今日は月間予定には記載していなかったが、亀山ダムへの釣行。 翌週の2月2日に開催

 されるシンザンカイ第1戦のプラクティスも兼ねて、トキタボートで開催されたJB-TOP50

 の五十嵐プロ主催であるFIFTYSTORM-CUP(五十嵐カップ)に参戦してきた。


  
  今日は夜中から南風&雨で、気温は高いが苦しいスターティングになる予想であったが、

 実際に到着した頃には雨も上がり、風も平穏になっていた。ただ、上空では物凄い速さで雲

 が動いており、まだまだ強い南風が残っていることはうかがえる。 


 
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  セッティングをしていると、まずノブ氏に会う。 でもって最強親子もエントリー。あれ?

 シーカーじゃないの?笑 とは思いながらも新年のご挨拶。 そうこうしているとさらに見た

 顔が。 黒福さんであった。 加えてノブ氏の知り合いのNさんという方もいて、結局今日も

 ワイワイモードであった。 



  競技時間は7時出船、13:30帰着。 スタート時の水温は6.5℃。 最低で6.3℃

 であり、最高で7.4℃であった。 エリアによっては8℃近いところもあったそうだ。これ

 は亀山でのほぼ最低水温期。 これで安定しているならばこれはこれでやりようがある。



  もちろん、メインはディープ。 個人的に考えるこの季節のメインレンジは11mを軸に

 プラスマイナス1m。  すなわち10~12m。 対してフィーディングレンジは9mの

 プラスマイナス1m、すなわち8~10mがディープでのフィーディングレンジ、と考える。 

 もちろん、これが合っているかどうかは分からないが、自分なりに導き出したひとつの基本

 形である。 そんな訳で今日は徹底的に10mよりも深い場所のみを攻めていくことにした。














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  最初はダムサイトのディープから。 ところどころこんなレンジにバスらしき反応が映る。

 しかし、食わない。  ダムサイトを30分で見切り、ホテル下~水産前とディープの定番の

 ポイントで魚探がけしていく。 来週のシンザンカイのことも考え、色々と広く回っておく事

 も必要だからだ。 月毛に行こうと思ったら船団ができていたのでよりとも方面へ。 



  
  よりともの島周りのフラットでは越冬系のバスがちょこちょこ映るのだが、まったく口を

 使う気配がない。 9時半頃、再びダムサイト方面に戻るが、南風が強くなってきてしまい

 ステイが困難なため、神社下へ移動し、風から避難する。 














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  ここでもボトムにベッタリのバスが映るのだが、いかんせんバイトに至らない。 今日は

 白のレッグワームでほとんど押し通した。 シャローカバーは個人的に過去実績のある場所

 を通りすがりに軽く撃った程度。 それ以外はひたすら10mよりも深い場所に集中した。

  

  神社下で粘っていると遠くにノブ氏の姿。 そのまま合流し、ダベりながら釣りをする。

 ま、これは今日も来週もホゲるな~なんて二人で話をしながらひたすら魚探がけ。ここも

 
 特徴的な地形をしており、タイミングさえ合えば釣れる感じがした。 しかし、風向きが

 いろんな方向から吹いてきてボートポジションが定まらなくなってきたため、移動を決断。



  ノブ氏はここでメタルのしゃくりでなんらかの手ごたえを得ていた、というので残る。

 自分は帰着までの最後の時間、風が吹こうが何だろうが、ダムサイトのディープに賭ける

 ことにした。 あの場所が一番地形が頭に入っているからだ。 12:00ちょっと前に

 ダムサイトエリアに入り、ひたすらタコ粘り。 








  12:45、奇跡は起きた。 
















  水深12mの細いフラットを狙っていた時だ。






  竿先にプンッと明確に出るバイト!
   




  
  ディープなのでゆっくりめに合わせを入れると、わずかながらにグングンという生命感!






  これはめっちゃ興奮! 慎重に、でもゆっくりにならな過ぎずのペースで巻き上げる!





  跳ねる前にネットに入れてやる! 






























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  キャッチ!! これは嬉しい、水深12mからのバス!! 自分の釣りをやりきって

 答えが出た瞬間だ。 そのまま次の魚の狙う! 2本獲ったらいい線行くかもしれない。
















  が、13:20まで何事も起きず、そのまま1本で帰着。 エア抜きもうまくいった

 のでバスは元気なまま持ち込みができた。  桟橋に着くと隣にノブ氏も戻ってきた。

 すると、ノブ氏もあのあとメタルでキャッチした、という! すげえ! この男、最近

 大会本番に本当に強い! 







  そんな訳で表彰式。











  

  なんと5位にノブが呼ばれる! 1本700gながら他がそこまで釣れていなかった

 こともあり、5位入賞! いや~それでも凄いわ、ノブ氏は! 最強ジュニアは今日は

 1本のみだったが、1290gのビッグフィッシュ賞を持ち込み2位。  いつもながら

 凄い。   優勝者のみ唯一リミットメイクで2550g。 圧倒的な勝利であった。







   で、自分のスコアは・・・


 











  1本360gで10位・・・。 まあこんなものでしょう(笑) でもこれでいい。

 小さい1尾だけど、次につながる、意味のある大きな1尾であることには違いない。 

 シンザンカイを年間通して戦っていく上で、来週の初戦は、たとえ豆でもいいからまず

 1尾を持ち込む、ということが非常に重要になってくるからなのだ。 少なくとも亀山

 では自分なんかまだまだド素人の部類。 そうなってくると、今の自分ができることの

 ベストを尽くして、とにかく1本を獲る。 そこからのスタートでよいと考えている。




  大会参加者は42名で、ウェイインは13名。 真冬の大会らしく、ウェイイン率が

 25%であったが、それでもみんなちゃんと釣ってくるなあ、と本当に感心である。

 まあ、とにかくデコらないでよかった~。 













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  今日の戦利品。 まあ参加費の元はとれた感じかな。 なんとなくだがソウルシャッド

 をもらっておいた。 他はじゃんけん大会で。 




















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  真冬の亀山ダム。 厳しい季節だけど、やりがいはある。 答えに辿りついた瞬間

 の達成感はたまらないものがある。  この最低水温期はディープでも上位が狙える

 チャンスがあるので、来週のシンザンカイ初戦は、ベストを尽くしたいと思う。では。