個人的には10月は苦手であった。 過去の自分のデータを振り返っても高滝で固め打ち
している以外は、ほとんど40UPをキャッチできていない。 今年はホームAR川や初訪
の未知の川などで意外にもいいゲームが展開でき、3本の40UPをキャッチすることが
できた。 そのうちの2本はスピナーベイトでのキャッチ。 もっと釣ってる人からみたら
たいした釣果ではないが、自分の中ではほんのちょっとだけど、成長を実感できている。
例年だと10月は、減水した秘密の川へ繰り返し出撃し、ひたすら豆を釣る、というのが
毎年恒例だったのだが、今年はそれをやめた。 9月に1回だけ、様子見程度に行っただけ
にとどめておいたのだ。 そして、行ってポイントさえ押さえてしまえば誰でも釣れる秋の
高滝もやめた。 これをやっていても成長はない。そう感じたからだ。 もちろん高滝でも
いままであまりやっていない種類の釣りを練習したり、というお題をたてれば、それなりに
やりがいもあるのだが、来シーズン等を見据えた展開を考えて、今の段階から高滝は外した。
もちろんいずれ、マルチに強いアングラーへと進化した時、あらためて高滝をじっくりと
やりに行く時期がいつか来るとは思う。
秋休みを用意してあったので、本来ならば12回くらい釣りに行く野望であったが、台風
に翻弄され、9回の釣行となった。 我ながら台風の合間をぬってうまく釣りに出ることが
できたものだ。 釣りも仕事もしない完全休養日も3回くらい過ごすことでき、今後に向け
いろいろな準備も進めることができた。
でもって、この冬のためのアイテムが着弾!!

安いヤツだけど、ダイワのレイン&ウィンタースーツをネットで購入したのだ。試しに
部屋で着てみたが、いい感じ。 これなら真冬の亀山でも全然イケるぜ!! やはり専用
設計は一般の防寒着とは違う。 安くても機能的・実用的にできている。 さすがにゴア
テックスとかまでは手が出ないが、自分的にはコレで充分だ。
さて、話変わって、今年活躍したスピナーベイト達。

いま手持ちで持っているクリスタルSの全て。 この中で釣っていないのは左の下2つ。
それ以外のはすべてバスをキャッチしている。 中には10本以上釣ってなお現役、という
ものもある。 もちろんみんなズタボロなのだが、構わずそのまま使っている。 スカート
を止めるゴムが硬化しやすいのがクリスタルSの難点。で、スカートだけなくなったとかの
ものは予備のスカートに交換してあり、元のスカートとは全然異なるカラーリングになって
いるものがあるが、それでも普通に釣れている。
ヘッドはテトラに当てまくっていてボロボロ、下塗りの塗装まではげて鉛が露出している
ものもあるが、それでも釣れる。 今年スピナーベイトをやりこんでいて分かったのは、
細かい点は気にせずとも、結構適当でも釣れる時は釣れる。 それがスピナーベイトの強さ
なのだ、ということが分かってきた。 ブレードのカラーも濁ったらゴールドがいい、とか
曇りだったらシルバーがいいとか、色々あるみたいだけど、それも適当。 その時の気分で
適当に選ぶ。 気にするのはウエイトくらいかな。 リトリーブスピードは前は色々細かく
変化をさせていたが、これも適当。 でも決まっていることは、定速、ということ。 早く
巻くなら早くで同じスピード。 遅く巻くなら遅く巻くで同じスピード。 それだけだ。
あと、1尾釣れたら、その時のスピードと泳層を同じように繰り返していけば、その後の
バイトも得ることができる。 まあクランクやシャッドでもこの理屈は当てはまるように
思える。スクール系に当たった時のディープクランク、とかワカサギパターン時のシャッド
とかってだいたいこの理屈が当てハマるのだ。 このあたりのスピナーベイトの使い方を
なんとなくだが掴んできていることが、今年一番の収穫かもしれない。
さて、11月はさらにゲームの難易度が上がっていく時期。 亀山以外の場所だと、未知
の川や謎の川、ホームリバー、あたりを中心に釣行していく予定だ。 ではまた次の記事で。