気がつけば今日で今年99回目の釣行。坊主も含めると年内100回以上の釣行は確定的

 となった。 正直ここまで来るとアホ以外の何物でもないが、それでもちゃんと仕事は一応

 こなしており、今年の成績はまずまずであった。まあ悪いっちゃ悪いんだけど、その中では

 
 頭ひとつ抜けた感じ。 どんぐりのせいくらべで自分だけ栗だった、程度(笑) けっして

 これで収入が上がるわけでもないため、自分の最優先事項は安定した休日の確保。 もはや

 仕事に対してはその体制を作り上げて維持することだけが自分の仕事である。 いや正直を

 言って給料なんて上がらなくていいから、釣りにいける環境だけが維持されていれば良い。




  おっと、話がそれたが今日のストーリー。 




  今日はあの男との釣行である。そう、リバースモールハンターの異名を持つ男、ピンチ-

 ニョ氏とのゲームである。 ステージは当然迷うことなく聖地をセレクト。晩秋、いや初冬

 の聖地ではどんなドラマが待っているのか。 




  集合は6:30現地。 余裕を持って家を出たが、高速に乗るといきなり事故渋滞で失速。

 土曜の朝っぱらから困るぜ。 そんなわけでコンビニで買ったパンをほおばりながら現地へ

 着くと、予定より少々遅れて6:35に到着した。  すでにハンターの車はあるが中には

 いない。 セットアップしながら遠目にピンスポットを見ると、まだ薄暗い中にハンターの

 姿があった。 



  のんびり準備しているとハンターがこちらへ来たので、一緒に砂利浜へと入った。 この

 季節は過去データから言っても砂利浜が圧倒的に結果が出ている。 当然ながらまだアタリ

 は得られていない、という。 このところ雨が少ないが特に減水することもなく一定の水位

 で安定しているが、長靴でも対応できる水位。 ゆっくりと入水し水温を図ると10℃しか

 なかった。 今日はその後最大で13℃までは上昇した。 気温は朝は3℃からのスタート。

 しかし2月はマイナス2℃とかから始まるわけで、こんなのは屁でもない。 



  二人朝イチのフィーディングの個体を狙うべく、スモラバを沖へと放る。 ピンチーニョ

 さんがいきなり根がかりしてロスト。 そのリグを結んでいる時であった。












  カンッ 






 

  ボトムから少しだけ浮かせていたスモラバにいきなりアタリがあったためフッキング!













  ぐんぐんッ  とロッドに手ごたえ!











  よっしゃ!いきなり食ったぜ! まだ5投目くらいだ! 













  姿が見えたが、確定40UPのスモール!  思わずドラグを緩めて応戦!

 
  
  じわりじわりと弱らせて足元まで寄せる!









 




  ピンチーニョさんがネットで獲ってくれた!













  ん? こりゃ40UPどころじゃないでしょう?






















イメージ 1



  どうじゃー!ナイスフィッシュ!!





























イメージ 2


  
  なんと12月だというのに47cmの1350g!! 立派なモンスタースモール!!










  これには大興奮であった。 今日は二人どちらかで1本30cmくらいのが釣れれば

 恩の字だよね、的な釣行であったため、このファーストフィッシュは非常に嬉しい魚で

 あった。 そしてこれだけでは終わらなかった。 




  直後に3投くらいした後、またしても自分のスモラバにバイト!!











  これもいいファイト!


























  今度は自分のネットでキャッチ! さっきほどではないがいいスモールだ!












イメージ 3


  
   2本目! はかってないけど36cmくらいかな。 でも気持ちいい~!!















  ・・・で、その後だが朝イチだけのフィーディングの魚ってだけであり、えんえんと

 ノーバイト地獄に突入した。  何度も入り直したり、時折車でポイント移動したり、

 すっかり顔なじみになってしまったいつもの昼飯を食べたりし、最後に4度目くらいの

 砂利浜入り直しを敢行した。 これが14時くらいで、ここまでな~んにもなし。 





  それまで生命感が無かった砂利浜であったが、14時くらいからベイトフィッシュが

 ざわつきはじめた。  これは朝イチみたいに再びフィーディングで魚が出てくるかも

 しれない。 この砂利浜、釣れる時は川のど真ん中の何にもないところでパタパタっと

 釣れるのだが、これは実はフィーディングの個体である。 普段まったくアタリがない

 時でもどこかしらに潜んでいるか、ちょっとした深みでじっとしていて口を使わないのか

 分からないが、エリア内にスモールは年中居る、ということだけは間違いないのである。

 

  だが、釣れるのは決まって川の真ん中であるが、これはベイトを食べるための行動に

 スイッチが入っている個体なのである。 調子がいい時はこれが一日に数回発生するが

 ダメな時は朝イチか午後のマズメ時だけである。 今日はまさに朝イチと午後マズメのみ。



  理由は分からないが、完全に日が暮れるタイミングの16時過ぎとかはまったくダメで

 そのちょっと前の午後14時~15時30分くらいがチャンスタイム。 これは聖地特有

 の癖であるが、なぜかこの午後のフィーディングタイムだけはこの時間帯なのである。

 もっともハイシーズンはちょっと異なるが…。 




  その後、なんと自分に午後マズメで2回のバイトがあった。スレ系のアタリも含めると

 計4回。 1回は魚体まで見えたバラしだったが、これは40UPであったため、非常に

 もったいないバラしであった。 結局、午後のチャンスタイムはモノにすることができず

 15:30、タイムアップ。 ハンターのゲームはピンチーニョさんのブログを参照の事。




  朝イチの魚は本当にうれしい2本だった。 しかし、午後のバイトをモノにできなかった

 悔しさも、同じくらいに悔しいものとなった。 まだまだ聖地の神は課題を残してくれた。

 これはまた今年のウィンターシーズンにも通ってしまうことになりそうだ。 ここでは書く

 ことのできない他のドラマも多数あり、思い出深い一日となった。 








  で、帰り。 これまた鬼のような渋滞。 ここまで時間がかかったのは初めてというほど

 であり、帰りの所要時間が4時間近くに及んだ。 至るところで交通事故。一番ひどいのは

 5台の玉突き。 困るよなあ…。 そんなわけで20時前にようやく帰宅し軽くタックルを

 整備した。 リール2台のラインを巻き替え、次のゲームの準備へと入る。 年内まだまだ

 釣行を予定しているからだ。  もちろんオフシーズンなんてないので、年明けたら早々に

 始動する予定でもある。 今年のまとめと来年の目標等はまた追って。 それではまた。