神秘のダムは再びスロープ使用不可能なレベルへと減水してしまった。 本当にお盆前のあの
タイミングで2DAYSを実行できたのは運が良かったとしか言いようがない。 台風クラスの
大雨が降らない限り、今シーズンの出撃はもう不可能かもしれないのだ。
さて、本来は神秘のダムツアーとしてもよかった今週の釣行だが、減水で平地での釣りをやむ
なくされる。 週末にシンザンカイ高滝戦があるため、そのプラというのが一番の優先順位となる
はずだが、16日のNBNFで高滝での釣りに完全にやる気無しモードになってしまった。普通に
釣れるならまだしも、あれじゃあちょっと行く気にならない。 あの日の経験で、これはこれ以上
プラをしてもやらなくても当日の釣りは変わらない、と判断したからだ。 むしろ状況はもっと
悪くなるのではないか、とすら考えている。
そんな訳で選択肢は二つ。 ホームリバーか秘密の川、である。 ここ最近、ヤングなラージ
の元気がいい、という話なのでここはひとつ、秘密の川にでも行ってみることにしよう。そんな
訳で前日夜にフットサルがあったのでお疲れ寝坊モードで8時出船。 スロープには誰も居ない。
この秘密の川のスロープも、自宅から60kmとホームリバーの次に近いフィールドである。
満水シーズンもあとわずかで終わり、秋の減水シーズンを迎えるのだ。 とりあえず午前中は
ラージ的な釣りでチェックしてみるとしよう。 まずはスピナーベイトでとあるストレッチ。
ゴンゴンッ
おお!いい感じのバイト!!
ぷるるんっ

そりゃないぜ…。 たしかにラージの元気はいい。 でもヤングじゃなくてベビーだ。
巻きをやめて撃ちに徹し、テキサスでカバーを撃つが、おそらくさっきのベビーサイズが
ガンガン食ってくるものの一向に乗らないまま、あっさり田んぼ前に到着してしまった。
するとここの流れがゆるいところで、チビの群れを発見。 20尾くらいはいる。
ルアーを投げると全員で追ってきて面白い(笑)

スモラバでこんな感じのサイズを4本キャッチ。
その後、面白いのでチビメタルを入れてしゃくってみる。

チビメタル、2本釣れた(笑
面白いのでついつい遊んでしまったではないか。しかし狙いはデカスモール。そろそろ真面目
に探さないとならない。 そうこうしていると、いやーなメールが来た。 あの男… 今日から
仕事じゃなかったのか? まあいい。 どこで誰がどんなのを釣ろうと、自分は自分のゲームを
するだけだ。 今年のシーズンここまで、様々なプレッシャーがあったり、いろいろな方面から
色々と言われたりすることも多々あったが、ブレずに自分の釣りを追及していくのみである。
さて、スモールの鉄板ポイントへ来た。 ここは今年、高い確率でスモールをキャッチして
いるハードボトムエリア。 伝説の紫のジグヘッドで狙ってみる。 ところが・・・

ブリブリ体型の25cmくらいのラージ。 うーん、ここでもラージなのか?
前回の自分のレポートでも、カバーにはスモールが入っていない様子、と書いたが、今回も
それは同じ様子。 ローカルのアングラー情報によると、例年スポーンからアフターへの一定
の時期だけ、スモールがやたらとカバーへ入ることがある、という。 BSGのメンバーが
カバスモカバスモ言ってた時はまさにそのパターン。 やはり季節が進み、本来の棲み分けの
エリアへと別れていったのではないだろうか。 自分はそう考える。
そうこうしていると、あの男から電話がかかってきたので、小さいワンドへと入る。ここで
電話をしながらスモラバを投げているとちび3連打。 電話を終え、エンジンで移動。NM橋
よりもさらに上まで一気に船を進めた。
ここからは似たような景色がしばらく続くセクション。 だが、意外なピンスポットが多々
隠されている熱ーいエリアである。 ここぞ! というピンでシャッドシェイプジグヘッド。
1本ちびラージを釣ったあとの13本目。

小さいけどようやくスモールをゲット!!
しかしその後、

ジグヘッドでこのくらいのラージが2本釣れてしまった。 スモールが濃いエリアはもう
ちょい上流だろうか。 スロープ周辺で30℃あった水温はここまで上がってくると28℃台 まで落ち着いている。
一気にエンジンでAK橋よりも上まで行き、今度は下りながらネチネチリグでネチネチ釣り
をする。 ワームはドライブシュリンプ3インチのグリパン。


うむ、やはりスモール専門の釣りをするとスモールが釣れる。 しかしサイズが上がらない。
とりあえず4本キャッチ。
その後も乗らないバイト多数。 ちなみにバラしも多い。
バラした時にシュリンプがぶっとんでしまったのでカラーを白に変えてみる。


ちょっとサイズアップ! 30cmくらいのも混ざって白でも4本キャッチ。
ちなみにスモールを獲っているレンジは水深で2~4m。 やはり水深があるところと
流れの強さ、そしてボトムのマテリアルがハードであるエリア、という条件が整っている
エリアではスモールが連発した。 しかし、1級場所でも40UPのスモールが出ない。
そうこうしていると南風が爆風になってきた。
川を下りながらなのにエレキを80%くらいで踏まないと進んでいかないレベルになる。
風裏をエンジンで探しながら移動。 風裏エリアでジグヘッドで15cmくらいのラージ
をキャッチしたが、風がそれ以上釣りを継続できるレベルではなくなってしまった。 当然
波もかなり出ている。
結局16時にスロープへと帰還。 ビッグサイズを狩ることはできず、24本にて終了。
まあ数だけは出たが…。 でも久し振りにのんびり一人で釣りをすることができたのでそれは
それで良しとしよう。 他のアングラーはもうひとつのスロープから1艇とオカっぱり2名程。
さすがは盆休み明け釣行だ。
さて、次回釣行は木曜日。ここはホームリバーか、または秘密の川再戦か、それとも高滝か。
まだ決めてはいないが、とりあえず出撃することだけは間違いないだろう。 それではまた。