ゴールデンウィーク中は、やはり仲間達が色々と結果を出していた。 ピンチーニョさんが
新規開拓場所でナイススモールを仕留めたレポートを見て、自分も久しぶりにスモール狙いの
ゲームもしてみたくなった。
ほんの一瞬だけ(笑)

しかしながらやはり今日のフィールドセレクトも謎の川。 ラージマンのDNAが謎の川へ
といざなう訳である。 というのも御存知、すっかりこの謎の川へとハマったKAZUさんや
チャターエキスパートのとーみさんが、4月29日以降の訪問でもナイスな結果を叩いている
からだ。 今日のタックルシステムは5本。 ベイト4本・スピニング1本のラインナップ。
・ガンスリンジャー + メタニウムmg7 → 7gテキサス
・エアレイド + メタニウムmg → 5gテキサス
・コブラ + アルデバランmg → スピナーベイト
・ガゼル + メタニウムmg → チャター
・エアリアルHP + イグニス2505H → シャッド・ライトリグ
4:59に出船すると、先行艇アリ。 お沈船ストレッチに入っているようだ。 少し間を
空けて後攻で撃っていく。 まずは5gテキサスでチェックしていくがまったく反応がない。
時折ギルのバイトがある程度。 さらに後から船を出した人がいたが、一気に下流へ走って
いった。 先行艇も折り返して、エンジンで上流へと消えていく。
一通り沈船エリアを流し終え、バスのバイトがまったく無い。 これはヤバい…。 往路は
対岸側をチャターで巻いていく。 一昨日の7日、とーみ先生がチャター大爆発で単日12本
という今年最高峰のゲームを展開しているからだ。 自分もチャターで釣ってみたい。
しかし、朝のゴールデンストレッチは何事もなく終了…。 やはりあのスポーニングパターン
の魚はもう居ないのだ。終わった…。 これはまったく違う動きをしているバスを探さなくて
はならない。 そのまま鴨撃ち~リヤカーストレッチもひたすらにチャターを巻くも反応なし。
まずいぞ、まずいぞ~!? とりあえず手堅く獲ろう。 ということでエンジンで白鳥橋先
へと一気にワープ。 ここは今くらいからの時期は小さいサイズが元気いい感じの場所。先日
の29日のコラボでも、ファーストフィッシュを手堅くキャッチしている。 やり始めて数投。

7:25 とりあえずの1本! 25cmくらいだが、重要な1本だ。 さすがに5gの
テキサスはパワーバルキーホッグ2.5インチ。 どうしても小さいのも釣れてしまうのだが
ある意味で手堅いリグでもある。
これで色々試せるぞ!? ということで、ガンスリンジャーに持ち変える。今日はお試しで
ノリーズ・エスケープツインのグリーンパンプキンブルーフレークを投入。 パッケージから
1本出してみると、結構デカいな…。 こりゃフックも変えなくてはいかん。 ということで
セッティング変更したが、ワーム自体も重たく、ピッチングの際にぱちゃんぱちゃんと水面を
叩いてしまう感じになってしまった。
そんな訳で、着水音を出さないようにできるよう、マグネットブレーキをちょいちょい締め
たりして調整を繰り返す。 枝カバーにピッチしてはブレーキを締めたり緩めたり。実はコレ
が嫌なので、これまではほとんど固定のセッティングで通してきた。 しかし、いつまでも
パワーバルキーホッグだけでやっていても面白くない。 こういったゴッつい男のワームでも
アプローチできるように練習していかなくてはならないからだ。
枝の折り重なったカバーにエスケープツインを滑りこませ、ブレーキをいじっていた時だ。
枝が一本だけスーっと動いている。
もしや!?
後先考えず、思いっきりフッキング!!
よっしゃ、乗った!! しかもでかいぞ!?
思わずネットを手にとり、ランディング!!

しゃーーーーーーーーー!! キャッチとともに馬淵シャウト!!

これは嬉しい!! 46cm、なんと1650g!! まだ居たのか、プリのメス!!
今シーズン、もはや1500gオーバーは獲れないだろうと思っていただけにコイツは貴重
なクオリティフィッシュ!! 当然のことながらここで数名の男達に嫌がらせメールを送信。
いやいや、エスケープツイン、こないだKAZUさんも試していたが、釣れるじゃないか!!
まあブレーキをいじってた時に食ったので、じゃっかん「釣れちゃった」感はあるがそこは
ご愛敬(笑) ・・・とそうこうしている間に携帯に着信。 最初にバイトしたのはとーみ
先生(笑) 状況を報告しつつ、いただいた電話ながらチャター必勝法の通信講座を申込み、
そのままオンラインで詳しい使用方法等を拝聴する。 なるほど~。
そこから上流はすべてチャターで攻めてみた。モグラモスチャター3/8ozでトレーラー
はお約束でジャバシャッド。 朝のスタート時で水温は17.4℃であったが、ここで19℃
近くまで上がった。 そのまま国道のさらに上の橋までひたすらにチャター(笑) しかし
無常にも釣れないタイムに入ってしまい、まったくと言って気配すらない。 要所でおいしい
カバーがあった時だけテキサスを撃つも、ギルがつまむ程度。
10:30、上流を見切り、再び白鳥橋まで戻ってきた。
白鳥ストレッチで、5gテキサスにバイト!!
が、水面モワンですっぽ抜け… 35cmないレギュラーサイズであったがもったいない。
気を取り直してそのまま橋の下流まで撃ち進む。 比較的小さいアベレージであるが、確実に
バスをストックしているストレッチ…
ラインがスライドしたのでフッキング!!

