思いのほか早いタイミングで秘密の川が減水期に入った。週末に近付いている台風を警戒した
のかは定かではないが、昨日水門を開放。1.8mくらいあった水位は今現在ですでに0.5m
である。 こうなるとオカッパリでのチビラージ祭りが始まるのだが、これは近日中に友人O氏
とともに遊びに行くことになるだろう。 昨日、水門が開いたことをメールで伝えたら速攻で
電話がかかってきたからだ(笑) 我々2人の年中行事なのである。
さて、そんな状況ではあるが、今日は8月最後の釣行として、ホームに船を浮かべた。6時半
にはスタートするが、思いのほかIRM川もAR川も濁っており、思うようにバイトを得ること
ができない。 実は自分とピーさんが神秘のダムに行ってる時、H川さんとSGさんが入ったが
月曜の夜に降った雨の影響で壊滅しており、ほとんど釣れなかったという情報は得ていた。ただ
その火曜日の状態よりはかなり回復してきており、今がチャンスだろう、と考えて出撃したのだ。
ところが結構難しい…
まったくアタリすらないまま牧場まで上がってきてしまった。 これは異常事態(笑)
ならば今日は上流探索!ということでまだ行ったことのないエリアまで船を進めてみること
にした。 TR-UEMON橋手前で3人乗りのバスボート発見。異次元アングラーDさん
であった。 話を聞くと今日も異次元の釣果(笑) 僕なんかアタリすらないっすよ、と
話すと攻略のヒントを教えていただいた。 そのヒントを元にTR-UEMON橋へと入る。

ここまで自分の船で上がってきたのは初めてである。 しかし、下流域よりも格段に水が
いいのが分かる。 水温は25℃。 うむ、釣れるならこのエリアだろう。
ここから先のセクションはプチチャラ瀬みたいなものが何度も出てくるのだが、その流れ
の中にはだいたいスモールが居るようだ。 伝説の紫で広く探る。
コンッ

AM9:00、ようやく今日の1本目! 25cmくらいだったけどとてもうれしい1本!
その先にあるチョイチャラ瀬で連発。


20cmくらいの2本を追加し、さらにシャッドシェイプのルミナスチャートという新投入
カラー。 これは在庫処分で売られていたものを買っておいた。 派手すぎるが濁ったら効く
はず。 お試し的に使って2バイトくらいあってから20cmくらいのをキャッチして4本目
とした。 アタリが止まったため、少し上流に見えるKO道を目指す。

このあたりから水深が浅くなり始め、エンジンでぶっ飛ばすのは航路を知らないと危険な
感じになってきたため、エレキのみで魚探で水深を見ながらKO道まで上がっていった。
KO道下では激浅いところでエレキをスリはじめたため、ここで折り返す。 それにしても
こんな激流で一体どうやって釣りするんだ? というレベル。 今の自分ではちょっと攻略
方法が見えなかったため、上がってくる途中に見つけたいい感じのポイントで粘ってみる。



するとここではドライブシュリンプの白のネチリグで3本キャッチ。 最後の35cmは
かなりトルクフルに引いて楽しませてくれた。 エレキでの長時間ステイは不可能に近い激流
なので砂地の岸にエンジンを引っかけて強引に止まった状態で釣りをする。まるでオカッパリ
みたいだ(笑) このポイントもタイミングさえあえば必ずデカいスモールが差してきそう
なポイントである。 まあ誰が見ても分かるような場所だが、これは楽しい場所を発見して
しまった。 そう、この超上流域を攻略するためにアルミとエンジンを買ったのだから・・・。
ホームAR川での自分の中での最上流フィッシュである。
下りながらTR-UEMON橋のちょっと下で、ネチリグでチビ1本追加し計8本。
結局、昼頃、チャラ瀬まで戻ってきてしまった。 それにしても暑い。持ち込んだ3リットル
の水分はあと1リットルになってしまった。 ちょっと気になるポイントがあったのでスモラバ
を投げてみると案の定、ラージが食ってきた。

あんまり大きくはないけど嬉しいね。 その後、チャラ瀬を軽く丁寧に攻め、下流域の実績
ポイントをチェックして回るが、まったく反応がない。 やはり水の動きがある上流域のほうが
魚の活性も高いようだ。
暑さに負け、13時30分にはスロープへと帰還する。 ちょうどトレーラーの人が上がる
タイミングだったので、待ち時間で軽く周辺をチェックすると20cmくらいのラージの群れ
がいたのでスモラバを投入。

サクっと10本目を釣って14時に終了。 ちなみにこの1本を釣ったら群れがいなくなって
しまったため、連続キャッチにはならなかった。
さて、明日で8月も終わるが、ホームが良く釣れるシーズンもそう長くはない。神秘のダム
もあと3週間で禁漁期間に入るので、それまでに最低1回は行きたいところだが、現時点での
水位ではまだ厳しいだろう。 この週末の台風~温帯低気圧の雨がフィールドにどう影響を
もたらすのかは未知数だが、どのフィールドにおいても、良い方向に転ぶことを祈りたい。
といってもしばらくは濁りが入るだろうけど…。 それではまた9月の釣行記で!!