昨晩、夜の21時まではホームリバーに浮くモードであった。 ところが一通のメールがあの

 男から届き、運命が変わった(笑)  そう、ピーさんである! このところ色々と忙しい様子

 であったため、こちらからの連絡は控えていたのだが、ピーさんから「明日浮くよ~」とのこと。

 そうとなると話は別だ。 ピーさん自体はGWの最終日以来となる約1ヶ月ぶりのゲームとなる。

 相談した結果、急遽、謎の川へと向かうことになったのである。 





  5時ちょっと前に到着すると、ピーさんは車とトレーラーだけ残してすでに釣りをしていた。















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  自分も速攻セットアップして5時ちょうどに出船! 電話をするとお沈船を撃っていると言う。





























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  お久しぶりに復活のピー師匠! この謎の川で、二人だけでのピーさん復活祭が催されること

 になった。 といっても「祭!」はピーさんだけになってしまったのだが…(笑) 









  沈船ではピーさんがキャットを2本かけたのみで、ノーな感じであったため、上流へ移動する。

 水温は25℃からのスタートで最大は27℃になった。上流へ行くとちょっと落ちるがそれでも

 24℃。 ピーさんは一気に上ってしまったが、自分は白鳥からスタートすることにした。


  
  今日もタックルは7セット積んでいたが、結局最終的に75%くらいはガンスリンジャー。

 ちなみに獲った魚はすべてガンスリでのパワーバルキーホッグ3インチのグリパン、7gのテキ

 サスであった。 今日は5gのチビテキサスは封印したのである。 他、25%くらいはスピナー

 ベイトを巻いた。ほんのちょっとカワシマイキーとノーシンカー、シャッド。 わずか数投だけど。








  岸際を撃っていて、ゆっくりとピックアップしようとしたテキサスにいきなりモンドリアンで

 バイトしてきた!! 






  ガンスリでブチ抜く!!














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  ファーストフィッシュは37cmの800g!!










  うーむ、こういう食い方をするのであれば、スピナーベイトでも出そうなんだけど…。 と

 いってもなぜだか巻物であまり出ないのが謎の川の謎(笑) もちろんアフター全盛となると

 横方向の動きより縦への動きへのほうが反応が出やすいのも事実。 完全に回復しきったバス

 のみとなれば話は別で、トップとかも試せるが、まだまだアフターとアフター回復が混在する

 状況と判断してテキサスに終始したのだ。 それでもいいサイズを獲りたかったため、7gの

 テキサスを押し通したのである。 実は昨年は6月に2回釣行して、5本と6本だったと記憶

 しているが、最大が36~38cm程度にとどまってしまい、いまいちデカいのが獲れた経験を

 この6月にはできていなかったのである。 









  その後、場外ホームランで豆をバラし、もう一回ホームランしたヤツはキャッチできた。






















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  25cmあるかないかの豆。 でも大事だ。 釣りのリズムを作るために必要な1尾。 














  ディープホールを撃ち切り、その先にあるアフターゴンザストレッチを丁寧に撃っていくも

 反応がない。 エンジンで一気に上流へと進むが、途中の水が悪く、停まって釣りをする気に

 ならない水質だったため、さらにピーさんを探して上へと上がる。 









  6月時点で考えられる、ほぼ最上流域の、通称「青い船」までやってくるとピーさんと合流。






















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  いきなりライブウェルからコイツを取り出した!  でかい!! これがたしか47.5の

 ナイスフィッシュ! その後一緒に流していくと、ピーさんだけにバイトがあり、46cmと

 30cm等を追加していき、ピーさんは一気に6本まで数を伸ばした。自分も35cmクラス

 をかけてバラし、4バイト目を得たのだが、キャッチはまだ2本。 少し焦りが出てきた。






  ピーさんも同じく7gのテキサスだ。 ワームは自分とはまったく異なるセレクトであるが

 アプローチも少々違ったのである。 そして、そのロジックは自分でも分かってはいた。なぜ

 ピーさんにだけバイトがあり、自分にバイトが無いのか。 それはまた後述するとしよう。










  ギル系のバイトも多いのだが、通称「ゴジラの木」 を越えた先からまったくアタリがなく

 なった。 ここから水際のイバラが多くなり、その中に突っ込むバラパターンなるものが毎年

 6月には調子が良くなるという。 自分も昨年はこのバラパターンで38cmをキャッチした

 のだが、今年は無反応。 というか今日は昼ごろに少し太陽が出ただけで、終始ローライトの

 雲りであったため、シェード系のカバー等にはあまりバスがついていない様子。 最終的にも

 ピーさんが30cmくらいのレギュラーサイズを1本だけ獲っただけで、バラは不発に終わった。




  なんとか形になる魚を獲りたい。




  折り返して、今度は対岸側を撃ちながら川を下る。 このエリアはチャネルが無く、川の両岸

 との間の水深が比較的一定であるため、どちらの岸でもチャンスはある特殊なエリアでもある。











  こうなると信じられるのはガンスリンジャーとパワーバルキーホッグのみ。 



















  来た!

















