8月16日に高滝で完全試合を食らって以来の完全デコを喫した。 亀山ダムである。
週末10日に開催されるシンザンカイ最終戦のプラクティスのため、6:30の出船から
乗りこむ。 さすがにプラクティスなので、いくつかのパターンを検証する必要があり、
エリアも広く回ってみた。
先週と比較すると少しだけ水質は改善されたが、水位は80cmくらい上昇していて
あと50cmくらいで満水、というレベルにまで増えている。 これにより先週反応を
得ることができたカバーは、オーバーハングにつぶされてしまった。水温は笹川最上流
エリアのみ15℃台だったが、ほかはおおむね16~18℃。水温がもっとも高いのは
白鳥島周辺だった。 今回もほぼ全域濁っているが、この状態がずっと続いているので
普通に釣れるらしい。

ノブ氏はハル氏を伴っての参戦。
シャローカバーはテキサス・ネコリグ、巻きはスピナーベイトとディープクランク、
ディープはダウンショット2刀流という3つのパターンを主に使い分けた。レンジ的
にはやはり水深4~5mの範囲にもっとも魚の反応が写るのだが、いまいち食わせる
ことができない。 ディープクランクのスロードラッギングとかも試してみたが、
無反応。 このところ巻物で結構釣れている情報があるので、スピナーベイトは結構
多用したが、ひったくりに来るヤツはいなかった。 でも今日も結構スピナーベイト
で釣れていた。
午前は笹川を上がってみたが、午後はノブ達とつばきもと方面へ。 川口フラット
でダウンショットをやると、5mのディープでギルみたいなアタリ。しかし乗らない。
ノブ氏達のところに戻ると、なんとノブ氏は2本釣り、ハル氏も1本獲ったという。
すげー。 しかもノブはクランクでキロアップとのこと。 ただ、大会の競技時間外
ではあったようだ。
戻り際でとあるフラットエリアでバイト! だが、一瞬グングンッとファイトを
感じただけでフッと軽くなってしまう。 だが、ここは魚探にも写っていたバスに
口を使わせることがようやくできた。 その後、トキタ横で4~5mレンジを重点
チェックするが、アタリは得られず。 最後に鳥居岬を通り過ぎるときにボイルが
発生したので、しばらくルアーローテーションしながら粘っているとノブ氏達も
戻ってきた。で、16時撤収。 ワンバイトノーフィッシュの完全坊主であった。
釣れている人もいるし、7~8本キャッチしている人もいる。 自分がまったく
アジャストできていないだけだ。 でもこうなってくると逆に燃えてくる。あまり
リキんでも良くないが、かえって攻略してやろう!というモチベーションが不思議
と湧いてくるのが亀山ダムである。 心が折れそうになる瞬間もあるが、それでも
亀山には定期的に通いたいと思う。 それにしてもノブ達、良く釣ったなあ…。
さて次回釣行は最終戦当日。やれるだけのことはやってみるつもりだ。 では。