今日はシンザンカイトーナメントの2013年第4戦、高滝ダム戦に参戦。 基本は亀山ダム
だが、1回だけ高滝ダム戦が開催されるのだが、昨年は9月の後半の開催であった。今年は8月。
そんなわけで16日に軽くプラに来たのだが、NBNFに終わったため、その後、川でボートで
釣りをして遊ぶことにしたため、ほぼぶっつけ状態で今日を迎えた。
とはいえ、一応出るからには真面目にやる。 そう決めて3時に起きて4時30分に到着。
まだ暗くて準備がはかどらないが、曇りの夜明けの中、少しづつ準備を進めていく。ノブ氏も
準備をほぼ完了させていた。 マイボートでもよかったのだが、今日は終日雨の予報。これは
車の中が臭くなるので急遽レンタルボートで出ることにした。 これといってマイボートでの
アドバンテージがある訳でもないが1000円多く払ってでもデッキのカーペットがズブ濡れ
になるのを防ぐことにした。
受付とミーティングを済ませて5時30分に出船。 減水はさらに進んでおり、2本ポール
の間のゴロタ石は完全に露出していた。 16日よりも10cmは落ちたと考える。 事前の
情報では、鳥居沖やUFO等の大場所ではコンスタントに釣れている、という情報。 しかし
完全に分かっていなければやりきることはできない。
朝のうちはノブ氏とともに下流に行き、護岸を打つ。クランクで巻き、スモラバでミドスト
等で誘い、というパターンで護岸を流していくが一向に当たらない。 エリアがダメなのか、
レンジなのか? あとから分かったが、下流は超単発であった。下流で釣った方も、沖に単発
で浮いているブイを撃ったら1300gが釣れた、とかかつての高滝ではありえないパターン。
最下流の橋桁を撃っていると雨が降ってきた。 そのまま垂直岩盤でミドストるも空振り。
道路跡を軽く舐めてから一気に最上流へ。 UFOは軽く魚探だけかけて、境橋スロープへ。
今日の参加者でもこの泥スライダーを逆流して船を引っ張って上流へ行った人がいるのだから
その根性に敬服である。 ちなみに上流組は壊滅であった。
秋にスクールが回ってくる水車裏で魚探を見ながらダウンショットを撃っていると、Aさん
がやってきた。 なんと2本持っている、という! すげー。 ちなみに昨日はここが結構
釣れたそうだ。 Aさんによると、朝一は鳥居沖で結構連発していたそうだ。 たしかに鳥居
は大船団になっている。 それ以外でもボート屋周辺はやはり魚影が濃いようだ。これはN氏
も言っていた。
ボート屋対岸の階段で粘ってみよう。 と思ったが、階段沖はどうもアタリがない。これは
おそらく2本ポールの部分が完全に干上がってしまっているので、水通しが悪くなっていると
考える。 ということでこの階段沖に、2.5mのフラットから一度軽く2mくらいまで盛り
上がってから一気に4mまでストンと落ちるブレイクがあるので、そのブレイクの落ちた下を
レッグワームのダウンショットでチェックしてみた。 通称、城壁ブレイク、と呼んでいる。
9:50、ようやく明確なバスのバイト!!
ディープで食った! しかしながらその重量感で結構なサイズと分かり、慎重にやりとり!
ドラグを調整し、時間をかけて弱らせる! 大会であることを忘れ普通にバスとのファイト
を楽しんでしまった。 まあそれが良かったのかもしれない。
無事、ネットイン!

おっしゃ、キロフィッシュ!!
ライブウェルに入れて、水を追加する。 排水ラインまで来たのを確認し、再びロッドを
握って立ち上がると、自分が釣った場所に数艇入ってきてしまった(笑) まあこの場所は
見られないように、というのが不可能な場所だ。
しかしその後はかんばしくなく、単発だったようだ。 後から入ってきた方が2本釣った
が、いずれも豆。 その後もこの周辺で地形変化を探る釣り中心に残り時間を釣ることにした。
いやー、それにしても大会で釣った、とかじゃなく、純粋に高滝で久しぶりに釣った!という
ことが素直に嬉しかった。 むしろホッとした。 この大会はリミットが2尾。1尾獲ると
気分的にはかなり楽になる。 この後、もう1本、ちびでもいいから入れてリミットを確保し
その後、きっちり入れ替える展開にしたい。 そう考えて再び釣りを続行。
鳥居沖の船団で釣れているのは、唯一一人だけ。 他は誰も釣れていない様子であった。
いろいろなアングラーと話したが、全体的には結構釣れている様子。 7~8本釣っている
という人も数人いるから驚きだ。 こういう展開でパターンにハメたら強い人達ばかりだが。
UFO、水車裏、では結構連発で釣れる光景も見られたそうである。 ただ、サイズはあまり
良くなかった様子。
その後、古敷谷入口のブレイクや沈みモノを軽くチェックし、再び城壁ブレイクで粘るも
もう一本が獲れずにタイムアウト。 気分的には300gとかでもいいから続けてもう1本
釣ってリミットメイクしていれば、かなり違ったのかもしれない。 すべては朝一で下流に
向かったのが大きな判断ミスであった。 最初からボート屋周辺の釣りに徹していたら展開
は変わっていたかもしれない。

検量の風景。 思ったよりも釣れている。 70名参加中、50名はウェイイン。 相棒
ノブ氏は残念ながらノンキーに終わってしまった。 ロミヒーさんにもお会いしたが、何と
今回はロミヒーサイズではない、ナイスサイズでのリミットメイク!? 詳しくはロミヒー
さんの記事で!! いやー素晴らしい!!
自分のスコアは1本、1115g。 38位。

もう一本が獲れずに涙・・・。 もちろん、昨年くらいからあまり通っていないからこういう
結果になるのだろう。 やはり上位に行く人達は亀山だけでなく、高滝にもかなり通っている。
しかし、この1本には大きな意味があった。
この大会はシングル戦はともかく、ノブ氏とペアを組んでのペア戦にもダブルエントリー
している。実は7月の大会時、自分はゼロフィッシュだったが、ノブ氏の1尾でからくも1次
予選突破。 今日が2次予選であり、ここを通過すると、エクストラステージである片倉ダム
でのペアクラシックに出場できるのである。 それには、ペアでのウエイト勝負で20位以内
に入らなくてはならない。
なんとか自分の1尾でペア戦は14位で予選通過!! 秋の片倉ダム戦という意味不明な
最強ペア決定戦に出場することになったのである。 まあこれはこれで面白い経験になるだろう。
さて、それではまた次回の釣行記で!!