  ナイスファイトのいいバスが食ったぜ!! ようやく求めていたヤツだ!!









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  ストライーク!!
















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  良かった~!! これは嬉しい、ほっとする1本!!



  44cmの1150gであった。









  食ったのは水深30cmもない超シャローであった。 そして、時々超シャローでは目視で

 バスを見ることもできた。 もちろん見えるヤツは食わないのだが、鯉かと思った影がなぜか

 テキサスに喰らいつき、ラインスライドしたので合わせる!!

















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  鯉じゃないや!笑   41cm・900gのナイスバス!! これは完全アフターだろう。






  
 いい感じで連発! これはノリノリモード突入か?  と思ったのだがそんなに甘くはなかった。

 ピーさんと一緒に飯を食っているとKAZUさんから電話。 ここまでのストーリーを報告する。

 ちなみにとーみさんからは6時台に電話がかかってきた(笑) こちらも謎の川中毒重症患者。














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  午前の部、終了。 ピーさん6本・自分4本で後半戦へと突入する。 が、これが悪夢の

 始まりでもあった。 自分は似たような条件の場所を徹底的にテキサスで撃っていくが全然

 アタリすら得られない。 ピーさんもしばらくバイトを得られていなかったのだが、とある

 ストレッチで突然ラッシュしはじめた様子。 自分はかなり下って国道近くまで降りていた

 のだが、電話がかかってきたので再び合流。 すると、そのストレッチで5連発したといい

 5発目に釣ったという44cmを持っていた! いやー、ピーさん釣り過ぎっす!




  

  そして、その後もピーさんだけの劇場が続く。 基本的には30cm前後のレギュラー

 が多いとのことだが、ピーさんは今日だけでも40UPを5~6本混ぜていて、最終的に

 は15本キャッチ、という大爆釣! しばらく釣りを休んでいた分をまとめて釣っている

 かのようにすら思えた(笑)




















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  後半戦、4時間くらいノーバイト地獄にハマり、最終的に白鳥でコレ・・・




 

  めっちゃ頑張って豆1本のみの追加で、自分は最終的には7バイト5フィッシュに終わった。

 さて、3倍もの差がピーさんと開いてしまったわけだが、その理由である。使っているワーム

 の大きさやシルエット、カラーといったものももちろんあると思うし、ほかにも細かい微妙な

 要素が違っているのはあるのだが、根本的な違いは「釣りのリズム」である。 もちろんそれ

 に気がついてはいたし、理論的には頭では分かっている。 でも現場ですぐに修正できない。

 アプローチレベルはほとんど一緒だが、その後の誘い方等が根本的に違う。 ピーさんは自分

 よりもはるかにスローに探っているのである。 それも分かってはいたのだが、自分のリズム

 を崩すことを恐れ、テンポを変えることなく撃ち続けていった。 もちろん、自分のリズムが

 妙にハマり、手のつけられない爆発になることだってある。 が、今日はその逆バージョンで

 あった。 リズムを変えてまで釣ろう、という気にはならなかったため、自分の形を維持する

 ことに徹したのが最大の原因だったと考えている。 




  片付けてピーさんとともに17時撤収。 不思議なことにピーさんと大差が開いた訳だが、

 悔しいという気持ちはあれど、消化不良感はほとんどなかった。 自分の釣りをやりきった

 という実感はあったからだ。  そしてなにより、ピーさんが久しぶりの釣りを思いっきり

 楽しんでいたのを見れたことが、今日の最大の収穫であり充実感であったからだ。 



























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  やっぱ、謎の川、面白い! 今月中にあと1回くらいは来たいよなあ…。 予定変更か?笑




  さて、次回釣行は中1日置いて明後日木曜日。 短時間であるためホームリバーが濃厚だが

 雨予報である。あまりにも強く降る予報ならば敬遠して休養日にあてる可能性もあるが、金曜

 の秘密の川に関しては、雨天でも決行する予定である。 それではまた!!