場外ホームランしてキャッチしたのは23cmのノンキー。 しかし時刻は11:00。
小さいけどこれでいいのだ。 釣れないタイムの中での貴重なワンバイト。 自分のリズム
を作るためには必要な1尾だ。
ゴールデンストレッチは、絶対に昼過ぎからが良いとは分かっていた。それも15時過ぎ。
しかし、今日は午後から天気が荒れて雷雨になる可能性があるという。 下手したらそれまで
の勝負になってしまうため、真昼間ではあるが、一度沈船ストレッチへ行ってみることにした。
そういえば木更津の男が、謎の川でスモラバをやってみろ、というリクエストをしてきた。
このエリアでスモラバを入れる入れどころはあまり無い。 …が、数カ所だけハマりそうな
場所は思いついていた。 唯一のスピニングにENO’Sスモラバ+パワーホッグ2インチ
を装着し、シークレットな場所に撃ちこんでいく。
ボトム着底と同時にバイト!!
フッキングさせると久しぶりにスピニングのドラグ音!!
12:00に4本目のキャッチだ!

33cmくらいだが、謎の川でスピニングで釣ったのはこれが生涯2本目である(笑)
しかし、これはこれでなんとなくキモが分かった気がする。
そのまま同条件を同じように撃っていくと、フォール中からラインスライドが始まったので
思いっきりフッキング!
ジジジイイ~~~!!
おお、さっきのよりデカいか?
ネットを用意してちょっと慎重にやりとり! いやーこのスピニングでラージのドラグ
出すやりとりの感覚、なんかすごい久しぶりな気がするのは気のせい!?

12:30、5本目!! なんとスモラバで42cmの1050g!!
はっはっは、ダメだよ佐村河内さん!笑 えのちんにスモラバを使ってみろなどと言う
のは… とはいえ、まあこれはこれで新しい境地を切り開くこととなった。 そうか、昼
までの釣れないタイムの過ごし方にバリエーションが増えた感じだな。 この魚はポスト~
アフターっぽい感じであった。

この頃から西側の空を真っ黒い雲が覆いはじめる。 そして次第に謎の川の真上へと向かって
きている感じだ。 そうこうしていると、今まで弱い風が吹いたり止んだりしていたのが、急に
風の性質が変わった。強い南風が止まらずに吹きっぱなしになったのである。 まあ風だけなら
まだやれるレベルだ。 雨に関しては橋の下でしのげばよい。 と思っていたが、雷はさすがに
危ないので、雷が鳴りそうであれば、そこまでで撤収となる。
ただ、やはり荒れてくると魚の食い気が立ってくる感じだ。 これは明らかにチャンスタイム
到来なのである。 ただ、いつまで天候が持つのか。 すぐに撤収できるようにスロープ周辺の
エリアを選び、5gテキサスを撃ち始める。
やはりすぐに食った。

13:15、6本目の35cmくらいのレギュラーサイズ。 今日2回は流したエリア
だが、この荒れ具合とともに活性が上がってきたのだ。 おそらく、14時くらいまでしか 今日はできないだろう。 最後にチャターで釣りたい。
そんな訳で、最後の30分くらいはひたすらチャターを巻きまくる。
…が、13:45に、飛行機の音ではない、明らかに雷の音が聞こえ始めてきた。ついに
真上にドス黒い雲がやってきたため、撤収を決意。 片付けて14:15には現地を後にした。
帰路について少し経った15:00に土砂降りが始まった。その後、1時間くらい土砂降り
の中での運転が続いた。 時間も体力もモチベーションもまだまだ余裕があるのだが、雷雨に
より強制終了…。 チャターで釣りたかったのだが、残念ながら獲ることはできなかった。
しかし、今日は色々と新しい発見もあった。 7バイト6フィッシュ。

謎の川、やはり最高に面白いフィールドだ。 まだまだしばらくは通っていきたい。次の
ゲームは14日水曜日。 おそらくその日もこの謎の川になるだろう。 それではまた。