2014年、第2回目の釣行ステージに選んだのは関東リバースモールの聖地。 この聖地、

 ほぼ年中無休でスモールが釣れるのだが、この1月中旬から2月上旬についてはまだスモール

 をキャッチできた、というデータがほとんど揃っていないのが現実である。 昨年はたまたま

 1月31日の釣行で1本キャッチすることができたが、本当にたまたまとしか言い様がない。

 ピンチーニョさんは正月時期の釣行で、例年そこそこキャッチできているデータがあるので、

 おそらくターニングポイントは成人の日くらい、と考えている。ここから真の厳冬期に入ると

 さすがにスモール達も口を使わなくなると考えている。  だがしかし、1回あるかないかの

 バイトを求めてフィールドへと向かう。 



  そう、今日はリバースモールハンターことピンチーニョ氏との今年最初のスモール狙い釣行。

 さすがに現地の早朝の冷え込みによる気温の予報を見て、ゆっくり9時前後に合流してやろうか

 という話になっており、9時着に照準を合わせて出発した。 ところが行きの高速で10kmの

 渋滞にハマり、30分のタイムロス。 ゆっくり、といってもハンターは8時前には着いている

 様子。もちろん先に始めていてもらう。 



  結局聖地へと着いた時には9時30分を回っていた。 砂利浜にハンターの姿があり、合流。




  
  まだ何にも起きていない、という。 9時前まではガイド凍結だったそうだ。 さすがにR

 でもガイド凍結は8時前にはおさまるが、聖地の朝の気温の低さは半端ではない。 長靴で水

 に入り、水温計で水温を計測。 8℃であった。 自分のデータでは聖地は6℃が最低水温で

 あるので、8℃ならまだまだチャンスはある。 事実、2月の中旬から釣れ始める時の水温も

 だいたい8~9℃くらいだからである。 


  
  2人で砂利浜とピンスポットを交互に攻めるもまったくアタリはなく、早々にいつもの昼食

 へと突入。 すっかり顔なじみになってしまい、二人とも常連の一員となってしまった(笑 





  

  午後の部は、自分はピンスポットへ向かい、ハンターは砂利浜へ。 もちろん自分的にも

 本命ポイントは砂利浜なのだが、どうにも生命感が感じられない。 いつもはワンサカいる

 ベイトの群れすら見かけないのである。 そんな折、ピンスポットを通過させたスモラバに

 何かが当たった。 



  ロッドティップが2回ほど小刻みに入るようなバイト!?






  

  だがフックオフ・・・





  
  岸からピンスポットのボトムを見渡すと多数の鯉がウロウロしている。 おそらく鯉に

 スモラバのフックが軽くスレがかりしてすぐ外れたのだろう。 とはいえ、これがちょっと

 気になり、その後は砂利浜とピンスポットを3回くらい往復した。 ピンチーニョさんは

 ほとんどを砂利浜に費やした。 


 



  午後13時、それまで静かだった砂利浜の水面が、急に賑やかになる。気配すらなかった

 ベイトフィッシュ達が動き始めたのだ。 雨も降っていないのに水面に波紋がどんどんたつ。

 このベイトの動き出しを狙って、スモール達にスイッチが入ると連発で釣れる、というのが

 砂利浜での最強パターンである。 これこそが今日、唯一あるか無いかのチャンスタイムだ。






 
  二人、無心にスモラバを投げ続ける。 





  しかし、なにも起こらず無念のタイムアップ。 15時に太陽が建物の影に隠れ始めた

 タイミングでストップフィッシングとした。 2014年第2戦は残念ながらNBNF。


















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  唯一の獲物はコイツだけ(笑)  実は開始早々にいきなりキャッチしたデカゴイニー。

 水中でかけた瞬間、コイツだとすぐに分かった。 横に泳ぐ動きはせずに、そのまま定点

 でグネングネンする、という特色のあるファイトをするためだ。まあ本当にまったく何も

 ないよりはゴイニーくらいでも釣れてくれただけマシかもしれないが…。 





  やはり、聖地は2月中旬から。 それまでの間に釣れたとしても再現性の低い偶然的な

 ゲームなのだろう、と考える。 とはいえ、先週ピンチーニョさんが1本獲ったのは本当

 に凄いことだ。 ハンターの執念ならでは、の結果である。 今後だが、2月中旬までの

 間、まったく来ない訳ではなく、ほかに選択肢が無いような場合、データ取りの意味合い

 も兼ねて、プラっと来てみるかもしれない。 



  デコると分かっていて組んだコラボであったが、やはりハンターとの釣行は楽しい一日。 

 3月に小さいスモール達が釣れ始める前に、またハンターとの予定を組み、早春のモンスター

 スモールを捕獲したい、と思う。

 

  ※事前にお伝えした通り、今年から釣れた日、坊主の日、の区別なく、通算ナンバー

   のタイトルとして、きちんと釣行記としてヒストリーを残していくことにしている。 




  さて、次の釣行予定は14日の火曜。 どこでデコろうか考え中(笑)  ではまた!