18日月曜日、仕事終了後にNZファクトリーにエンジンを持ち込み、年に一回のフル

 メンテナンスを行った。 プラグ交換にギヤオイル交換。 そして極め付けはウォーター

 ポンプのインペラ交換とガスケット交換。これが難航、3時間近い作業になってしまった

 が、スーパーエンジニアであるNZさんが、暗闇の中で針に糸を通すほどの難作業を完璧

 に実施してくれた。 本当に感謝限りない。  とりあえずの試運転まで成功。 自分の

 カートップ&エンジン釣行ライフは、このNZさん無しには始まらない、といっても過言

 ではない。 いや、実際、NZさんと知り合うことが無ければいまだにレンタルオンリー

 でのボートライフだったからだ。 



  でもって実際のフィールドでのテストを行うべく、今日は謎の川へと行ってきた。ホーム

 の仲間達でも一日やって1本が限度、というここ最近の謎の川。 春先のイージーな時期と

 異なり、本当にバイトが少ない状況。 バスは居るには居るのだが、どうにも食わない感じ。








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  今日はピー師匠と待ち合わせ。 師匠は先週の謎の川での貧果にリベンジを誓っていた。

 自分はこの時期は初めてのためさっぱり分からないので、王道の巻物とカバー撃ちオンリー。

 水温は10.4℃からのスタート。 でも大丈夫。 春先の話だが、9℃くらいでもカバー

 から釣ることはできた。 バスさえいればチャンスはあるはず。 



  この川、水温が低下してくると下流エリアからワカサギが溯上してきて、それにともない

 バスも入ってくるのだという。 そしてバスはそのまま越冬してスポーニングまで居るのだ。

 といってもこれはあくまでも仮説で実際にバスの動きを見た訳ではない。 個人的にはバス

 は年中このエリアに居るのだろう、とは考えている。 ただ、スイッチが入るための要素と

 してワカサギの遡上があるのだと思う。  前年同時期、ピーさんが爆釣しているのはこの

 ためだ。 ところが、今年はそのワカサギの量がかなり少ないらしい。 











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  ピーさんは上流へ。 そして自分は下流へ行き、朝イチはシャッドを巻きまくった。

 ところが何かのスレが当たる程度でフッキングまでには至らない。 そうこうしていると

 携帯が鳴った。 NZさんである。 今日、謎の川へ行くことは伝えてあったので、友人

 の方と一緒に来て、いま出船したというのだ。 




  しばらくやってからスロープ方面に戻ると途中でNZさん艇に合流。相方に初めまして

 のNさん(Nがつく方が多いけど・・・) しばらく談笑してからわかれてゲーム再開。 











  スロープまで戻ってきて、少し上流のSGストレッチでシャッドを巻いていた時だ。 

 最初根がかったかと思ったシャッドが突然動きはじめ、ドラグをぐんぐん出し始めた。



  
  バスじゃないな・・・









  とんでもないパワーでドラグを出しまくるため、エレキ全開で追いかける。 そのまま

 追いかけっこをしながら弱らせ、10分以上の格闘の末、上がってきたのはコイツだった。


























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  ハチマルくらいのアメナマ・・・。 これ、たぶんアメナマではレコードだろう(笑)

 
 こんなの釣りたくはなかったのだが、シャッドを返して欲しかったので頑張って闘って

 みた。 あ、ちなみに背びれでのスレがかり。 











  と、その格闘のせいだろうか? 突然エレキが踏んでも動かなくなった。いや、正確

 には、スイッチが浮かなくなってしまったのである。 ピーさんに電話して状況を説明

 すると、スイッチについているゴム製のカバーが逝った現象だという。スロープに戻り
 

 車から工具を持ってきてスイッチ部分を分解。 やはりゴムが完全に裂けてなくなって

 いた。  ちょうどスロープに戻ってきて休憩しにきたNZさんからビニールテープを

 もらい、とりあえずの応急処置。なんとか操船できるようになり、午後の部再開とした。


 
  パンを食べながら携帯でゴムのパーツを発注。 ただしくはマイクロスイッチブーツ

 という。 予備も含めて2個注文をしておいた。 これ、良く切れるらしいのだが自分

 としては初めての現象であった。  なんとか操船はできるが、やはり応急処置のため

 フィーリングはよろしくない。 時折スイッチが入らなくなったりを繰り返す。 





  午後からは巻物をやめて、ひたすらテキサスを撃つことにした。 ちなみにピーさん

 は上流エリアでキロアップをゲットしているという。 さすがである。 その後、NZ

 さんも小さいながらも1本キャッチしたという報告が入る。 これまたさすがである。







  あっという間に時間が過ぎ、日没寸前までになってきた。この川、いつも日没寸前

 に突然バイトが出始めるのが特徴。 それまでの沈黙が嘘のように日没寸前にアタリ

 が出始める。 スロープ近くに戻ってきてのストレッチを撃っていた時だった。




  ラインもすでに見えにくい状態だが、岸際に入れたテキサスがぐーっと引っ張られ

 る感触を感じ、すぐさまフッキング! 










  ようやく初バイト! 








  水面を割り姿が見えたのは35cmくらいのバス!





  しかし近くの杭に巻かれ、そのままフックオフとなってしまう・・・








  このバラしは痛かった。 そして完全に陽が沈んだ直後に最後のアタリ。 小刻みな

 バイトだったのでギルかと思ったが、ラストチャンス!と思いフッキングさせると20cm

 くらいの豆バスがすっとんで来て場外ホームラン。 そのままボートの反対側へと消えた。 



 
  まあ豆バスのバラしはどうでもいいのだが、それでも今日の状況からすると獲っておき

 たかった一本である。 このバラしを最後に竿を置いた。 







  スロープで順次片付け。 ピー師匠は先週のリベンジを見事果たし、なんと合計3本の

 キャッチ! やっぱスゲー!   でもってNZさんは小さいながらもう1本追加しての

 合計2本。 相方Nさんもなんと最後の最後にクランクでレギュラーサイズながらドラマ

 魚をキャッチしたという!  あいやー獲れてないの自分だけ!笑  これは悔しいので

 いずれリベンジしなくてはならない。 


   
  日の出から日没までやって2バイト0フィッシュ。 晩秋の謎の川は本当に厳しいが、

 それでも一日楽しくゲームをすることができた。エンジンの現場での実戦テストは完璧。

 


  さて、エレキが直らないことにはボート釣りはしばらく難しくなってしまった。まあ

 2~3日もあればパーツが届くと思うから、来週半ばには復活できるとは思うが…。

 そろそろ本格的にシャッドの季節だ。 これはこれでいまから楽しみだ。ではまた。