久し振りの日曜釣行。 可能な限りアングラーの少ないフィールドでゲームをしたい。 そう

 考え、セレクトしたステージは久し振りの「謎の川」である。  実はこの謎の川、個人的には

 連敗中なのだ。 昨秋はバラして終了とか、NBNFとかで惨敗。 昨年の6月以来キャッチに

 至っていない、遺恨の残るフィールドでもある。 だがしかし、日曜日でもアングラーが少ない

 だろう、という読みの上、昨年同時期には7バイト3フィッシュ、オール40UPというナイス

 ゲームをした経験があり、その再現を狙っての釣行にトライしたのである。



















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  今日はゲストにIKD氏を迎えての釣行。 IKD氏は当然、この川は初めての参戦である。 

 昨年と同レベルのポテンシャルであれば、初場所釣行のIKD氏でも全然チャンスはあるはず。

 



  6:10、ゲームスタート。 先行者は2人乗り1艇のみ。最終的には8艇くらいとなった

 が、日曜日で8艇ならまだまだ少ないレベルだろう。 もちろん、最下流にある本湖方面から

 ごっついバスボートも数艇上がってはきたが…。  水温はジャスト10℃からのスタート。

 

  

  まずは最初のストレッチから蛇籠ゾーン、鴨撃ち小屋、高葦エリア、を7gのテキサスリグで

 撃っていくが、反応が無い。 おかしい…。 昨年は朝一にこのストレッチを流し終えた時には

 3バイト2フィッシュはキャッチしていた。 しかしアタリすらないのだ。 リターンして次は

 スピナーベイトとシャッドでチェックしていく。 本当は順番が反対だが、昨年はバスがショア

 ラインにべったり張り付いていたのがパターンだったので、先にテキサスでチェックしたのだ。





  エンジンで移動し、ディープホール周辺を攻めるも反応が無い。 IKD氏と相談し風が弱い

 うちに下流部に移動して、下流をチェックしてみることにした。 時刻は早くも10時を回る。

 沈船エリアまで下り、テキサスでストレッチを撃ち始める。するとグーっと抑えこまれるような

 バイト!








  思いっきりフッキングし、完璧に決まった!
























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  坊主脱出の貴重な1尾! 35cmくらいだったが、ひとまずはキャッチ出来て一安心。



 しかし、昨年のイージーさはまったく無く、ひたすらなまでに難しい。 いや、魚が少ない

 ような印象を受ける。 そう、ここは最下流の本湖から、晩秋になるとベイトフィッシュを

 追ってバスが川筋を上って来る、というのが例年のパターン。 で、そのままこの川の中で

 越冬をするので、真冬から早春にかけて良く釣れる、と言われている。 ところが、昨年は

 そのベイトフィッシュの溯上が非常に少なく、バスもかなり少なくなってしまった、という

 のがこの冬~春に釣れない理由だ、というのが有力な説である。 いやー、難しい…。





  IKDさんと11時に早めの昼食。 今日は色々な人から電話がかかってくる(笑) 皆、

 おのおののゲームを楽しんでいるようで何よりだ。 昼食後、1本獲ったストレッチを再び

 攻めることにした。 このストレッチを下流まで攻めて、また上流方面へと折り返して3回

 チェックしたが、やはりあの1尾だけであった。昨年は4~5月にここでスカボコにバイト

 を得ていた記憶が強いのだが、今年はさっぱりであった。






  

  IKD氏のリクエストにより、スタート直後のストレッチを撃とうとするが、ボートが

 3艇くらい浮いていたので、少し上流目まで移動してからエントリーする。 すると爆風が

 始まった。 釣った時のテキサスリグは7gのパワーバルキーホッグ3インチのテキサス。

 えのちん的おなじみリグであるが、爆風でラインが浮いてしまい、着水後の操作性が非常

 に悪くなってしまったため、10.5gにウエイトを変更。 ワームも久しぶりのドライブ

 クロー3インチへと変更した。 これでボトムをしっかりととってワームを操作することが

 可能になる。 





  しかし、あまりの爆風に釣りにならず、再び上流エリアを目指してエンジンで走行して

 いる時のことだった。 いきなりドンッ! という衝撃をボートに感じ、直後に自分の体

 の真横で何か巨大なモノがバタバタ動いているのを感じた!  エンジンのスロットルを

 弱めてみると、なんとボートにデッカいレンギョが飛び込んできてビッタンビッタン跳ね

 ているではないか!?  うわっ あっぶねー!!  


  
  エンジンを切り、すぐに足で外へと蹴り出した! 70cmくらいの結構でっかいレン

 ギョであった。 危なかったのは、スピニングロッド2本のティップ部分でビッタビッタ

 跳ねられたため、危うくティップを折られるところであった。






  ・・・で最悪なのはその後だ。  
 


  

  防寒着、カーペット、バッテリー、ロッドティップ・・・  ヤツが触れた場所は全て

 ぬるぬるになってしまい、あげくの果てにあの匂い…。 本当に極悪である。 北朝鮮が

 日本海に撃ちこんでいるミサイル並みに極悪だ。 






  白鳥橋まで上がってくると、風がいくぶんかやわらぎ、その先のストレッチでは角度

 によっては完全無風状態まで落ち付くゾーンもあった。やはりここは風裏になっていた。
















  



  気を取り直して午後14時、再びディープホールストレッチをIKD氏とともに攻める。

 「去年はこんな難しいカバーにネジこまなくてもあっさり食ったんで楽に釣れたんですよ」

 なんて話しながら、際どいカバーへとドライブクローを送りこむと…

























  グンッ 














  よっしゃ!食った! 鬼合わせ!
























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  31cmくらいだけど、嬉しい2本目! この魚は非常にきれいなバスであった!















  その後、チャンスタイムに入るか? と二人で集中して攻めるも一向にアタリはない。


 



  IKD氏のリクエストで、スタートストレッチに戻り、15時過ぎまで攻めきるものの

 まったくバイトを得ることができないまま、15時30分にスロープへと帰着となった。






  終日やって2バイト2フィッシュ…。 昨年の同時期からすればかなりレベルダウンの

 釣果であり、不完全燃焼であるが、今年に関してはこの先季節が進んでも、昨年のように

 イージーに釣れるようになるとは思えない。 そんな状況下であることを考慮すればまあ

 なんとか善処したゲームとなったのではないだろうか。 もしかしたら、2週間くらい間

 を置いてから来てみたら面白くなっているかもしれない。 




  帰りは3時間30分かかる大渋滞。 そういえば、今日は3連休の最終日であった。

 やはり大会とかでもない限り、日曜日に釣行するものではないな…、都心住まいの自分

 の場合は…。 




  さて、次回釣行は、中一日置いて火曜日。 ステージをどこにセレクトするかが肝に

 なりそうである。 それではまた。