あくまでも自論であり、反対意見もあると思うが、25年バス釣りを続けてきて辿り着いた
ひとつの見解がある。 それは、バスがルアーに対して「スレる」 という現象は有り得ない
ということだ。 一時的に見切る、ということはあっても、そのルアーそのものを覚えて口を
使わなくなる、ということは発生しないのである。 もしそんなことがあったら、ゲーリーの
4インチグラブなど、とっくに廃番になっているはずである。
よくサイトフィッシングとかで、最初は投入したルアーに対して興味を示すが、その後全く
口を使わなくなり、見向きもしなくなる、ということは、誰でも経験したことがあるだろう。
しかし、このケースは、大方バスがなんらかの警戒心を抱き、口を使わなくなっている状態に
なっているだけなのである。 一時間後に、おんなじ場所にまだ同じバスがいたとして、遠く
からブラインドの距離を保って、同じルアーを投げてやると、あっさりとそのバスが食ったり
することがある。
実はバスにとっては、水面上の生物は、脅威なのである。 これはボートやアングラー、
またそれだけではなく、鳥や動物といった水面上の生命体に対してである。 これら外敵の
存在を認識した瞬間に、口を使わない、という状態になることがある。 ネストのバスだけ
は、四方八方を警戒していたりすると、モロに目の前から投げているのにあっさりとルアー
を食ったりするが、これはスポーニング中の本当に一時的な現象である。 とにかくネスト
に近付いてくるものはなんでも追い払う、または口で噛みつく、という行動に出るからだ。
バスがルアーに対して、「スレる」 という概念をいまだに持っているアングラーはモノ
の見方を少々変えてみることをおすすめする。 単純にアプローチの問題であったり、自分
がポイントやバスに対してかけてしまったプレッシャーの問題であったりすることが多い。
本当にバスがルアーにスレるならば、高滝のスクールが同じレディフィッシュのジグヘッド
で釣れ続けることもないし、亀山でレッグワームだけが釣れ続ける、ということも起きない。
一度釣られたバスが何度も釣られることは良くあること。 つまり、しっかりとブラインド
の関係性を保った上で、正確かつ丁寧にアプローチしてやれば、バスはまだまだ釣れるはず
だと考える。 ただし、これはあくまでも自論であり、結局のところ、バス自身に聞いて
みないと分からないところだ。 さて水曜日は謎の川。 いまからイメージトレーニングだ。
ひとつの見解がある。 それは、バスがルアーに対して「スレる」 という現象は有り得ない
ということだ。 一時的に見切る、ということはあっても、そのルアーそのものを覚えて口を
使わなくなる、ということは発生しないのである。 もしそんなことがあったら、ゲーリーの
4インチグラブなど、とっくに廃番になっているはずである。
よくサイトフィッシングとかで、最初は投入したルアーに対して興味を示すが、その後全く
口を使わなくなり、見向きもしなくなる、ということは、誰でも経験したことがあるだろう。
しかし、このケースは、大方バスがなんらかの警戒心を抱き、口を使わなくなっている状態に
なっているだけなのである。 一時間後に、おんなじ場所にまだ同じバスがいたとして、遠く
からブラインドの距離を保って、同じルアーを投げてやると、あっさりとそのバスが食ったり
することがある。
実はバスにとっては、水面上の生物は、脅威なのである。 これはボートやアングラー、
またそれだけではなく、鳥や動物といった水面上の生命体に対してである。 これら外敵の
存在を認識した瞬間に、口を使わない、という状態になることがある。 ネストのバスだけ
は、四方八方を警戒していたりすると、モロに目の前から投げているのにあっさりとルアー
を食ったりするが、これはスポーニング中の本当に一時的な現象である。 とにかくネスト
に近付いてくるものはなんでも追い払う、または口で噛みつく、という行動に出るからだ。
バスがルアーに対して、「スレる」 という概念をいまだに持っているアングラーはモノ
の見方を少々変えてみることをおすすめする。 単純にアプローチの問題であったり、自分
がポイントやバスに対してかけてしまったプレッシャーの問題であったりすることが多い。
本当にバスがルアーにスレるならば、高滝のスクールが同じレディフィッシュのジグヘッド
で釣れ続けることもないし、亀山でレッグワームだけが釣れ続ける、ということも起きない。
一度釣られたバスが何度も釣られることは良くあること。 つまり、しっかりとブラインド
の関係性を保った上で、正確かつ丁寧にアプローチしてやれば、バスはまだまだ釣れるはず
だと考える。 ただし、これはあくまでも自論であり、結局のところ、バス自身に聞いて
みないと分からないところだ。 さて水曜日は謎の川。 いまからイメージトレーニングだ。