週末に控えたTKK第2戦のプラクティス。 朝6時からスタートし、全域のチェック開始。

 水温は24℃で、水位はほぼフル満水。 先週の大雨の濁りはほぼ無くなり、ステインな水質

 に戻っているようだ。 











イメージ 1


  まずは下流エリアでのスモラバの護岸撃ち。 例年この時期だと、岸際の超シャローに居る

 バスが着水と同時に食ってくるパターンがイージーなのだが、今日はそんなことはまったく無く

 むしろ水面には生命感が感じられない印象であった。  時折ベイトが水面にちらほらとしては

 いるが、バスやギルらしき魚の姿を見ることがない。 



  魚は深いか。






  少しレンジを落としてみて、従来よりも一段下のレンジまでスモラバを落としてチェックする。

























イメージ 2
イメージ 3



  すると豆が連打。 追ってくるのが見えただけとか入れれば5バイトくらいはあっただろう。

 しかし下流では豆2本のキャッチに留まる。 次に古敷谷へと行ってみる。 途中のカバーを

 ガンスリンジャー2号機・パワーバルキーホッグ3インチで撃っていくも反応はない。




  橋を越えて右手に沼、左手にアシ、のエリアまで入ってくると水温が一気に低下しはじめる。

 護岸を越えてジャングル地帯に入ると、水はきれいなものの、水温は18.7℃。こりゃ低い。

 結局滝まで行って折り返し、戻ってくる途中で45クラスを1匹だけ発見するが、スレ違って

 しまい、姿を捉えられずに古敷谷終了。









  本湖で再びスモラバ。

















イメージ 4


  ようやくキープサイズの32cm・450gをキャッチ。 しかし450か…。 その後

 護岸で朝一の豆サイズをキャッチ。 数だけはここまでで4本となる。 その後、この時期に

 定番となる浮き漁礁のノーシンカーをでっかいワームでひたすら撃つも反応なし。おかしい。








  10時頃になり雨が降り始めたが、一気に本降りへ。 しかし構わず養老川を上って行く。

 サイトの達人の事前情報からすると、解禁後の養老はとにかくバスが薄いという。 今日の

 ローライトのコンディションからして、確かにバスは浮いてきていないこともあるのだが、

 事前の噂通り、養老ではバスをほとんど見かけなかった。 しかし雨も降ってきたのだから

 水面直下くらいまで上がってきている個体が出始めてもいいはずだ。 











イメージ 5


 途中、こんな崩落を発見した。 ここ、まだまだ追加で崩落しそうな危険性があるので、

 近くを通過する際は充分注意されたい。 冬の間の雪の重みの影響とかだろうか。 昨年は

 こんなにはなっていなかったように思う。 それと、雪の影響による竹の折れっぷりはここ

 高滝でも凄まじく、至るところに竹のレイダウンが構成されていた。 もちろん片っ端から

 ガンスリで撃っていくも無反応。 水温は21℃まで下がった。 でも古敷谷よりはマシか。




  
  サイトは苦手だが、バスが見えるのか見えないのか、という情報だけでも釣り方は全然

 変わってくるのでひたすら水中を見ながら川を上って行く。 上流からどんどんアングラー

 が折り返してくるが、構わず進む。 








  11時過ぎくらいにS橋のさらに上流まで到達、ここまで来ると川の端から端までボトム

 が丸見えとなる。 が、鯉しか見えない感じになってきたのでUターン。  やはり水温の

 高い本湖周辺で粘るほうが良いのだろうか。 











  川を下っていると、とある場所で岸際をフラフラと泳ぐキロくらいのバスを発見!!









  進行方向のちょっと先にスモラバを放ると、ぐわんとひるがえってアッサリと食った!笑






















  フッキングさせてファイトを始めるとそこそこウエイトがありそうに感じたのでドラグを

 緩めて慎重にファイトをする。 ボート際まで寄せてはドラグを出して粘り…というアフター

 から完全に回復したナイスファイト!  







  しかしソリッドエアリアルの勝利!




























イメージ 6


  獲った、5本目!














イメージ 7


  良かった~、このまま40UP出なかったらどうしよ~とか思っていたので、嬉しい1本と

 なった。 42cmの950g。 これこそが最低ベースだよな。 これを3本集めるところ

 から始めないと。 






  しかし、川ではそれ以外にバスが見えることは無かった。 が、一応この魚以外にも手応え

 になるヒントは色々と得ることができた。 











  雨は降ったり止んだりを繰り返しているが、今日はなぜだかトップウォーターで出るような

 気配はない。 あるとしたらこの状況のまま夕マズメを迎えれば、バスが濃いエリアで爆発が

 起きる可能性はあるだろう。 しかし今日はそれが狙いではない。 仮に雨爆って釣れてしまう

 ようなことがあったとしたら、余計にプラ的には意味の無いものとなってしまうからだ。ただ、

 現時点では日曜日も今日のような天候が予想されている。 もし、魚が朝から浮いている状況

 ならば、まったく違ったプランになるであろう。 















  さて、そろそろスロープ周辺に戻るか。 クリスタルSを巻きながら養老の出口まで降りる。












  ふと、気になったカバーをガンスリで撃つ。 












  くんっ、くんっ!  











  ギルっぽいなあ~、と思いながらも思いっきりフッキングを入れると、ドバドバドバッ!


























イメージ 8
イメージ 9


  43cm、900gをカバーからブチ抜いた!  6本目!でも時間外(笑)










  何気に高滝でテキサスリグで釣ったのは、これが生涯で2本目である。 これまでの高滝では

 あまりカバー撃ちを本格的にはやってこなかったのだ。 なぜなら昔はそんな小難しい釣り方を

 しなくても、オープンウォーターでいくらでもデカいバスが釣れたからだ。 とはいえここまで

 やりこんで鍛えてきたガンスリ&パワーバルキーホッグ3インチテキサスは、ここ高滝でも十分

 に通用することが分かった。当然これも大会本戦でのひとつのキッカー獲りに加えていく予定。




  いやー、それにしても高滝、難しくなったなあ…。 今日の状況に自分がアジャストできて

 いないだけなのかもしれないけど、あきらかにバスが少なくなってきたことは間違いない。









  14時頃、スロープ周辺の護岸で、ダウンショットで25cmくらいのをキャッチ、計7本

 として15時に終了とした。 プラでもあるので、手応えのあった方法ではガチでは魚を獲り

 に行ってはおらず、軽く触る程度にしておいたのだが、ウエイトは時間外の900gを含めて

 も上から3本で2kgちょい、と課題が残る感じだ。  6月は3kg持ち込まないと勝負の

 土俵には上がれないため、3kgを獲りに行く予定だ。 たとえ今回はデコったとしても勝負

 に出る。 自分だけの魚を求めて、朝からじっくり攻める予定だ。 それではまた、日曜日!