ボイルでもあれば良いのだが
それも起きることなく、16時にタイムアップ。やるだけのことはやった。 が、バイトすら
ない完敗。 月曜日とはまるで異なる状況に、手も足も出なかった。

やはり、月曜日のスパークは、ホームの最後の祭りだったに違いない。 久しぶりに完全
坊主を喰らってしまった。 9月16日の神秘のダム戦以来の坊主、今年14デコ目である。
こっからは坊主が増える季節だから、今年も20デコくらいは喰らいそうだ(笑)
まあ、ホームリバーの最後のスパークと、その後の終焉を見届ける、という意味ではこの
坊主は必然的なものでもある。 おそらく、次の春までホームに浮くことはないだろう。
さて、10月の釣行はこれにて終了。 今年の10月は、過去の10月と比較すると絶好調
だった、と言っても良いだろう。月間40UP、8本キャッチはの過去の10月データでは
ベストである。 高滝で40UPを稼いでいた時代でも月間で6本が限度だったからだ。
11月からは、釣行フィールドは亀山ダム・未知の川・聖地等が中心になってくる予定だ。
サイズがどうこう言ってられないくらい難しくなっていく時期でもあるので、確実に獲れる
魚をしっかりと仕留めていきたい、と考える。 もちろん、狙える時は狙っていくつもりだ。
それではまた11月の釣行記で!!