AM5時、ホームリバー再戦を誓う神奈川の暴君ことKAZUさんとハンターピンチーニョ氏
とともにスロープへと乗り込む。 すでにチャタ川艇は出船していた。 さすがに祝日という事
でスロープは朝から大賑わい。 お久しぶりにチャタ川さん友人のHさん・K1さんにも会う事
ができた。

前日、少々雨が降ったがさほど気にはならないレベルの濁り。 前回はI川が激濁りでほとんど
釣りにならなかったため、今日はI川でラージ狙いがメインテーマ。もちろんあわよくばスモール
も狙っていきたいところ。
上流を目指しながらレッグワームのヘビーDS。

小さいながらも幸先の良いスモール。 これを釣りあげると同時に近くのアングラーから
声をかけていただいた。 自分やピンチーニョさんのブログをご覧いただいている、という。
そうこうしていると、下流から爆音。 おや?あの船は…
なんとお子様連れで新艇(中古)のシェイクダウンをしにきた博士さんであった。さらに
ちょっと上流にはこれまた暴れん坊カップでお会いしたSさん。 すでに2本獲っていると
いう。さすがは火曜日祝日、知り合いだらけであった。
チャタ川さんに電話をすると、A川サイドで、クランクでボッコボコにデカいスモールを
獲っている、という。 まあそうだろうな… A川でのスモール狙いは今日は当たりなのは
最初から分かっていた。 しかし、前回、激濁りでKAZUさんはほとんどI川をやれて
いないこともあり、今日はI川ラージ狙いに集中したいところ。 自分もエレキオンリーで
上流へと進んでいく。 水温は21.8℃と朝の冷え込みの割には悪くはない。

途中、得意の泥バンクでスモラバ。 30cmくらいのラージをキャッチ。 さらにO橋を
越えた先のバンクで同じサイズ。 KAZUさんもブッシュから30cmくらいのラージを
スモラバでブチ抜く。 ・・・で、プレッシャーがかかってきたハンター。
キタッ といつものように大きい声(笑)!

なんとハンター、セルフチューンのワームでジャスト40cmのナイスクオリティラージ!
ボイルはあまりないが、時折水中でフィーディングチックにベイトを追っているラージは
良く見かけることができた。 そういうラージが居る場所にスモラバをキャストして中層を
フワフワさせるとだいたい食う。
で、このI川ラージ狙いを制したのはこの男だった。

ドーーーーーン!!
なんと45cmの1500gというスーパーキッカー!! 単独のウエイトでは今日一番か?
チャタ川さんの友人Hさんがクランクでスモールゴンザレスをキャッチした情報も入ってはきた
が…。 やはりA川は絶好調な模様。 しかし今日は迷いなくI川集中。

自分も頑張ってはいるのだが、35cmのラージがやっとこさ…(汗 なかなかサイズは
伸びないようだ。 昼近くになり、ラージがノー感じになってきたため、スモール狙いの釣り。

だが、豆。
KAZUさんはパターンを完全につかみ、30~38くらいのラージとスモールをまんべん
なく釣っていく。 というかラージ狙い的なブッシュ撃ちでもスモールを獲っていた。 同じ
ブッシュ、通称「俺のもじゃもじゃ」とか名付けたブッシュから何度もバスを釣り上げるのは
さすがである。 入り直しのタイミングが抜群なのだろう。 調子づいた暴君は、なんとこの
ストレッチを「KAZUストレッチ」とまで名付けはじめた(笑)
13:00 ようやく自分のヘビーダウンショットにビッグバイト!!
強烈な重みでドラグコントロール! これはでかいはずだ!
ボート付近でファーストジャンプ! 軽く45はあるスモール!!
再び浮かせてネットを差し出した瞬間・・・
パーンッ
とフックオフ。 ワームは吹っ飛び、フックとシンカーだけが戻ってきた。 身切れである。
かなり慎重にいったのだが、それでもバラしてしまった。 このバラしで完全に心が折れる。
まずい、自分だけ40UPが獲れていない。
KAZUさんは養老チックな上流へと行き、ぽつぽつ釣っている模様。自分とピンチーニョ
さんは最近調子のいいエリアで粘ることに。 しばらくしてピンチーニョさんにスモールが!
33cmくらいだったけど、ナイスレギュラースモール。
ちょっと入ってきた感じなんじゃない?

自分もベイトタックルで冷や冷やするくらいの6本目、スモールの36cm。 ファイト中
は40UPかと思うくらいファイトしてくれた。 これを釣ったのが16時5分。 そろそろ
スロープ方面へ下りながらやろうか、と話していたところ、下流から噴水のような水しぶきを
あげてチャタ川艇がやってきた。
そして怒涛のウェイインショーが開催される(笑)

まさに今日の偉い人(笑)
クランクでスモール、チャターでラージ。 スモール&ラージともに40UPキャッチの
ダブルコンプリート!! 上から5本で5.5kg超えという圧倒的爆釣!! 参りました!
これ、絶対やりにこっち来る、と思ってたら本当に来た(笑)
大満足のご満悦で撤収していくチャタ川の兄貴。
そのまま釣り下るが、16:40にひとつの決断。 最後にちょっとだけA川の様子を見て
みよう。 今日、はじめてエンジンに火を入れた。 KAZUさんとピンチーニョさんが釣り
下ってきてスロープに着くまでには、ざっと計算しても30分くらいはかかるからだ。
16:55、誰も居なくなったA川の実績ストレッチの最下流部にエントリーする。 水温
は21℃といい感じだ。 水質もきれいで悪くはないはず。 さすがに温存していた伝説の紫
をここで投入。
しかし、撃てども撃てどもバイトが無い。 心の中で、「ラスト1投」 と10回くらいは
唱えながら投げたラスト1投。
中層をスイミングさせていたジグヘッドが、急にブン殴られるような持っていき方でバイト!
いきなり重たいフィール、これはいいサイズに違いない!!
エレキで追い回しながらじっくりとファイト、今日の最後のチャンスだ。もうバラさない!
3分近い格闘の末、ようやくネットイン!!

17:15 獲った! これはデカいでしょ!?

ズドーーーーン!! 最後に出たね! ドラマ魚!!
46cmの1350gであった。 良かった~、ようやく40UPが出たよ。 ほっとする
1尾であった。 I川で同サイズをバラしているだけに、獲り返した感のある重要な1尾だ。
KAZUさんとピンチーニョさんには申し訳ないが、これこそが機動力の勝利。 エンジンが
役に立つ本当の瞬間である。 いい時にいい場所へとスピーディーに入る。 これもまた大事
なことだ。
で、二人のもとへ合流し、スロープへと下りながら釣り。 スロープでは片付けの順番待ち
となり、自動的にアディショナルタイム。 別途写真を撮影はしてあるのだが、本当に真っ暗
になるまで釣り(笑) 3人ともバカである。 片付けを開始した時点で18時を回って
おり、車のヘッドライトで照らしながらの撤収作業となった(笑) KAZUさんは今日は
15本近く釣ったそうだ。 初めてまともにI川をやったのにこれだからさすがだ。すっかり
このホームリバーのアミューズメント性に惚れこんでしまったようである。

ホームリバー、毎年今くらいの時期がもっとも良く釣れるようなイメージがある。 来年も
また、熱い秋が来ることを、いまから楽しみにしていきたい。 それではまた次の記事で!!